しばらく、忙しくて更新をしていませんでいた。
何かとどのお仕事でも年末と年度末は忙しくなってくるものでしょう。
なんで年末って忙しくなるのでしょうかね?
やっぱり日本人だからですかね(答えになっていない・・・・)
でも1年間って区切の日となるので、お仕事でもそれを区切りに出来るところまで
仕事をやっておきたいものでしょう。
公共工事でも12月末の工事が結構あるのではないでしょうか?
また数量計算書(設計変更)の作成等もピークとなっています。
ではちょっと設計図面の使い方(設計変更)のコツをひとつ。
”旗揚げ”の修正
工事種目が書いてある旗揚げは修正するにも時間と誤記が問題となります。
通常旗揚げは黒文字となっています。
おっと、非常にカラフルとなってしまいましたが、どこにどの工種があるか
判りやすくなります。
時間が掛かるのは仕方が無いとして、”誤記”を少なくするほうが賢明でしょう。
設計変更前でこのようなことをするだけはもったいないと思われませんか?
発注図を貰った際、施工する前にこのようにレイヤ分け をして、工事に
掛かれば、施工の失敗も少なくなると思います。
またレイヤに分けておけば、各工事の協力会社さんに渡すときに不必要な旗揚げを消して
渡してあげることも出来ます。
レイヤ分け = 判りやすい図面になる+ミスの少ない図面になる
簡単に書きましたが、少しはレイヤ分けの大切さがわかっていただけましたかね?
今のCAD製図基準(案)ではせっかく分けておいたのに提出するときはまた1つに
しなければならないのですが、次のCAD製図基準(案)ではこのレイヤ分けをしたまま
提出できるようになります。
つまり設計業務できちんと分けられたデータを施工会社が貰った際、わかりやすい
図面が来る可能性が高くなったと思いますよ。
CAD製図基準(案)には、「分類」はあっても
「識別」という観点が不足しているように思います。
わざわざ別レイヤにしなくても、
同一レイヤに複数線色(場合によっては複数線種)もありではないでしょうか(協議をしなくても)。
その他のことも含め、意見募集にコメントをしなかった(できなかった)ことを悔やんでいます。