3月末。年度末最後の週となりました。最近オイラは年度末押し詰まった仕事をしていないせいか、あまりドタバタにはなっていませんが、継続している工事・業務に関しては4月頭に集中していますので、踏ん張らないといけなく感じている状態です。


さて、また怪しい機材が入ってきました。

レフィクシア株式会社 の 『LRTK Pro2』


コンパクトなGNSS機。製造・販売は 東京のこちらの会社です


実は今月初めにこのGNSS機を別なことに使い開発できないかと、この会社に訪れて打合せおよび、機材の製作環境などを見せてもらって帰ってきました。


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基本GNSS機は、緯度経度・高度を測定するものです。ここの会社さんはこのGNSS機の情報を写真や動画、そしてihpone PROのLiDARとセットで座標系に合った点群をとることもできるようになっています。


その時はこのタイプのGNSS機の方が便利です。

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さて、オイラがなぜこの機種を選んだかといいますと・・・・ 今まで持っているGNSS機は”2周波”なのですが、この機種は ”3周波”で作られています。

そして、日本のGNSS衛星”みちびき”に設置されている高精度の”L6”信号も取得することが出来ています。(これから数基上がるのでもっと安定してくれることを期待)


そこで事務所前で、2周波と3周波の違いをネットワーク型RTKで実験してみました。


2周波  X,Y ±3cm  高さ ±5cm でばらつき

3周波  X,Y ±2cm  高さ ±3cm でばらつき(大きく見ています)


数値だけを見ますとほんの僅か精度が上がったように見えますが、連続10回計測しても、2周波は+3cmから-3cmに一気にばらつきますが、3周波は10回計測しても+から-にゆっくり数値が変異していく感じで、割と安定していますね。


そして操作端末が、iphone or Android。本体を持っているとアプリを立ち上げたらすぐに使用開始となります。もちろんすぐに座標値・高さを見ることもできますし、クラウドサーバーにアップ(有料)してPCで一括でダウンロードすることもできます。


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残念ながら福井のTREND-FIELDと連携が出来ないので、工事平面図では使用できませんが、座標を入れておけばそこに誘導はしてくれます。

さて、気になるお値段ですが・・・Trimbleの3周波は・・・400万円ぐらい。

これはいろんな機能を使用する際はクラウドの使用料金などが必要になり様々な値段設定になりますが、この『LRTK Pro2』は、買取が出来て座標値だけの取り扱いでしたら、70万円程度。
オイラは広域のUAV測量をしていても、やはりもっと精度が欲しくてこの機材を導入しました。しかし1級など検定が無いので、公共工事などでは今持っている2周波の値のチェックとして使用していく予定です。