先週の初めの仕事は夜勤からスタート。

ありがたいことに今回も「写真屋さん」のお仕事をいただきました。
なんとも一週間前の出来ごとになりますが、「師走は逃げる」と言いましょうか、気付けば日曜日も終わってしまいました。

さて、話は先週ですが、夜勤で写真撮影?と思われるかもしれませんが、今年の2月、4月にも同じような仕事をしたのですが、夜間の工事現場において、延長が長くて暗い現場では、コンパクトカメラでは撮影に限界がある為、センサーの大きなデジタル一眼レフでの撮影が有効です。


image_thumb1

今頃のコンパクトカメラでも十分に写るのですが、問題は照明に向けてカメラを向けると急に感度が変わってしまい、真っ黒な写真しか撮れないことがあります。

image_thumb2
このような前方に光がある場合は、フルオートで撮影しますとこのように黒くなってしまうのですが、絞り、シャッタースピード、感度、フラッシュを手動で撮るとこのように手前からきれいに写ります。


image_thumb1[1]

道路の舗装工事のような場合は、照明と反射チョッキがカメラの露出を異常に変化させるため、黒い写真となってしまいますね。
実際コンパクトカメラではこの「絞り、シャッタースピード、感度」をマニュアルで設定できる機種は少ないのですが、「ミラーレス一眼」と呼ばれる機種では、このような細かい設定も出来ますので、ちょいと勉強されて購入されれば、特殊な夜間撮影が可能となるでしょう。「ミラーレス一眼は高いのでは?」と思われますが、1年ぐらい前の機種なら安くなっているでしょう。
以前オイラが建設会社にいたころは、トンネル工事を多くやっていまして、この手の撮影には結構苦労をしていました。で、大手建設会社の人から聞いたのですが、トンネル工事では一眼レフカメラと大きなフラッシュを専用に買って工事写真を撮っていたとか。

時代が変わりデジタルになりカメラも高性能になったのですが、夜間工事においては”カメラの設定”を勉強しておくことは大切かもしれませんね。

image_thumb[2]

image_thumb[4]

しかし、オイラもまだまだ修行の身。でもこのような夜の逆光でも撮影するコツは、

1、感度(ISO)を大きな数字で固定 (大き過ぎると写真が荒れまくります)
2、シャッタースピード、絞りを固定。

3、オートフォーカスは少し明るめのところを中心にしてシャッター半押し。
そして撮影範囲に合わせて撮影。

この日はすべて手動でピント合わせをしましたが、コンパクトカメラやミラーレス一眼にはピンと合わせが出来ないものがほとんどですので、このピント合わせはちょいと練習してみた方がよいでしょう。

工事現場は写真が命。 ともいわれますので勉強して損はないでしょう。