もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

先週の日々の業務?

先週は現場や講習会講師などで事務所に居られず、「報告書が間に合わない〜」という感じでした。

特に現場仕事では”雨”で予定通りにいかないのですけど、無理やり雨の中に測量をしまして・・・・この週末は機材の分解・乾燥のメンテナンスで2日かかってしまいました。

昔現場代理人だった際には、天候で1.4倍の工程で計画し、夏場は1.2倍で工事の工程を作っていました。しかし自分の仕事の際は・・・・1.0倍でやっていますので予定はダメになってしまいますね・(苦笑)


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週中の2日間は新入社員のCAD講習を行っていましたが、7時間×2日はなかなか体力がいるものですね。年にCAD講習も4回ぐらい行っていますが、オイラみたいな現場のことばかりを話す講師では”まずい”なと思っているところです。でもこの講習で今後の現場を乗り切ってくれればこの講習も正解だったのかと・・・祈るばかりです。


2日講習の晩御飯はちょいと広島駅周辺に行きましたが、なんとも怪しい店を見つけてしまいました。


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なんと  ”10分100円の飲み放題” ビールからカクテルなどおまけにウコンの力も飲み放題。そして付け出しの枝豆も・・・食べ放題。


まじか!!  


店主もノリノリの面白い人で、親切に対応してくれる人でした。

料理もおいしい上に大盛。鳥唐揚げは1人で食べれないほど出てきました。


で、気になるお勘定は・・・1時間居て7杯酒を飲んで料理を3つ頼んで、占めて2200円でした。「本当にこれでいいの?」と数回聞いてしまいました。


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お客が少なかったのか、見送りはこんな感じ。(笑)


おいしい夕飯でしたが・・・ちょっと罪悪感が残るお店でした。(笑)

測量の効率化

今年の梅雨は・・・10日間。やっぱり無理があったのか?今週は雨が多い日が続きますね。

田んぼの稲も穂が出だしまして、水がたくさんいる時なので、農家さんとしては水がいるのですけど、日光も必要ですので来週ぐらいからはちゃんとした夏になってくれることを祈りましょう。


さて先週末は測量のお仕事をもらっている会社さんに、トータルステーションの自動追尾を使う練習を現場でしていました。


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Topconの杭ナビですが、施工個所が狭いところでしたら比較的使いやすい測量機です。

新規で自動追尾を使い始められる建設会社さんに、講習をするのは2件目なのですけど、はじめは操作に戸惑いと360度プリズムをずっと追尾させながら移動することが、難しいようで、機械設置だけでも時間がかかっていたのですけど、半日練習されただけでとりあえず一人で測量ができる感じとなりました。


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4月に教えた建設会社さんも時たま電話がかかってきていましたが、最近は全く相談がなくなりました。


先日も別な建設会社さんにトータルステーションの自動追尾を薦めてみましたが・・・

「以前使ってみたけど信用ができないから普通のトータルステーションで測りなおしました。それと・・・あまり便利と感じなかった」という言葉をもらいました。


オイラが察するところ観測するデータの作り方がいまいちだから便利だと感じないのだと思います。

今回も床掘や設計の高さを計算した平面図をオイラが作って、それを使って現場を施工してもらうようにしました。


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平板ソフト(福井コンピューター製 TREND-FIELDを使用)


他社さんもそうですが、途中で図面が変更になると、今度はこれをもとにして図面変更を自分でされて次の測量をされています。


オイラがTSの自動追尾を導入して12年目になります。測距スピードが遅いながらレーザースキャナーもついていましたので、一人で測量をして歩いていました。

工事現場で計画通りに施工するためには、測量機は必須。現時点オイラが勧めるのはTSの自動追尾と平板ソフトを連携して工事を行うところですかね。

暑い日の測量

いつもはまだ梅雨の時期なので気候が安定しないのか、雨や湿度が高い日がありますね。

先週は気温は33度ながら湿度70%の日に丸一日測量をしたのですが・・・ヘロヘロ君になってしまいました。

案外と気温が35度近くても湿度が40%台の方が体は楽かもしれませんね。


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工事現場内の作業や重機・ダンプを避けながらの基準点測量は思わぬ障害が発生しますので思うようなスピードで作業ができないものです。

この日は延長700m、基準点を20か所+現況測量をしたら、空調服を着ていても汗だらだらものでした。もちろん基準点の杭打ちから始まりますので、大ハンマーを振るだけで朝から汗だくでした。

しかしいつもこんな仕事をしているのですが、「もっと近代的に早くできないのか?」と思っています。

そこでTS本体は仕方がないと思うのですけど、後視と前視のプリズムはどうにかなるのではと思っています。先週から作れないものかと機材をネットで選定しているところです。

また出来上がりましたらここで紹介させていただきます。

プリクラのカメラ

梅雨明けをして7月に入って、暑さと疲労が取れずにいるもぐらでございます。

今週も1kmぐらいの基本測量が入っていますので、倒れないように気を付けることにします。

さて、昨日は親戚に家を買ったということで”家見”に行ったのですが、今の家にはいろんなものがついているのでびっくりですね。写真を撮ってくるのを忘れたのですが、家の外には電気自動車との接続端子や、揺れを感じた際に耐震構造になる鋼材など、知らないものがついていました。

高い買い物ですからね。今後の未来に向けた装備がついている家を買いたいのは当然ですね。それとその地で一生暮らすという意味でもあります。オイラみたいに先祖からの引き継いだ家や土地で暮らすというのとはちょっと違う意味で”勇気”がいる決断ですね。


そんな親戚の家で目を引いたのは1台のカメラでした。


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「いつの間に一眼レフを買ったの?」

と聞くと、

「あ、これ貰いものなんですよ。ゲームセンターで使っていたプリクラを捨てるために解体していたら、これが入っていたんですよ!」と。


「えええ!プリクラ機の撮影にはCanon 70Dが使ってあったんですか」と驚きました。

超広角レンズに一眼レフ。 さすがにおじさんはプリクラに入ったことが無いんですよね(笑)

でもきれいに映る理由はこんな機材を使っていたということで納得です。


もしかすると証明写真を撮る機械にもこの手のカメラが入っているのかもしれませんね。 

夏が来た

まさかの ”2022年梅雨の期間15日”。まじかい!と思ってしまいました。

いつ梅雨に入ったの?と思っていたが「もう明けたんかい!!」と突っ込みがはいることになりました。なので昨日の道路現場ではじりじりに暑かったです。


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しかも事故のおかげで道路は大渋滞で、このGNSS測量の後の対回観測では、反対車線の基準点が見えないなどで、思わぬ苦戦で車が少し動いたタイミングで測距を行うことになりました。

(国道2号線でトラックの積載物が散乱)

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事故直後に、この現場を通過したしたので現場にはたどり着けたけど、仕事には影響がありました。


その帰りに一本の電話。

「もぐらさん、お盆前に舗装が終わりますので計測お願いしますね。」と。

「お、お盆前・・・・?」

1kmぐらいあり、交通量も多いので、真っ黒い打ち終わりのアスファルトの上に最低2日間は突っ立っておかないといけない仕事。


何か早く計測できる良い方法がないか思案して、夏を乗り切ることを考えることにしましょう。

仕事車のDX

ちょっとは天候が崩れることが多く梅雨らしいかなと思いますが、この周辺は雨量がまだまだ少なくて、川の水が少ないですね。でも、”渇水”とまではいかないので、農業にも外の仕事にも良い感じの梅雨だと思います。


さて、以前から考えていたことをちょっと早いのですが行いました。


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仕事車のタイヤ交換。

新車についていたタイヤはちょっと固めなので、路面の段差で飛び上がってしまうことも多いので、タイヤの溝が4分山ぐらいになったら滑らかに走れるタイヤに交換する予定でした。

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トラックのタイヤ〜 という感じのパターンです。


今回変えたのが以前ジムニーなどにも履いたことのある、横浜ゴムのGEOLANDER。

それも H/T というオンロード用タイプのものです。

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夏用タイヤでありながら雪道もOKなやつなので、乗りこごちが変わりました。


路面の段差を超えるのが・・・”ガン” が ”ドン” に変わりました。


若いころは”走り車”に乗っていたこともあるので、タイヤや足回りにはちょっとこだわっていました。というのが、いろんなタイヤを使っていると、タイヤによって走りが大きく変わるということを知っているつもりです。


以前の車で、純正のタイヤで走っていますと雨の際にグレーチングやマンホール蓋の上で少し滑ってしまう傾向がありました。その際は新品でもすぐに違うタイヤに交換して雨でも滑りにくいものにしました。

タイヤには命を載せているところですのですでね。


年間約3万キロ走っていますので、業務で ”疲れにくい車” にすることとも今はやりの”DX”じゃないですかね。(笑)

となんだかんだ理屈をこねて新しいものにしてしまっただけかも。(笑)

路面調査

6月も終盤に入ってもほとんど雨が降っていなくて外の仕事はやりやすいのですけど、

「そういえば今年梅雨に入ったんだっけ?」

と今年は梅雨が無い?!のか?とネットで調べたら中国地方は6/14ごろに梅雨入りしたことになっていました。朝から気象庁の心配をしていました。(笑)


さかのぼるところ今月の初め。ある建設会社さんの工事でこんな仕事をさせてもらいました。


  ≪Mission≫ 道路の路面調査をUAVで


今回は約2.5kmをUAVで飛行して地上を撮影しました。


手順は

1)基本測量+工事用基準点を100mごとに歩道に左右に設置

2)飛行計画+関係周辺・役所へ許可

3)飛行

4)解析


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この道路は国道で、交通量は非常に多くUAV写真からオルソ写真(ゆがみのない連続の写真)を作るにはまずは”車を写さない”ことが大切ですが・・・まず無理ですね。


出来上がったオルソ写真にはこのように車が写ったものが出来上がってきました。

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それを点群・オルソ写真作成ソフトで写真を操作しますと・・・・


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このように車を削除して、路面が確認できるようになりました。必ず車が写りこむことを想定して、飛行ルートや撮影方法を考えて飛行していました。


ちなみにこの写真は地上70mから撮影しています。


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小さな測量ピン+白笠をつけて、100mごとの基準点を作成していましたが、このようにオルソ写真でも確認出来て、計算上誤差は全線基準点で数mmで作成されています。

ちなみにジオタグ(緯度経度情報付き写真)で作っていますので、写真をCADに取り込むだけでこのように正確な位置に張り付いてくれます。(いっさい手直しはしておりません)


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このUAV撮影で得られるデータは

 1)路面ひび割れ調査

 2)線形の作成

 3)道路幅員

 4)路面断面(この後TLSで測量していますので、どれだけの誤差があるか確認中)

 5)現況の平坦性


image(点群)


ちなみに今回作成した写真データ容量は35GB。

これをどのように取り扱うかが決め手ですね

時間の使い方は大切ですね

皆さん! 時間の使い方は上手にやりましょう!!


と、時間に追われておりますもぐらでございます。

仕事の時間だけでなく地域家庭諸々と気が付けば時が過ぎている状態・・・期日オーバーなことも・・・(苦笑)


さて昔オイラの理論では、時間に追われる原因って・・・・ ” 携帯電話が普及したから〜 ” と言っていましたな。


30年前ごろは営業マンは”ポケットベル”を持って歩くのが常識で、ベルが鳴ると固定電話から会社へ電話して要件を聞く。 そして急ぎの予定に入れるようになりました。


時は数年たち、技術は進化して携帯電話が出だしました。お客さんなどと打合せをするにも、アポとかとって訪問か、固定電話で話をして決まるものでしたが、携帯電話で連絡するとすぐさま次の行動に移れるようになりました。


そして日本は生産性がどんどん上がって、給料も上がって豊かな日本が出来上がって行った・・・・??

人が良く働くようになって、1つ製品も短期間で作れるようになって・・・1つの商品単価が落ちて行った日本です。


驚くことですが、オイラが就職した際の初任給の金額は・・・今も大事に守られております。!?

なので海外からは日本は、「安くてよい商品を作れる人材がいます」状態になっているのですけど、日本だけに住んでいると、自分の立ち位置が世界からはわからないものですね。

(オイラもですけど)

「井の中の蛙大海を知らず」


という言葉がありますが、

「見識が狭く自分の範囲内でしか物事を考えられない」

というときに使われますが、世界と比べなければ幸せであるとも読めますね。


でも世の中は”標準”にしたい人ばかりですので、最近は”値上がり”、”単価上昇”に拍車がかかっています。30年間対策されていなかったから、世界から大きく離されていった感じですね。


すべての人間において、時間は平等に与えられています。


自分がどのようにその時間を使うかですね。 

2022撮影のお仕事

体中が痛い・・・・という朝を迎えました。

昨日はまた体育祭の「撮影のお手伝い」に行きまして、立ったり座ったりと”屈伸運動”をひたすらやって・・・筋肉痛でございます。


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暑かった〜 という感想です。

コロナ対策という中での体育祭なので、競技もあまり接触のないような競技に代わっていました。今年は観客も入っておられまして、家族の撮影に邪魔にならないようにできる限りグランド内では座ったり撮影の時だけ立っていまして、”屈伸運動”という競技に出場してきました。


そのうえ望遠レンズと標準レンズの入れ替えをしたくないので、2台を常時持ち歩いていまして、腕も筋肉痛でございます。


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今年もカメラに助けられた撮影でした。動いている被写体にずっとオートフォーカスがきいて、タイミングの良いときにシャッターを切る。なので、ピントは”ガチピン”になります。

昔のカメラとレンズでは失敗が多かったのですけど、今使っているのは本当に優秀ですね。


昨年夏には息子の結婚式をプロのカメラマンにお願いしていまして、最近はデジタルなのでたくさんの写真をもらうことになるのですけど、見たらどれも難しいシーンでも失敗がほとんどないものでした。プロの方もシーンに合わせてカメラの設定をされていまして、この細かな設定ができるかがプロと素人との違いなんだなと感じます。


オイラは競技や撮影場所などで1枚撮影して、画像をチェックしては常時設定を変更しています。が、慌てて設定を失敗してることも多々あります。まだまだですね。(苦笑)

現場を三次元化することでコストを落とせるか?

梅雨も近づいて天候を気にしながら仕事をしなければいけない時期になりました。

測量機は雨は弱く、壊さないように・・・雨の中で使っています。(苦笑)

しかし雨の中で測量機を使っていますと・・・人間の方が先に壊れてしまいますのでほどほどにしています。


と、現場仕事と大きなデータを取り扱うことが多くなりまして、思わぬ時間を費やしてしまうことが増えてきました。


先日は大きなデータをサクサク扱えるパソコンが現場にないということで、プレゼンのお手伝いで会議に参加させてもらいました。


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点群だけなら点を間引いてそれなりに低スペックのパソコンでも取り扱うことができるのですが、”複雑な3Dソリッドデータ”があるとそう簡単にはいかないのです。(ソリッドを分解してサーフェスにすると少しは軽くなりますけど)


この写真データはモデルと点群を合わせたものでして、メモリーが20GB以上必要になっていましてノートパソコンで16GB以上入れてあるものは非常に少ないものです。


それよりも3Dデータをプレゼンに使うことって結構難しいものです。3Dモデルをクルクル回して見せるだけでしたら、現場の3次元化は意味がないものです。


オイラが思っている現場を3D化にする理由は・・・

1)3D化にすることで設計図面の構造・形状に不備がないか確認できる

2)現場に行かなくても、3Dで必要な寸法を測り、計画をすることで早く対応する

3)数量の算出

 など

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何もかも現場の職員だけでは3D化する時間がないかもしれないので、分業ということで3Dモデルや現場内の点群作成はアウトソーシングでもよいと思いますが、現場のかたはそれを使い切って現場のコスト縮小に努めなければ、現場の3D化は無駄になるでしょう。


では3D化することでどうやってコスト縮減・現場の効率化に持っていくかは人それぞれですが、オイラが思うところでは、きちんとした形では無いところだと思います。


1)リスクアセスメントへの活用

  (安全を持ち出すといくらお金がかかるかわからない)

2)現場職員の完成へのイメージ作り

  (モデルを見て製作に関する問題点や完成への知識を入れる)


などですけど、もともと設計図面が作成されている施工現場では、お金を落とすための3D化は少ないと思います。でもコンサルタント会社みたいに公共工事などの計画をする際には、施工会社のロスにならない(施工手順や工法)で、この3D化にすることで、コスト落とすことは十分にできることでしょう。


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なので、施工現場で3D化する必要性といえば・・・・


3)発注図面の正当性や、コンサルタント会社が作成した仮設計画が本当に良いのか?

  を調べるために使用

  (「発注図面なんて信用していないよ!」発言になってしますが(苦笑))

というところでいきますと、施工現場でもコストを落とすために3Dを使うメリットはありますね。


最後にですけど、これはオイラの個人の感想でして、公共工事への3D化目的とは違うことがありますのでご了承を。

地域行事

6月に入ってしまいました。 6月といえば梅雨ですけど、天気の良い日が続いて気持ちが良いのですけど、畑は水を欲しがっているようです。(笑)


先週の日曜日は、3年ぶりに地域の行事を行いました。

『安田でかマルシェ』というフリーマーケットですね。


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第1回ということで、だれも手探りで行った地域行事ですが、この周辺の方が参加してくれて、お店を出してくださって、久々に賑わいを見まして、来てくださったお客さんなどは

「元気が出た」 と。地域の人が集まれる場所があると、いいものですよね。


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地域の行事として何ができるかをみんなで考えたのですけど、田舎なので”土地”はあるので、自治会では場所を提供してお店とお客さんに来てもらえるお手伝いをすることが、この地域を元気にすることになるだろうということになりました。


この行事は5/10に決めて5/29に開催した行事ですが、今年の反省は・・・

「出店者への案内が遅かった+集客不足」(苦笑)


このマルシェの良いところは・・

・お店とお客がメインで、スタッフがそれなりで開催できる。

・地域の人が集まれる場所が作れる

・広告・案内費用のみで、費用が少なくて済む。

・自治体もお店を出せば儲けれる。


次は10月末に開催することに決めましたが、今回の反省や、広告用の写真を撮りましたので、もっと大きな会にすることで締めくくりました。

イベントのためのグランド整備

5月も終盤になり、「6月ならまだ仕事は大丈夫ですよ!」といったもののもう目の前なのに5月の予定が終わらず、七転八倒 しているもぐらです。

最近は巨大なデータと戦うことが多くこの春にメインPCやデーターサーバやバックアップを補強していてよかったなと安堵しつつも、根本的に”手探り仕事”(みんながあまりやらない仕事)なのでテキパキと進めることができないのが原因でもあります。


さて、コロナもあまり気にならないような世間になりつつありまして、ここの地でも以前の運動会の代わりにイベントを開くことになりました。


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これって何?というようなお題にしていますが、要は「フリーマーケット」を旧小学校のグランドを使って行うというイベントです。

初めてのことなのでとりあえず町内のお店やビラを配って募集しました。

1年目は20店舗が参加してくれればよいかなと思っていましたが、25店舗集まり5/29に開催します。


お客さんを受け入れるためにはまずは場所の整備。

5月の初めにグランドに除草剤を散布して、先週末にこのように軽トラックでレール+ブラシをつけたものを引っ張って均しました。


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レールだけを引っ張ると地面に段差ができるので、ブランド整備用のブラシを2つ取り付けて使っています。


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小学校があったころはもっと出番があったのですけど、最近は年に3回ぐらいです。ちなみにこのグランドを整備することは地域振興会の担当者ということにもなってなく、地域の人もなんとなく・・・「グランドを均すのはもぐらさん」というような位置づけになっているようです。(苦笑)

路線測量

あれこれと現場の作業が多い日々ですので、週末が待ち遠しくなっています。休みたいから? いやいや、内業をしないと現場のデータがまとめきれないからです。(苦笑)


先週は延長2.5kmの基本測量を行っていました。100mごとに左右に基準点を置いた上に常設の基準点がありましたので、60か所。設計コンサルタント会社さんではこんなの日常でしょうけど工事の測量としては長いですね。


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この道路には250mごとに真鍮鋲の基準点がありますが、これが曲者。X、Y座標は正確でもZ(高さ)が、合っていない基準点なんですよね。


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2.5kmを水準測量をすると10cmぐらいのばらつきがあるのですよね。どう見てもGNSS測量で基準点を設置してあるようです。


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で、国土地理院HPより一等水準点場所を探り、どの基準点があっているかチェックをしてみたという感じです。調べてみると比較的新しい真鍮鋲基準点は、高さがあっているということがわかりました。


本日も標高800mのところに測量に行くのですけど、ここも計画が20年以上のもので、地質の変化があってか、基準点が高さが合っていない基準点が点在します。


大型工事がある前にはきちんとした測量データをまとめて建設会社に渡してほしいものですね。

現場の3次元化

今週もずっと現場続きで、春を通り越して夏になったと感じる日々です。(苦笑)

今週は『駅のこ線橋3次元化』のお仕事と、『2km現道の基本測量+舗装修繕の計画用測量』という感じで、体力勝負のことばかりです。


で、最初の「駅のこ線橋3次元化」で、お知り合いにも応援に来ていただいて地上型レーザースキャナーを3台導入して計測してきました。


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駅のホームに入って測量ができればもっと楽だったのかもしれませんが、お客さんがいるところでの仕事はダメということで、すべて一般道から計測しました。


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細かい箇所も結構あるので機械の据替も120回ぐらいになっています。


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このこ線橋の修繕工事において、電気が通っている架線とのクリアランスや、個人の家の中へ足場などを設置する際のシミュレーションとして、点群を活用していくための3D化です。


最近このようなUAVなどもですけど、3次元化にして計画をすることにより、工期短縮とか”失敗のない計画”で、工事を終わらすことができるようになり始めました。

今年初めに仕事として舞い込んできたのが・・・

「都市高速高架橋の修繕計画を4Dで行う」 

(4D = 現場を3D化して時間をつけて3D画像で工程を作成)

ものでしたが、なにぶん零細企業でしてこんな大きなことをする機動力を持ち合わせておりませんので、行ってくれる業者の紹介でお断りさせていただきました。


しかし公共工事において、工事を発注する段階のコンサルタント会社で、きちんと施工工程を考えて設計を行うことは絶対にコスト(費用)を抑えれると思います。


あるコンサルタント会社の設計している人は

「うちはマニュアル通りの計画をするだけです。施工方法は建設会社さんが考えるものです」


と言った人がいますが、結果的にまともに施工できない構造物を作るようになっているので、現場では仮設物の変更だらけで結局いらない税金を投入する羽目になっている現場もあります。


土木工事においてもきちんと計画をしておけば施工もスムーズにいけば、人間かかかわる量が減って、利益も出るものです。あと「安全」に関してはどれだけコストかけるかは、現場の人次第です。危険度というものは数値では表せないですよね。 ”各自の気持ち” で数値は決まりますのでね。


点群にすることは機械がやってくれるのですが、これから現場の人が使いやすいデータに作り替えていくのがオイラのお仕事。3D化にしても現場の人が使えなかったらダメですからね。

「現場でオイラがこの点群を使うにはどうする?」を考えて納品するつもりです。
(でも簡単にはできないですよ)


田んぼの管理

連休明け、仕事をバンバンに入れていましたが、週末の雨のせいで、内業を2日間行いましたが、事務所にいますとご近所さんが・・

「もぐらさん今日は事務所にいるんですね。パソコンをちょっと見て!」「地域の行事予定は・・・」などと別なお仕事もやってきまして本業が、そっちのけになってしまいます。でも ”頭の切り替え” ということで長い目で見た際には体調管理にも必要なことですね。


ということで農業もやっておりまして、今朝は田んぼの草刈りをして、これから2現場の測量に出かけてきます。


”草刈り” といいますと皆さんは長くなった草を想像されるかもしれませんが、田んぼを作っている際の草刈りは小さな草から刈らないといけないのです。


原因は・・・ イノシシ!!


昔はイノシシなど田んぼに出てくることは稀だったのですが、いまではこのように電気柵や金網を田んぼの周辺に張っておかないと田んぼ内を荒らして、田植えをしたのも台無しです。


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このように支柱(オレンジ色の棒)に黒のガイシを取り付けて配線をします。そして我が家では夜間のみこれに電気を通すのですが、この線に草が当たると電気柵に使う電池があっという間になくなってしまうのです。(アースになってしまいますので)


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そこでいつもこの電気柵の下だけは草刈りか除草剤を散布して線に草が当たらないようにしなければならないのです。


じゃ、草刈り機で・・・と思われますが、通常の草刈り機ではちょっとミスをすると、このオレンジ色のポールも切り倒してしまうんですよね。(苦笑)


そこでオイラはこれを使っています。


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充電式ポールヘッジトリマ 


高枝や垣根の高いところの枝を刈り取るものですが、このようにヘッドが自由に角度をつけれますので、線の下にヘッドをおいて歩くだけで草が刈れます。そしてポールにあたっても切れないのですよね。

100mぐらいの草刈りも15分ぐらいですかね。ちょっと仕事の前に草刈りを・・・(田舎の人しかしないか)にも便利です。


これからが草との戦いは本番。でも今後は、草刈らないようにイノシシを狩るようにしてみるかな。(笑)

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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