ゴールデンウィーク。聞こえは良いけどある意味で、「年度末・工期」となって、
「GWまでに・・・」とか「GWまでにコンクリート打設を・・・」などと、工事現場もこんなことになっているのではないかと思いまます。
と、立場は違えどオイラもそんな感じになっています。
今週はある機関に申請書を出していたのですけど、なかなか第一審査に通らずに、通ったのが24日の夕方。そして25日の夕方5時なのだけど、車で走っていろんな行政で書類をとってこないといけないことがわかり、昨日は車で走り回っていました。
そして書面の不具合などが見つかり、最終的提出したのは・・・夕方4時。もちろん通常の仕事もやっていましたのでドタバタの1日でした。
しかし「GWまでに・・・・」が4つありまして、きぉゆも走り回る予定です。
ちょっと先週のお仕事風景を。
洞窟みたいなのですけど、これは道路を横断している、古い水路。でも古い石垣にコンクリート床板を作った形のみで、”橋台の無い橋”ですね。この上の道路を特殊車両(25t以上)の車が走れるかという検討です。
地上型レーザーを持ち込んで地上と水路内からと点群測量
断面を切ってみると、
これは水路の通りで断面を切ってみました。
この断面を計測してみると、水路天井コンクリートから路面までは測れます。
もちろん昔のように路面路水路内の高さを計測すれば、図面化することは可能ですけど、点群にしておけば誰もが確認できるデータになりますね。
ちなみにこのTrimble X7 は、数メートルごとに連続移動させても、地形の特養点を自動認識して、自動で点群をつないでくれます。なので水路内で2mごとですけど据替て、3分スキャンしていくとこのような小断面内でも点群が作れて行きます。
あとこの機械の良いのが、”水平”に据えなくてもOK。極端には真っ逆さまに吊るすようにしていてもスキャンしてくれます。
良いことばかり書いてはいけないので、実情を書きますと、ごちゃごちゃして、特徴点がある現場はきれいにつながっていきます。しかし大きな造成のように周りには”土”しかないところは厳しいですね。道路でも電柱などがあるとまだつながっていきます。
今日も走りまくります。
施工性、土被り厚、耐荷重を考慮すると、函渠構造は二次製品の
BOXカルバート(PC鋼連結)が適しているのでは無いでしょうか。
ただ、写真の青矢印の先に建物が近接しているのが気になりますね。
暗渠部の石積みを撤去したら建物のの基礎部分の石積みが崩れそう…(;^_^A
また、このような現場を観測するのにTrimble X7はいいですよね。
観測時間を短縮できるし、整地不要で狭小なところにも設置できるのは魅力的です。
もぐらくん
が
しました