建設CALS/ECの”CALS”は
各種情報を電子化し、その伝達、共有、連携、再利用を効率的に
行いコストの削減や生産性の向上を図る。
と、有りますが、CAD製図基準として全国的に統一が取れているのか、
また各省庁、県、市においても統一が取れているのか?と疑問に思えだしました。
(今頃になって何?と突っ込まないでください)
疑問に思っているのはCAD製図基準(案)ですが、国土交通省内においても
製図基準がまちまちなわけです。
とりあえず国土交通省と国土交通省港湾局 を比べてみれば
最初の図面枠から色が違います(黄と牡丹)。もちろん構造物ごとの色についても
相違があります。
発注者サイドは同じところでしか管理しないから良いのですが、請負者は
発注機関が変わるごとに図面の描き方を変えなければ成らないのです。
これではCALSの意味が薄れてくるのは間違いありません。
ちなみに広島県は港湾のCAD製図を使っていますので、国交省と県を施工する
会社は、両方の基準を覚えなければなりません。
せめて国土交通省から統一をとってもらわないと地方でCAESが浸透しないのも
無理なのではないのでしょうか。
2.受注者はカメレオンにならなくてはいけない(?)ということで(笑)。