土木設計図書(設計図面)に関する疑問がオイラの中で出てきました。

こちらの中国地方の国の仕事では、設計図書積算参考図

2種類があります。(全国的なのかは分かりません)

どちらも構造物を造るに当たっては非常に大切なものですが

どのように分けてあるかと云うと

 

設計図書

  位置図

平面図

標準横断図

構造図と構造物を造る基本の設計図  等

 

積算参考図

  任意仮設図(発注者指定の仮設ではなく、業者の考えで

施工方法は変えれる仮設)

構造物の床堀を計算する断面図

それに関する構造図            

展開図                    等

  

なぜ2つに分けなければならないのかな?とCAD図面番号を

つけていたら疑問に感じ出した。

 

  

最近は少ないけれど以前は設計図面だけでは構造物を造ることが

できないときもありました。(記載内容が足らないため)

そのときは数量計算書内の積算根拠図をみて構造物を

作っていました。

それが今は積算参考図として発注図面に付随しているものと

オイラは考えています。

(違っていたらスミマセン)

 

現場としては積算参考図なら業者側で寸法変更や構造変更を

比較的簡単に修正できるものとして考えているものでした。

しかし今は構造物・仮設物の変更においてすべて発注者との

指示・協議により決めていくのであれば、設計図書も積算参考図も

一緒でも良いのではないかと感じています。

(書いていて文章力が無いため複雑になりました。スミマセン)

 

しかし積算参考図においては管理項目が少なくなるのも確かです。

 

例) 土工横断図において

設計図書 : 掘削断面の管理が必要。

 積算参考図: 掘削断面の管理が不要(床堀とか工事が完成する

ときにはその断面がなくなっているため)

 

少し長くなりましたが結論は

CAD製図基準(案)に準じた連番を付けるのに、今後とも積算参考図

を取り扱うのなら、そのあたりも記載してもらいたいものです。

(あまり縛りが無いほうがいいのかな?)