ブログがゴールデンウィークに入っていました。というか、今週から仕事などがちょっと動き出したところもあるかもしれませんが、こちらの建設現場は用心しながら現場は動いていますので、オイラは現場のみ仕事をさせていただいています。


やはり春という時期は新しい工事が出始める時期ですので、現場の基準点の作成やUAV測量など、現場でデータをとって自宅でデーター整理ということが多いです。


新しい現場に訪問させていただいて、とても広く

「オイラだったらこうしたらもっと楽に現場作業ができるな〜」

と思って、現場の人に提案したら”やってみましょう”ということになりまして、機材を準備して先日取付に行ってきました。


基準点測量のお仕事をもらっていたのですが、こんな基準点も作成してみました。


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工事個所から外れたところに、こんな基準点を2つ作ってみました。

この現場の測量器(TS)は1人で測量ができる”自動追尾型”なので、TSと三脚をこの広い現場を持ち歩かないといけないのです。そのうえ、野山を歩いて”後視”にプリズムを置きにいかないといけないのです。


で、もったいないと思われるかもしれませんが、常時360度プリズムを固定して基準点としてしましました。


単管は獣防護用の25mm径ものを使い設置。


次にプリズムを取り付ける台座を3Dプリンターで作成し取り付けました。

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2か所設置していますので、基準点にTSを据えて後視点にするのもよし、後方交会法による2点を後視してTSを据えることもできます。


少々反則技ですが、現場での測量の効率化にはなると思います。


TS据え付け時に後方点との距離確認ができますので、変移がある場合はわかります。


でも3Dプリンターって便利ですよね。