今週はずっと測量に出かけていましたので、「ゆっくりと朝ブログを」というわけにはいかず、間が空いてしまいました。 「じゃ、夜に書けるじゃないか」ということもありますが、これまた夜もみっちり次の日のデータ作成に、てんてこ舞いになっていた週でした。


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事の始まりは、『測量データの互換性が悪い』からでしたね。

オイラは数個のCADや測量ソフトを使って測量データを作成するのですが、図面の照査にはCADは欠かせないのですが、それを最終的に測量ソフトに移行する場合には「道路中心線形データ交換フォーマット」というものを使用しています。


現場に行ってみると「トータルステーション出来形管理」のデータを使用して計測した方が良いと判断し、現場で急きょノートPCで「道路中心線形データ交換フォーマット」→ 「トータルステーション出来形管理」を作成したのですが・・・・測量をしてみると現場と合わない。歩道を延々に歩いて機械を設置したのに・・・(泣)。


交通誘導員さんたちに”早弁”をしてもらって、オイラは車の中でデータを総チェック。原因はCADソフトから「道路中心線形データ交換フォーマット」がきっちりと出力されていないことが判明。


CALS/ECという(もう過去形:笑)政策の中にCADデータの交換性をチェックする機関がありますが、果たしてCADごとにこの辺りをチェックしているかは疑問ですね。

結果現場で最初からデータを作り直したり残りの2現場を夜に直していて、どたばたな週になってしまいました。


測量ソフト・CADを1社の製品を使っていては、仕事の効率化にならないので、どうしても互換性・交換性のよい製品を使いたいものです。そのためにはメーカー間を問わずにチェックしてくれる機関は必要になってくるのではないでしょうかね。
しかし・・・こんな使い方をしているのはオイラだけ?かもしれないので自分が注意すればよいのかもしれませんけど。