3月も最後の週に入り、公共工事の竣工検査の荒しにあることでしょう。というオイラも現場検査立会にも関与していますので、今週も数回あり、31日まで続きます。

竣工検査といえば近年オイラがテコ入れしている建設会社が数社あるのですが、その1つの会社も先週検査を終えました。

3人の息子が全員自分の家の建設会社に戻ってきて、土木の資格から取り始めているのですが、今年は化けましたね。息子たちが現場の施工から書類作成まで、本気になって取り組みだし、ちょっとわからないことや疑問をオイラに電話してくるようになってきました。

10人いない建設会社なのですが、オイラと社長が古くからの知り合いで、何かと新しいことをスタートしてみたくなっているのですよね。下請けながら自社でマシンガイダンスのバックホウやブルドーザーも借りて、オイラがデータを作り実際に仕事をしていますので、若い子たちも土木に興味というか未来を感じてやっていますね。


オイラがその会社にどっぷりと行くきだしたのが4年前。写真管理のソフトやCAD自体も使っていない会社で、他の建設会社とは大きく離れていましたね。CADソフトを使えるようにして、測量に生かすことを教え、調子が悪くなっているパソコンを直すなど、少しずつ業務を早くできるように指導をしていました。

元々現場の施工はしっかりとしていたのですが、「書類が・・・・」だったのですが、変更図面の作成方法や工事の進め方など、やはり若い子は覚えが早いですね。


先日社長が、「もぐらくん、やばいよ、うちの会社。他社が出来ないという工事も、うちではできるようになったよ。非常に効率が良くなった」と。

直感的に工事を進めていたけど、土木理論がわかるようになると、現場の施工も早くなり他社では赤字工事でも利益を上げて来れるようになったのです。


本日その建設会社は、海の潮間の難工事を終え今年度最後の竣工検査を受けるのですが、役所の評価ももらってくることでしょう。