今年の梅雨は・・・10日間。やっぱり無理があったのか?今週は雨が多い日が続きますね。
田んぼの稲も穂が出だしまして、水がたくさんいる時なので、農家さんとしては水がいるのですけど、日光も必要ですので来週ぐらいからはちゃんとした夏になってくれることを祈りましょう。
さて先週末は測量のお仕事をもらっている会社さんに、トータルステーションの自動追尾を使う練習を現場でしていました。
Topconの杭ナビですが、施工個所が狭いところでしたら比較的使いやすい測量機です。
新規で自動追尾を使い始められる建設会社さんに、講習をするのは2件目なのですけど、はじめは操作に戸惑いと360度プリズムをずっと追尾させながら移動することが、難しいようで、機械設置だけでも時間がかかっていたのですけど、半日練習されただけでとりあえず一人で測量ができる感じとなりました。
4月に教えた建設会社さんも時たま電話がかかってきていましたが、最近は全く相談がなくなりました。
先日も別な建設会社さんにトータルステーションの自動追尾を薦めてみましたが・・・
「以前使ってみたけど信用ができないから普通のトータルステーションで測りなおしました。それと・・・あまり便利と感じなかった」という言葉をもらいました。
オイラが察するところ観測するデータの作り方がいまいちだから便利だと感じないのだと思います。
今回も床掘や設計の高さを計算した平面図をオイラが作って、それを使って現場を施工してもらうようにしました。
平板ソフト(福井コンピューター製 TREND-FIELDを使用)
他社さんもそうですが、途中で図面が変更になると、今度はこれをもとにして図面変更を自分でされて次の測量をされています。
オイラがTSの自動追尾を導入して12年目になります。測距スピードが遅いながらレーザースキャナーもついていましたので、一人で測量をして歩いていました。
工事現場で計画通りに施工するためには、測量機は必須。現時点オイラが勧めるのはTSの自動追尾と平板ソフトを連携して工事を行うところですかね。