構造物数量の算出には

お盆休みが終わって初めての週末となりましたが・・・長かった〜という感想ですね。体がなまっているというか、ドタバタしていてこの一週間仕事を詰め込んでしまったという感じとなりました。

しかし、内業をメインとしていましたので、体力的には大丈夫で、本日土曜日に体力仕事の測量に出かけます。

さて、今週は脳が痛くなるようなパソコン仕事をやっていまして、ハイスペックなオイラのパソコンでさえ悲鳴を上げていましたので、電気代削減のために外していた『グラフィックボード』を久々に取り付けました。
 

今の最新式ではないのですが、無いよりはましかと。

公共工事の図面から３次元モデリングを作成していたのですが、単なるイラストでは無く、きっちりとmm単位まで正確に作成しており、これから作成される構造物のミニチュアですね。
 

オイラも以前砂防堰堤工事を施工したことがありますが、工事数量を計算するにあたりとても苦労した覚えがあります。もうずっと電卓をはじきひたすらコンクリート数量を出していました。

でもこのように３Dで作っておくことで正確かつクリックするだけで数量が出てくるのですね。また、高さ関係の不整合など実際に施工する前にPC上で作成していれば見えてきますね。

このデータは次に現場の測量などにも応用ができるので、これからも土木は進歩してきますね。（ちょっとしたお絵描きなので面白いですよ）

オイラは”見せる３D”より”業務簡略３D”に興味があり工事完了までこの３Dモデリングが活用できることを見つけていきたいですね。

Comments

[1. tetuya]

こんにちははじめまして私は京都に在住して建設業に従事しています。
３Ｄモデリングの作成にあたりどのようなソフトで作成されているのでしょうか。

[2. もぐら]

○ tetuya さま

ブログを読んでいただきありがとうございます。
8年前よりAutoCADを使用していますが、以前はVecterWorksを使っていました。
当時はスケッチアップなどは無くて、今も使っていません。

３Ｄをどのように使うかでソフト選択は重要でありますが、日々進歩していますのでどれが良いか・・・は、はっきりと言い難いところですね。

土木・建築では３Ｄの製品を作るわけで、図面データも３Ｄがいいのは分かるもののそれを作図する技術はまだ高いと思われます。が、あと数年後には”一般化”されてくるでしょう。

[3. 遠藤 元彦]

砂防工事の3D、素晴らしいですね。私も仕事柄縦横断図を立体化しようと、四苦八苦しておりますが、古いバージョンのAutoCADの3Dではなかなか上手く表現できず、ブログ主様の堰堤の描画を見てうらやましく感じました。ちなみにCPUはXEON、ボードはQuadoro　P2000・・・42型4Kを使用しておりますが、今のところ宝の持ち腐れです。ブログ主様ほどのスキルは望むべくもなくとも、もう少し表現力の在る、使い勝手の良い（体積等、簡単に導けるような成果）データを作りたいと思っていますが、なかなか。ちなみに、各CADファイルの変換は、RootProCADを使用しております。乱文にて失礼いたしました。

[4. もぐら]

〇遠藤　元彦 さま

ブログを見ていただきありがとうございます。

自分も清水の舞台から飛び降りた気持ちでAutoCAD2008を購入しましたが、今ほど３Dの需要が少なく自分の仕事だけでしか使わなく、お金にはなりませんでしたね。

上記の砂防も数量計算のみで、元請けさんがそのあとの活用が出来なかったので、進歩しませんでした。

遠藤さんもなかなかのパソコンオタクかと。（笑）
最近大きなデータを扱うことが多いので、

　”３D部分図で作成　→　新規図面で合体　”

する方がパソコンにも優しいのでそうしています。

あとはお客さんへのプレゼンは高スペックなノートPCが必要なので、「デスクトップで３Dをビデオ化」し始めました。（笑）

はずかしながら”RootProCAD”は触ったことがありません。この機に見せていただきます。