『自分ではできないことを望んで、仕事をする』
今の土木というか建設業界ではこんな現象が起こっています。
というのが ” IT ” という言葉はもう業界では古く、”AI” ”VR”という言葉がはやっていますが、現場では「役所の評価を貰いたい」ということで新技術に取り組んでいるところも有ります。
もちろんオイラも老体に鞭を打ちながら取り組んでいますが、どっちかっていうと流行りがある程度落ち着いたときに、”実務的に使えるか?”を試しているのがオイラの今のスタンスですね。
「もぐらさん、何か役所に評価がもらえそうな仕事方法がないですかね〜?」と、時々聞かれることが有りますが、現場の工事内容を聞いてアドバイスはしますが、あまりにも仕事とは無関係な新技術を取り入れようとしていますと・・・
「その新技術で本当にこの工事が”コスト削減”か”安全”に仕事が出来るのかい?」
と聞きますと
「ここでの工事ではどちらにもハマらなそう・・・・」
ということで、新技術の採用はポシャることが多いですね。
自分だけでは出来ない高度技術をその場限り使ってみるということがあります。
というか、評価してもらいたいがために無駄なお金を使う事態ダメなんですけどもね。
役所の評価って会社としてはとても欲しいものなのですが、ちょっと下記の内容の自分なりに答えを出して仕事をしてらいたいものです。
公共工事のお金を出してくれるのは誰?
公共工事の犠牲というか日々の生活に支障がある人は誰?
工事をして喜ぶ人は誰?
工事が完成して喜ぶ人は誰?
仕事が早くできて得をする人は誰?
土木の未来を作れる人は誰?
ここのブログは時たま”土木”に特化したことしか書かないのですが、何事にも自分が今の仕事の原点を思い出すことで自分の道が見えてくるものですよね。