昨日に続き現場で横着(おうちゃく)をすることです。

 

オイラの場合 横着 = 簡潔化又は合理化 と考えています。

(いやな言葉が出てきたとお考えの方もいるかも)

これは現場だけの話として、お読みください。

 

今の工事現場においての業務は飽和状態ではとオイラは感じています。

業務内容を簡単に列記してみると

 

着手時には

  施工計画書・工定表・実行予算書・基本測量・照査・ISO書類

 

施工中は

  工事打合簿・現場測量・施工管理(品質出来形)・予算管理 等

 

完成前

  出来形測量・設計変更・完成書類・支払い等

 

これに社内書類だのISO監査に加え、日ごろの安全管理がついてくる

訳です。

 

すべてを完璧に業務をこなしている人もいるでしょうが、ほとんどの方は

どこか手を抜いていると思います。(オイラを中心としてはいけないかな?)

工事打合せ簿の図にしたってそうです。手の込んだ出版会社が作った

ような打合せ簿を作る人もいれば、用件だけをきちんと書き、簡潔に

作っている人もいます。でも工事をするに当たってどちらでも良い訳で

個人の満足度が大きく左右しています。

この個人の満足度は厄介者で、上司と部下の間ですれ違いが出ている

根源となっていることでしょう。

 

この当たりから横着の出番です。今や書類のほとんどをPCで作成して

いるわけで、通常使うものはきちんと雛形を作成し、社内で運用すれば

業務の合理化が出来るものです。また整理方法も社内で見本とデータ

を配布しておけばきれいな書式で運用が可能となると感じています。

もちろんそれを自分なりにアレンジすることは可能ですよね。

昨日の続きでデータをもらっても自分なりに使えないとこれまた

無意味になります。

 

自分の思いばかり書きましたが、

 

横着をするアイテム(ソフト・データ)をどれだけ自分が持っているか!

 

が重要であることと、それを使いきれるかが業務を簡潔・合理的に

行えるカギになると思います。