先日工程が遅れる要素を書きましたが、解決策を考えてみたいと
思います。
工程が遅れる理由の多くは人為的ミスが多いことを列記しましたが
その多くは他人によることが多く、現場代理人が直接関係ある
ことは日ごろの工程管理と思われます。
特に工事が着手できない人為的ミスにおいては発注者・受注会社
の体制が揃わないことが大きく影響しています。
だからといって現場代理人は指をくわえて待っているだけでは
もっと工程が遅れてくる元となるでしょう。
ココでオイラの早く工程を進められる解決策を列記しましょう。
(所々、まじめに読まないでください)
着手時において
受注時には早めに発注者と顔合わせをする
−直接会話をせずに工事は始まりません
現場事務所を早く建てる
−会社の机では何かと落ち着かないので、早く一国の主に
なることで業務がスムーズに行きます
(会社に居ると別な用事をさせられる)
現場をじっくりと眺め、工程・施工計画を作成する
−ココが大切。完成させるまでの工程イメージを頭に叩き
込んで工定表・施工計画を作成する
会社の体制(職員・実行予算)を急がす為、上司の尻をたたく
−待っているだけでなく、さりげなく急がす
図面の照査は最初にしておく
−現地との不整合を早めに把握しておく
施工中において
協議書は早めに!
−これがなかなか出来ないものです
協力会社の工程が開かない様に工程を組む
−一度逃してしまうとなかなか帰ってこないことがある
天気予報とアメダスをにらめっこする
−ハイテクの天気だけでなく、野生の感をしっかりと働かす
発注者とのコミュニケーションをしっかりとる
−人間同士。話をしないと意思が伝わらない!
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まだまだたくさん有りますが、思いついたことを書きました。
しかし時間は取り戻すことは出来ないのです。(当たり前か)
でも着手時はこのことに気づきながらでも、のんびりしていることは
有りませんか?(あ・な・た・も)
最近の国交省の現場は工事着手するまでに非常に長くかかっている
傾向にあります。でもこの時間が最後に響いてくることは間違いが
無いのです。
今苦しんでいるあなた。次の工事では、着手時が工程を左右する鍵です。
施工計画の一部を助けるアイテム
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ただ着手時の段取り悪さは、年々増加傾向です。
そして、それは現場が起因で無い場合が多いのです。
(困ったもんだ・・)