またつまらないものを買ってしまった・・・。


タップ・ダイスセット

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これ何? と思われる人も多いのではないかと思われますが、オイラは中学の技術家庭科の時間にこれを使いましたね。
これは『 ネジ山 』を作る工具ですね。


日本の一般的に使われているネジには「メートルネジ(ミリネジ)」と「ウイットネジ」が使われており、前者はmm表示されて後者は1/4などインチネジなのでよく「分ネジ」と呼ばれています。


なんでこんなものが必要なの?と聞かれますと・・・カメラの三脚は分ネジなのですが、メートルネジに接続して使いたい道具があるので、「ネジの変換機」を作りたく購入しました。


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左が分ネジ、右がメートルネジ


もちろん変換用のネジは売っているのですが、どうせなら自由にに作れるようにと作成工具にしました。


早速製作を。

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万力にネジを取付。


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オスネジを作るので、ダイスを用意。今回カメラの三脚ネジなので1/4のネジ山で作成します。

本来は大きめのボルトネジから作成するほうがきちっとネジ山が作れるのですが、今回は簡易ということで。
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ダイスを水平に保ちながら回して行き、ネジを切っていきます。


六角ボルトをサンダーで切り、長ナットに挿入。

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そしてカメラを取付。


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測量ポールに取り付けて高い個所からの撮影機を作成でした。


今頃のデジタルカメラはスマートフォンの”リモコンアプリ”がありますので、カメラの画像を見ながらシャッターが押せます。

現場の定点観測などこれまでは、足がつく個所から撮るしかなかったけど、これなら高さも考えて撮れるようになりますよね。
以前は重たいけど、5mスタッフに一脚をガムテープ貼り付けでしたが、これなら軽いので片手で持ち歩けます。