台風11号が広島県近辺を通過するということで、この週末は事前対策に追われるお役所や、行事を中止するなどして自宅待機する人など、予定が大きく変わったものとなりました。

オイラも早めに九州から移動しましたが、ありがたいことに大きな被害にあうことはありませんでした。

昔より集中豪雨など急激な雨量の増加を見せる気象現象があるので、身を守るには退避や事前準備が必要ですね。

話は少しずれますが、先日親戚の人が新しく家を建てたいと相談され、現地を見に行きました。
以前は山の中腹に家があったのですが、若者が田舎に帰ってくるということで、田んぼを埋めてそこへ家を建てるという計画。
田んぼを埋めるに必要な予算や地盤確認をすることなど相談にのりましたが、オイラが気になったことが一つ。
「この周辺には以前からこんなに低い位置に家を建てた人がいません」
地形をみると上流には山、平地が有り、この家を建てようとするところが急激に山と山に挟まれて狭くなっているということ。
つまり、急激に雨が降れば川の水位が大きく上がってくるということです。言葉では説明が難しいですが、先人の人が家を建てなかった理由は何かあるものだと。
東北の震災の際にでも、過去に津波が来ていた所にも家が建っていたと聞きました。過去に災害があったところには家を建てないのも身を守るひとつですよね。

土木屋さんは地形を見ることが出来る人が多いので、家を建てる際にはアドバイスをもらうと良いかもですね。