もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

CAD

衣替え

10月になり朝晩が涼しく、布団が恋し〜い季節になりました。

先週も現場のサポート業務をしてきましたが、気候が良くて外での仕事が気持ち良いですね。


先週は測量機材のことで何かとごたごたしていました。

それはレンタル式CADの更新日が10/1にありました。(衣替えをしました)

詳しくお話しますと、図面を描くCADソフトを購入してCD(DVD)をパソコンにインストールしライセンス番号を入れれば使えるのですが、レンタル式はソフトをインストールするのは同じなのですがライセンスとインターネットで認証し、それをレンタルできる期間が決められているものです。


今回は9月末で以前のレンタルが切れて10/1から新しいレンタルとなるのですが、同じソフトなのですが以前は測量屋さんメインのソフトで今度は土木屋さん主体のレンタルとなり、10/1の0時に自動で切り替わるものでした。もちろん同じソフトなのですが、画面廻り(操作ボタン)がガラッと変わるということ。

実はオイラは10/1に測量仕事を入れていますので、このCADをタブレットPC入れて測量を行うのですが、画面が変わってしまうと操作自体が難しくなり大変なことに。なので事前にデモ版か2,3日早めに使えないかとメーカーに交渉したのですが・・・ダメ。
 

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9/30の11:59。このソフトを立ち上げていますと起動します。そして10/1 0:00。利用期限が切れています〜。きっちりしていますね。

まあ、これはインターネットに繋いでライセンス認証すればよいのですが、操作画面が結構変わっていました。

幸いにも10/1は雨のため測量が延期されて10/1は画面ボタンを以前の並びに治したり、不要なボタンを消したりしまして、すばやく操作できるようになりまして一安心。
 

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時間が限られている現場仕事で、「機械の使い方がわかりませんので・・・」と言っていたらダメですからね。

ついでに、衣替えと言いますと仕事PCの一つをWindows10にしたのですが、何個か操作が分からにところがありましてちょいと勉強を投げ出し気味になっています。


これまでは直感で使えていましたが出来なくなるなんて・・・・オイラの脳が劣化しだしたか?(苦笑)

構造物数量の算出には

お盆休みが終わって初めての週末となりましたが・・・長かった〜という感想ですね。体がなまっているというか、ドタバタしていてこの一週間仕事を詰め込んでしまったという感じとなりました。

しかし、内業をメインとしていましたので、体力的には大丈夫で、本日土曜日に体力仕事の測量に出かけます。

さて、今週は脳が痛くなるようなパソコン仕事をやっていまして、ハイスペックなオイラのパソコンでさえ悲鳴を上げていましたので、電気代削減のために外していた『グラフィックボード』を久々に取り付けました。
 

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今の最新式ではないのですが、無いよりはましかと。

公共工事の図面から3次元モデリングを作成していたのですが、単なるイラストでは無く、きっちりとmm単位まで正確に作成しており、これから作成される構造物のミニチュアですね。
 

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オイラも以前砂防堰堤工事を施工したことがありますが、工事数量を計算するにあたりとても苦労した覚えがあります。もうずっと電卓をはじきひたすらコンクリート数量を出していました。

でもこのように3Dで作っておくことで正確かつクリックするだけで数量が出てくるのですね。また、高さ関係の不整合など実際に施工する前にPC上で作成していれば見えてきますね。

このデータは次に現場の測量などにも応用ができるので、これからも土木は進歩してきますね。(ちょっとしたお絵描きなので面白いですよ)


オイラは”見せる3D”より”業務簡略3D”に興味があり工事完了までこの3Dモデリングが活用できることを見つけていきたいですね。

AutoCADファイルの中身を見るには

本日はちょっとした土木系の小ネタを。
 

Windows7,8 での話ですが、ファイルの中身をファイルを開かなくても見る方法は、プレビューウインドウを使えるようにしますと、一つ一つのファイル内容が右側に表示されます。
 

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でも一度にたくさんのファイルの中身を調べたいときに、AutoCADやDocuWorksのファイルはマイコンピューターから一度に複数のファイル内を見ることが出来ます。

通常は表示形式をファイル名だけにしていることが多いでしょう。
 

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電子納品形式のファイル名になっていると図面の中身がよくわからないのですが、この表示を”特大アイコン”および”大アイコン”に変更しますとこのように一度にたくさんのファイル内が見えます。
 

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DocuWorksではこんな感じに。
 

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残念ながらPDFやExcelの一覧は見えてませんが、これはプレビューウインドウを使えるようにして、一つずつファイルを見ていただきましょう。


写真などはこのように一覧表示をすることが多いのですが、ソフトによっては一覧表示ができるものがありますので自分のパソコン環境でお調べください。

ライセンス移動ができない

梅雨なのですっきりとしない天気が続いていますが、最近野外での仕事が多いのですが、雨で日程が狂ってしまっています。

しかしそうとばかり言っていられないので、雨合羽を着て測量機械を濡らしてやっています。

さて雨の場合どうにかして仕事をすることが出来るのですが、パソコンが言うことを利かなくなってしまってはどうすることもできません。

最近は現場地盤を3Dにして仕事をやっていますが、どうもAutoCAD civil3Dというソフトが思うように動いてくれなくなっています。

サポートに電話しても対策がなかなか取れなくなっています。

オイラの仕事PCはWindows8.1を使っていますが、このあたりに問題が有るのかとWindows7の機械のほうにライセンスを移動させようとしたのですが・・・下記のようなエラーログが。

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高度な作業ができるCADソフトですが、昔っから説明書にあることがエラーで出来ないことが多々あります。

ま、完璧なソフトは無いものだと思っていますので、仕方がないとあきらめてはいますが、ライセンス移動がきちんとできないと、再インストールした場合高いソフトがなくなってしまいますのでね。

以前は直接電話できていましたが・・・最近はメールでの問い合わせのみ。
で、ただ今連絡を待っている間に愚痴のブログを。(苦笑)

Windows10の配布が始まりますが、予備PCにお試し版を入れて使ってみましたが表面上は問題なく使えました。でも奥深いところで不安なところですね。

図面レイヤ名の必要性

本日はまじめな土木のお話。
これは昨日の失敗例ですが、今公共工事では”電子納品”が普通になりましたが、その中で図面を納品する際の注意事項です。
電子納品ソフトに図面を取り込んで標準に無いレイヤは”新規レイヤ”で登録しなければならないのですが、昨日はレイヤ名を何度も新規登録しても、

「登録できていません」

と、エラーが表示されました。

もう一度図面をCADで開いてレイヤ名を確認してみると・・・・
レイヤ名の後ろに”空白”がある。 つまりスペースで空白が作ってあったのだ。

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空白も立派な文字列となりますので、エラーが出ていたのでしょう。この”空白”を消しますと電子納品を貫流することが出来ました。

これ、発注図面だったのですが、どこかでスペースを押されたのでしょう。

(10数年電子納品していますがこのパターンは初めて:苦笑)



ちょっと話が長くなりますが、ここからは興味がある人だけどうぞ。

電子納品が始まってもう10年を超えていますが、図面もレイヤ分けできている図面が増えまして取り扱いが良くなりました。
CAD製図基準でレイヤが決まる前から、オイラはレイヤを分けて図面を作っていまして、”統一”がとってもらいたいと思っていた人間です。ですので製図基準ができて喜んでいた人間でもあります。

なぜレイヤ名が統一された方が良いのか?
たとえば図面が10枚あります。それぞれにバラバラでレイヤ名前が付けられて、1枚の図面に10レイヤあったとします。
それが構造図面でそれぞれの図面から1つずつ構造図を抜粋(コピー)して、1枚の図面に張り付けたとしますと・・・・新しい図面では100のレイヤ名が存在してしまうことになるのです。昔はこれで仕事の効率が非常に落ちていたんですよね。
公共工事の図面を何気なくコピーしたり転用していますが、統一レイヤ名の恩恵は知らないうちに受けているのですよ。

CADの互換性

先週からソフトウェアのエラーや互換性にて、不要な時間を費やしています。

一つはCAD図面で、オイラのところに来るのはJWW CADのデータでやってきました。

最近はいろんなCADを経由してくるため

「これ元はJWWデータで作られていいないな!」 という情報が混じっており、それをJWWで開き保存していると・・・データが消えてしまうことがありました。

ここ数年はJWWを使う建築図面などはすんなりと、オイラが使うことが出来るのですが、変換・変換でやってくるデータはどうなっているか分からない事があります。

今回の場合はJWWを福○CADでDWGに変換してCAD○ellに持ってきてスケール修正となりました。

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また異尺図(縦1/50、横1/200のような)図面はCADの情報がきっちりと行かずに寸法値が変わってしまうこともあります。しかしこれを開くCADに問題があることも考えられますのでなんともいろいろと試してみるしかありません。
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しかし、いろんなCADを持っていない人にとってはとても苦痛のCADデータしかありません。
対処方法はOCF検定を受けているCADならほぼ(確実か?)問題は少ないと思います。


先週はCADだけでなくメールのエラーも。Microsoftのoutlook2003,2007から来たメールのデータが開かない。 これもネットで調べてフリーソフトをインストして解決しましたが”とほほ”の週でしたね。(苦笑)

図面を読み取る

今週もいろいろの現場をサポートしてきましたが、土木図面ってほんとうに複雑ですね。

構造物、施設を作るに当たり、発注図面に描いてある数値、形状を見て、そのまま工事現場に丁張が描けることが出来るのは稀(まれ)ですね。

ほとんどの図面は、発注図面に描かれている数値などを使って、現場に構造物を作れるように計算をしたり、詳細の図面を別途作成する必要があります。


かれこれオイラも土木を20年越やっていますけど、昔発注図面は構造が難しいところは"詳細図”というものが付いていましたが、最近はCAD図面からその詳細の構造を読み取らなければ現場をたたくことが出来ないことになっています。

以前は紙図面から三角スケールを使って構造物の位置などを算出することがありました。もちろんきちんと計算できる構造物は路線から計算をして算出しますけど。

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今週の問い合わせの事。

「なんで前回工事で作っている縦排水の位置が30cmも位置がずれているのか?」と。

この問い合わせをした建設会社は”CAD”を使って構造物の位置を算出しています。おそらく以前の建設会社は紙図面より縦排水の位置を決めたのでしょう。少々位置がずれていても問題ないこの構造物ですが、細かいことを言うときりがないのですが、どこで妥協するかですね。
以前国交省現場技術員に
「CADの現状地盤線が原寸で2mmずれているからすべて修正しなさい!」と命令があったことがありますが・・・・・ (砂粒ぐらい高さが違って何に影響するか?)
これは”常識が無い!!”と思われますが、本人にとってはそれが常識なのです。CADで計測するのが常識と考えるか三角スケールで算出するのも常識で良いか。

今週はこのような図面の見方・算出方法で悩んだ(まだ悩んでいる)週でした。

平板測量

今日から9月。オイラの気分では9月とは「仕事をするには土木工事は山場にむかっていく」時です。

最近オイラは現場の平板測量をして、土木計画を作ることがしばしばあり高値の花である「平板測量ソフト」が使ってみたいと思っていました。(また悪い虫がウズウズと・・・)

数ヶ月前に測量機の展示会に参加した時のこと。以前から売っていたソフトを

『無料で配布(機能制限付き)』

という話を聞き、先日無料ダウンロードして測量機と接続してみました。

Nikon Trimble

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TSとケーブルをつないでみてノートPCから測距が出来てそのままCAD画面に記録されていきます。
基本ノートPCのCADから機械設置や測距をするソフトでして、複雑な平面図を描くときには現場で図面を仕上げていくことが出来ます。
「あれ?この計測した位置。水路のどっちだったけ・・・?」と、事務所に帰ったときでなく、現場でそのことに気付くことが出来ます。

なぜこれが無料? と思われる方も多いかと思いますが、メーカーさんの話では

「スマホと同じように無料アプリから追加部品を購入していく仕組みにしました。」とのことです。なるほどと時代の変化とともに商品販売方法が変わっていっていますね。
(ちなみにBluetooth接続コマンドがありませんでしたのでこのあたりから有料なのでしょう)

平板測量CADソフトと言えばHo_CAD。ペンタブレットで外へ持ち出しして図面を描ける機能も付いています。

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左側の”+”をクリックすると、右クリックマウスのアイコンが現れてきます。これでクリック機能の付いたタブレットペンで右クリックが出来ますので、図面を描いていくことが出来ます。またこのコマンドパネルを右側に移動させることが出来ますので、右利きの人にも使いやすくなります。
(使い方には機材を選びますので、一度お試しを)

AutoCAD講習をやってきました

今週初めから福岡でCAD講習の依頼が来ておりまして、大雨の中九州に向かって行きました。

2年前、大分で「建設ブロガーの会」の際、集中豪雨となり、”もぐらさんは雨男だ!”と、馬頭され続けて今回もか!といわれていましたが、なんとも、台風は少し下方気味を通り、曇り・晴れで福岡講習会を終えることが出来ました。

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このたびはAutoCADの操作を講習したのですが・・・印刷設定や、尺度の話が近づくにつれてみなさんの笑顔が消えて行っていました。(笑)
尺度を最初から決めて描く他のCADでしたら、こんな悩みもないのですけど、AutoCADだけはここを避けては印刷や破線を描くことが出来ないのですよね。
AutoCADの講習会をしていて、「あっさりと別なCADに乗り換えられた方が何かと便利ですよ」と言ってしまいました。でも、なぜAutoCADが多くの人に使われているかも、実技で見ていただきました。

先日は1人の方がPCにAutoCADソフトが入っていませんでしたので、このソフトを入れて講習をしていました。

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DraftSight

AutoCADと互換であり 操作方法がほぼ同じ。何より無料です。
でも使えない機能もありますね。レイアウト印刷設定がうまくいきませんでした。でも座標のプロットなどはExcelとの連動も出来ましたね。

今度は8月の初めに九州入り。これで雨が降らなければ”雨男返上”ですわ。(笑)

新しいAutoCAD

先月AutoCADをバージョンアップしたのだけど、ソフトはDVDでなくUSBメモリーとなっていました。
まあ、確かにDVDのころは、インストールにも結構な時間が必要でしたからね。

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と、まあ導入したのは良いのですが、以前のものより3つも4つも添付ソフトが増えていまして・・・・全部使うには程遠いと感じている今日この頃。(苦笑)

とりあえず使いソフトを使い始めたのですが、最近クラウドになっていて、インストールしたソフトだけでなくブラウザも使ってクラウド併用操作となっているソフトもあります。(うん〜、悩ましい・・・)
IDをとってパスワードを入力してもうまくいかない。 サポートHPに行くとわけもわからない文字に。
最近企業のサポート体制は、ネットのみというところが増えて、「緊急に電話でサポート」というところがなくなってきています。このAutodesk社に同じく。唯一ログインできない場合のみかけれる電話がありましたが、今回変更されていまして 「0066・・・・・」になっている。調べてみますと外国への”格安ダイヤル”でしたね。
昨日は仕方が無くここへ電話。 タイかフィリピンの人の声で対応してくれました。(ちょいと怖いですね)

なんとか動くようにはなりましたが、人柱的ソフトなのか、サポートが必要だったりバグが多そうです。おまけというか”自動で行ってくれる操作”が終わったら

「このような出来栄えでよろしいですか?満足・不満足」

というAutodesk社へのアンケート画面が出てくるのですから。(笑)

しかし、ソフトというものが形を変えてきているのは確か。まだまだ高度な時代がやってくるでしょうね。(やれやれ付いていけるのか?)

CIM

昨日は久々にCADのセミナーに参加してきました。
お題はCIM (Construction Information Modeling)。
建築で言うとBIM(Building Information Modeling)ですが、建築分野・建設分野の区分けで名前が変わっていますが、どちらも

「コンピュータ上に作成した3次元の形状情報 に加え、室等の名称や仕上げ、材料・部材の仕様・性能、コスト情報等、建物の属性情報を併せもつ建物情報モデル(BIMモデル) を構築すること」
が目的となっています。

世界的にはBIMしか存在しないのですが、日本ではこの2つの言葉で区分けがしてあります。

このたびはAutodesk社の製品を見せてもらいました。
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オイラも以前からこの手のソフトを6年前から使って仕事をしていましたが、最近は3Dという言葉に慣れているのか、時たまこの手の仕事が来るようになりました。
でも、何かと操作方法が複雑でして、時たまこのソフトを使うと?????マークが頭の中を回ってきます。

しかしオイラが持っている部分は大きく変化していませんでしたが、それに付随する関連・連携ソフトが出て進化していますね。(ほしい・・・:笑)
昨日は”Autodesk Infrastructure Design Suiteの話でしたが”プロジェクトの素案を作る時などに使うソフト”とありましたが、オイラは施工に使いたいのでmm単位まで合わせたいですね。

3Dプリンター・3DCADと昨年から急に話が進化が進んでいますので、時代についていくには脳のしわを増やさないとついていけませんわ。(笑)

HO_CAD Paoが便利に

便利なCADのお話。
先月講習会に行った際に、受講者さんに「どんなCADを使っていますか?」という質問に、HO_CADと答えられる方が多かったです。
そこでそのバージョンを?と聞くと 「フリーソフトのPaoになる前の・・・」と答えられる方がほとんどでしたね。

オイラが講習会で言っている定義。
「表計算や文書作成ソフトは1,2種類しかなく、互換性はありますがCADは数百種類ありデータの交換が大変なのですよ」と。

それと使い方がそれぞれ違いため、「会社でのCADソフトの変更は、至難の業ですよ」とも言っています。
オイラはいろんな建設現場を見てきましたが、会社の都合で最新のCADに変更しても、職員さんは古くても以前のソフトを使っていることが多いですね。
時には自腹でも、以前から使っているソフトを購入した人もいます。

 

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前置きが長くなりましたが、先月よりHO_CAD Paoで、AutoCADのデータが取り込めるようになりました。(^^:    
   
そしてお役所へ納品するSXF形式(P21、SFC)も数年前より変換できるようになっています。
となると、AutoCADを使っている人で、面積計算や測量座標をもっと便利に使おうとする人などには便利んなるでしょう。

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大きな平面図もファイルをHO_CADにドラッグアンドドロップすると、簡単に取り込めました。
やはり役所や社内でCADファイルの交換っていうところで悩んでいる人が多いですね。
そのなかでファイル交換をSXF形式で行うっていうことが、今の公共工事では言われていますが、AutoCADをSXF形式に変換するソフトを持っていない人が多いということ。
つまりAutoCADを使っている人は、DWG形式でデータ交換しか出来ない環境であります。(DXFは何かと問題がありますので、オイラはここ数年使ったことが無いです)

良く現場で使っている操作で、Excelの表をCADの文字、線で取り込む。
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これもExcelの画面と同じような操作画面でコピペ出来、張り付けたり出来ます。

そのほか隠れアイテムが隠されており(笑)土木では使わない機能も入っています。
法務局・土地家屋調査士関係でしたら便利でしょうね。(オイラは使うことが無いのですけど)

使用するにはまずは会員に入ることから。
http://www.ho-cad.com/

会員に入ると「HO_CAD Alloance」というSNSのHPで、質問や情報をもらえるようになります。

image_thumb[11]

気になるお値段は一般の人なら10,000円ですね。(入会費かな)
SNSのHPで最新のプログラムをずっと?ダウンロードできます。

旧バージョンの2.70以前を使っている方。長い目で考えますとお得な情報ですね。

3Dスキャナー+CAD+プリンター

土木の世界も少しずつですが3D(3次元)のIT技術が進んでいますね。
土木という仕事は、2次元の図面を3次元読み替えて構造物を作っていく仕事です。
考えてみると、面白い仕事だなーと感じます。

最近は3次元スキャナー(小さなものや、ビル・山など大きなもの)がありますし、3次元CAD。
そして数年前に3次元プリンターも出現。この3つのIT技術を使った面白いビデオがありましたので
ご紹介を。

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石が欠けているところに、こんな形に変身。

「3Dプリントで本物のオブジェクトをブレンドレゴから構築砂岩ブロック」

オイラの持っている3Dスキャナーは、ビルや山をとるものですが、でどれだけ小さなものがCADに
取り込めるかやってみるかな。

平面図を作る

数年前にトータルステーションの自動追尾を導入して測量が非常に身近になりました。
公共工事・民間工事にでも仕事を始める前には、まず”平面図”が必要になってきます。
そんな中、個人のお客さんの仕事にも手軽に平面図・・・ということで仕事をしていますが、
作り方にはいろいろと有りますが、一般には”平板測量”と呼ばれる機器を使用して作る
のですが、オイラは普通のトータルステーションでデータを取って平面図を作るだけです。(アナログ的に)

これは以前の建設会社でやっていたことの延長ですが、ちょっとどんなものが平面図に化けるかを。

プロット-
これ、何か分からない線がたくさんありますが現地で測量したデータをCADでプロットした生データ。
幅は100mぐらいある図面が出来ます。(これで400点ぐらいです)
まず不要な線を消して現況の形になるように結線をしていきます。
現地では出来る限り”そのまま結線出来る”ように測量をすることが重要で、図面を書くことを
頭に入れながら現地を歩きます。
平面図-

高さも一緒に取得してきますので、等高線も後から描くこともできます。
細かい部分は現地で野帳に書き入れて帰り、記入していきます。
この等高線ですが、サラリーマンだったころから3DCADで描いていました。これが仮設計画
などをするときにはとても便利で、計画が無い図面には判断するのにとても大事ですね。

最近CADが便利な機能や図形が描けますので作図も楽ですね。
カッコいい図面じゃないですが、ちょっと仕事をするときに平面図が有ると便利です。

現場はまだ図面が3Dにならないのか

今日から依頼のあった道路改良の丁張り業務を行っています。

発注図面を見ながら掘削・床掘・構造物の位置を測量計算を行っていますが・・・・
もっと素早くできないかと、いつも思っています。
自分専用でExcelとCADでマクロなどを作って素早く計算するようにしていますが
もっと楽に出来る方法が有るのに、オイラの技術力が足らない。情けない。

根本的に土木は2次元図面を3D(3次元)で現場を作っているわけで、その3Dに変換するモノは
丁張りが役を介しているのです。
でも設計図面を作る時って、3Dのモノをワザワザ2Dにしているのですよね。

これって無駄なことないですか?

3Dのデータを施工会社に渡してもらえる時はいつ来るのか?
と言ってもコンピューター技術は最近になって大きく進化して、3次元化が現実になってきていますが
オイラは土木の仕事を始めて約20年。トンネル工事をしていた15年前からつくづく感じていました。

おっと、いらない愚痴はこのぐらいにして、現実の仕事をすることにしましょう。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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