梅雨なので仕方がないのですが、今週は天気予報が変わることが多かったですね。”雨が降らないであろう”という日に仕事を入れていたのですが先日は夜勤での測量でやられてしまいました。
事前に決まった日でしか測量ができないので、先日は雨が降ってもトータルステーション(TS)を雨に濡らしながら朝まで測量を続けていました。
前の自動追尾TS(Topcon IS)を建設現場に貸していましたら、雨の中使用して操作基盤が壊れて修理ができなくなり”ご臨終”となってしまったことがあります。
でも以前の機種も雨の中で使用していましたが問題なかったのですが、おそらくそのあとのメンテナンスが悪かったのかなと思います。
そこでオイラが雨の中使用した測量機をどのようにしているかを今日は書いてみます。
1)測量が終わるとまずはTS機器をタオルでふき取り車に乗せます。
2)ケースの蓋を開けて乾燥できるスタイルにします。
自分が一番恐れているのは、濡れたまま箱の中で温度が上がり、水が蒸気に代わること。
密閉して上記になると圧力がかかりTS内に入っていくことです。
3)車のエアコンをかけて風量を全開にしたまま帰省します。
※湿度が多いときに使用した際にもこのようにして帰ります。
4)帰宅して荷物を降ろしてもTSを箱から出してエアコンを少しかけておき湿度を下げた
状態にしておきます。
車の中って密閉されていて、絶好の”乾燥室”になりますね。これだけ水が出ているのを見るとうれしいですね。
湿度75%から48%まで落ちました。 通勤が2時間かかり、それから1時間ぐらいエアコンをかけていたので、シートなども除湿されているので、夕方まで6時間は50%ぐらいの湿度で車内は保たれています。
オイラはこのようなメンテナンスをしています。
今回はついでに3Dプリンターのフィラメントを強制乾燥に突き合わせていました。
以前勤めていた会社では、現地でタオルでふき取り、ケースに入れてロックしていました。
理由は2点あって、業務範囲は県内だけなので帰社するまで2時間以上かかる事は少なかった事と、急ブレーキでTSのケースが後部シートから落ちた時にTSが飛びださないようにするためでした。
帰社後はケースから取り出し念入りに水気をふき取り、玄関付近でケースから出して乾燥させていました。
夏場は作業室の方がエアコンで湿度が下がっていますが、冬場は逆にTSが外の温度に近くなっているので、室内との温度差で内部結露する可能性を考慮して玄関付近の部屋に置いておくようにしていました。
もぐらくん
が
しました