2月になってしまいましたが、いまだに積雪の無い冬を過ごしています。広島県も積雪が最も遅い記録を更新中だとか。通常の生活や仕事をする分には助かるのですが、この後の自然のしっぺ返しが怖いですね。


今年もこんな時期となりました。 『建設ITガイド2020』の発売。オイラは昔毎月「CAD&CG」という本を買っていましたが、近年は最新のCADや建設業の最新業務方法などを見るにはこの本ぐらいしかなくなりましたね。


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これは発売開始の2008年の本。

まだこのころはオイラたちの「建設ブロガー」仲間が書いていた記事も載ったりしていましたね。「建設ブロガー」という言葉も今では死語ですね。(笑)


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建設業の中身がこの12年で大きく変わったと思われるものが、2008年ごろはまだパソコン主体で、3次元データを作成していく、内容ですが、今年の本の中身はタブレットを使用し現場で3次元を取得・展開して業務を行う内容となっていますね。

UAVや3Dレーザースキャナー、写真からたやすく現場を3次元化できる時代となり、10年前は

「土木で3次元化は無理だよ」という声をよく聞いていましたが、3次元データを作って現場で施工するのが標準化になりつつありますね。


オイラも3次元データを作成し、現場の人に使用してもらうと、だれもがこの便利さに驚かれ、虜になっている傾向にあります。でも大切なのは3次元データをどのように、現場で使うかということ。測量器やタブレット用ソフトもいろいろとありますので、どのように組み合わせると便利になるかが大切なのです。


測量器・ソフト販売をしている会社は、はっきりというと自社の製品を売ることが目的であり、いろんな道具を使っていないのが普通です。これから最新の機材を導入される会社さんは、いつも取引をしている販売会社さんだけでなく、いろんな会社の測量器・ソフトを試されることをお勧めします。高い買い物なので、本当に効率が上がる機材でないとお金を捨ててしまうことになりますのでね。この本ではそれぞれのソフトを使ってどのように効率を上げているかなどの紹介もあります。


今は小さな会社さんこそ、仕事の方向転換が早い傾向にあります。やり方次第でチャンスですね。(オイラのところもそうですけど)


「建設ITガイド」以前はネット販売の場所も限られていましたが、いろんなところで売っていますので、手に入れやすくなっていますよ。