7月です。もう夏です。でも暑いのは嫌です。早く10月ごろになってほしいです。


とわがままを言っていてもだめなので、今週から空調服を出して現場に行きました。風があるから少しは涼しいけど、山を上り下りしているとほとんど関係ないですね。(苦笑)


先週から内業では”マシーンコントロール用3Dデータ作成”に取り掛かっています。


image


数件入っているのですけど、どれも・・・『暫定工事』であり、3Dデータを作成するのに大変苦労をしています。


土木工事って大きなプロジェクトがあると、数年に分けて工事を発注するのです。

しかし・・・その分割発注するときの図面が・・・『アホ図面』である。

(マニアックな専門的な話になりますので不要な方はスルーしてください)


例えばこのように完成形まで掘削するのではなく、片側は完成形でもう片方は暫定的に掘削します。

image

で、横断図は20mごとに作成されています。実はこの工事の発注では、暫定の「道路線形と縦断図」が作成されて「これで工事をしなさい!!」なのです。


土木工事をしている人でないと、この『罠』には気づかないと思いますが、縦断と線形が完成形と違っていると、20mごとの横断図ではきちんと合うようにしてありますが、中間点では完成形のり面が合わなくなるのです。

例えばのり面を切りすぎたり、20cmぐらいのり面が切足らなくなったりするのです。


なのでこんな工事のマシーンデータを作成するには、一旦完成形の掘削断面を作成して、整合性+交点を計算しないといけなくなります。


image


グレーの暫定掘削(水平)とのり面の交点を計算しないとマシーンデータは作れないのですね。

従来の”丁張”でしたら「オペレーターさん、10mごとの丁張をにらんで掘削して」的なものなので、済んだかもしれませんが、完全な3Dデータになりますと、この”あいまい”なことが出来なくなります。


ここの現場ものり面の途中で、掘削が止まるので、のり面の交点を計算して3Dデータを作成しなければなりません。


image


以前コンサルタント会社とオイラが、同じバックホウ用のマシーンデータを作成して、討論したことがあります。その時にコンサルさんはバックホウの動き方や作業を考えて無い3Dデータで作られていましたね。


そこでオイラは指摘しました。

「コンサルさんは”発注図面”も作成されているわけなので、マシーンデータが作りやすい形状にして発注してくれればいいのです。オイラ達工事を請けたものは発注図面に従うしかないので」


と、愚痴を書いていていても仕方がないので、お仕事をしましょう。


image


(3Dデータの形状がイメージできるように3Dプリンターでモデルを作って渡します)