もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

測量

測量実習

今週もお客さんに督促をされながら仕事をしている状態です。

「もぐらさん、まだ時間が取れないですか?」や「もぐらさん、〇〇日までには・・・」

など、声をかけて?(せかされて)いただきうれしい?限りでございます。

ま、自業自得なんですけど、ちょっと時間の使い方を失敗したら時間は取り戻すことができないのであとは寝る時間を削るのみです。(泣)

 

昨日が現場での測量実習を行っていました。以前ここで3Dを掲載した現場です。

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実は個々の建設会社さん。初めて公共工事を受注されたのですが、測量機は持っておられないし、したこともない会社。

会社へ行って社長さんと打合せをしていると・・

狭い現場なのですが構造物などの「丁張を全部かけてください」という依頼なのですが、川と現道で事前に丁張をかけることもできないしすぐに飛んでしまいます。

そのためには測量ができる人が現場に付いておくしかない現場なのです。

そこで、職員(作業員)の人に「測量ができるようになってもらおう」ということで、自動追尾TSとオイラが使っている平板ソフト(TREND-FIELD)を導入してもらいました。

「何もかももぐらさんの指示で動きます」

 

ということで、作業員さんが完成イメージを見てもらうために3Dを。

それを使って現場の測量にも応用していく感じで。

次に自動追尾と平板ソフトを使うにあたり、現場に持って出る平面図を作成しました。

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このように平面図に測点や高さをすべてプロットして、現場の人は高さ表示されている箇所をクリックすれば自動追尾TSで位置と高さに誘導してくれる仕組みで行うようにしました。

平面図には何もかも測量情報を入れてこれ一つあると構造物と作ることができるようにしました。

あとは・・・・作業員さんがこれを使い切ってくれるように指導して行くのみです。

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この現場は川と道路を合わせて5mぐらいしかない場所に高さ3.5mもある重力擁壁を作る設計です。(無茶苦茶です)

道路には下水や水道なども入っていますし通行を確保しながら工事をする。(無茶苦茶です)

 

昨日は発注者さんが来られて現場で打合せをしましたが、空撮の写真と平面図を合わせた図面や、この3Dの図面に

「現場を知るのにわかりやすかったです。今後このような工事の進め方が理想ですね」と。

完成高さなどを一目で確認できるので、問題視していた”通行を確保”するために民地を道路に借りる手はずにもなっていました。

丁張をかけずに完成形の打合せができるのが、この3Dの良さです。

VRなんかもできるのですが、まずはこのあたりから段階的に。

 

この建設会社さんが2年後にはバンバンに仕事ができるようになってくれれば良いのですけどもね。

測量機屋さんとのお話

今年度も最後の日になりました。オイラは次のお仕事をいただいているのですが・・・なかなか仕事のスピードが上がってこないので、納期が迫りつつありますやばいなと感じ始めた3月末最終日です。

近年は3月初旬に工事の発注などがあるなど。工期も3月を超えるものも出ており、「分散化」なので、公共工事がやりやすくなっていると思います。

 

さて昨日は遠方から我が社の取材に来られた会社さんがありました。

(遠方からありがとうございました)

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取材といってもこの会社さんの機械の使いこごち?的な話をしただけですけど。

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この2つの測量機の会社さんです。

トータルステーションのTrimble S7は、買ってもう5年も経っていたのですよね。

地上型レーザースキャナーのTrimble SX10はまだ2年ですけどいろんなところで使いだしましたね。

 

「S7を選んだ理由は?」という質問にちょっと5年前に頭をさかのぼらせてみると・・・

当時トータルステーションとレーザースキャナーの機能を備えたSX10を買いたかったのに、”納期が1年”といわれて仕方なくS7を買ったのですよね。

ま、S7も簡易レーザースキャナーがついていたので、それを代用しましたけど。

 

前にも書きましたが、20年前から3DCADを使っていましたので、手軽により多くの地形情報をとるには、レーザースキャナーというものに頼っていたのですよね。

ちなみに12年前に買ったTopconのトータルステーションにもレーザースキャナーがついていました。

メーカーさんはこのSX10が1秒間に約3万点のスキャンスピードが、遅いことを気にされていた感じでした。

ちなみに他社さんの早いもので1秒間に200万点。約60倍早いのですけど、スキャンで点群を作るのが仕事ではないのですよね。

早いに越したことはないのですけど、その場での作業方法などではスキャンスピードが遅くて点の数が少なくても、データの取り込みや、横断の切り出しなどが早いほうが結果的目的に早くたどり着けるのです。

土木的には

「スキャンして点群を作成する」のは、途中経過に過ぎず、目的は

「TINを作成して土量を算出・横断図の作成」なわけなのですよね。

きれいにスキャンして、3Dデータをクルクル回してみると「おおっ」となるのですけど、そのあと不要な箇所を削除したり、点の数を大量に減らしたりと、不要な作業になってしまうのですよね。

 

家電やスマホでも同じく、カタログにはすごいスペックのことが書いてあるのですけど、自分に何が必要なのかをよく考えて機器を選ばないといけませんよね。

これは一個人の感想ですので、参考程度にしてください。(笑)

 

昨日の話はこんな本に載せてもらうことになっています。

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いい加減な話ばかりしていたけど、ほんまによかったんかいな?(苦笑)

ヒートマップ出来形管理

気温が上がり春めいてきましたが、年度末もあと4日をなりました。

オイラも ”4月初旬から工事を始めますから〜” という現場の3Dを作らなければならないので、ある意味今週が山場となりそうです。

 

年度末の仕事といえば、土工が完了した際に、ドローンや地上型レーザースキャナーで現場を3次元にして、計画の3Dデータと比べて出来形管理を行う、

「出来形合否判定」通称「ヒートマップ」を作成する方法もあります。

 

これまでは20mごとに法長や道路幅を計測して出来形を管理する方法でしたが、下写真のようにドローンなど方作成した点群とTIN(LandXML)データを重ねて、出来形管理を行うこともできます。

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これをソフト上でこんな帳票にして、出来形管理とします。

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判定はのり面部と天端部に分けて管理しますが、今回はのり面のみにして管理しています。

左側の表は設計との誤差の数値が”平均高さ・最大値・最小値”などが表示されています。


ちなみにドローンなどで点群を作成した場合、点の間隔は5mm程度になっていますが、この出来形評価に使用する点は、1m×1mに1点以上あれば良いので、ソフト上で点群の数を間引いて評価してくれます。


また測点延長も長くなるとヒートマップの絵が、細くなってしまうのでオイラは部分的に範囲を分けて作成しています。

 

しかし・・・昔ながらの20mごとの管理でよくない? と思っているのはオイラだけ?

このような管理をしてほしいと、現場から頼まれては仕事を行っていますが、この管理方法には問題点もあります。

 


1)のり面が数段に分かれていると、段ごとに出来形管理するようにドローン飛ばさないといけない。

というのも、のり面が全部できてからでは、もし下のほうののり面が規定に入らないときにはバックホウのアームが届かなくなりますので、1段ずつ管理するのが本来でしょう。



2)土工の出来形管理なので、構造物(シールコンクリート)などを施工する前に計測する必要がある。

工事の手順で手待ちになることがある。



3)設計との評価に使用するTIN(LandXML)データは、土工面なので、通常マシーンコントロールに使用するデータを使用しますが、マシーン用データではのり面部を長くして作っておくのが通常です。

なので下写真のようにのり面以外にもTINがあるので、本当ののり面部のみに作り直す必要があります。

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現場を一度に合否判定をしてしますと・・・・・

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このように ”異常値有” となってしまいます。



これと同じく舗装工事でもこの方法を使うこともありますが、土工と似たような感じになりますね。

現場よっては従来の「TSを用いた出来形管理」で20mごと、日々管理ができて良い場合もあります。


自分の現場に合った出来形管理方法を選んでくださいね。

測量機の検定

建設業界の一番怖い3月になってしまいました。昔に比べて3月末の工期は少なくなったので、だいぶん事故は減ったのではないでしょうかね。 昔は3月末に公共工事の工期が集中して”突貫工事”という言葉がたくさん交わされていましたね。 今考えてみるとすべてお役所の都合で・・・

「事故になりうる状況を作られていた」

感じですね。


時は放っておくと勝手に経ってしまいますからね。物事は前もって早めに行わないといけないのです。と、他人事とはなく、オイラもやってしまいました。測量機の検定超過。


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地上型レーザースキャナーはこの辺りの測量販売店さんでは点検が出来ないので、大阪か東京に送らないといけないのです。オイラが送っているのが、

「公益社団法人日本測量協会 測量技術センター」。

測量機って検定有効期限が1年とか書いてありますが、1年たったからいきなり調子がおかしくなるものではないのですが・・・・このように「有効期限」と書かれてしまえば逃げようがないんですよね。(泣)

今年はこの有効期限が切れるあたりでスキャン仕事が集中して検定にぎりぎりまで使い昨日やっと検定から帰ってきました。


最低1週間以上仕事が出来なくなりますので、機械の点検なども余裕をみて行うようにお勧めします。ちなみに地上型レーザーは週に1,2回しか検定されて無いらしく、のレーザーの検定日の夕方に届くと次の週に・・てなことになるので注意が必要です。


それと高額の保険をかけれる宅急便屋さんは限られますので。
クロネコ、佐川急便、郵便局などは無理です。(30〜50万円までかな)

福山通運、西濃運輸あたりは高額の保険もかけれますので、送るならこの会社辺りですかね。

ちょうどいい段ボール箱が無くて、こんなどこにでもあるような箱に入れてガムテープだらけにして送っていました。またそれに入れて返してこられるのですよね。

昨日年配の宅急便やのおじさんがヨタヨタと”上向き”など関係なしに運んできてくれましたが、中身の値段を言うとびっくりして帰っていきました。(苦笑)


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念のため数百万円の補償をつけていましたので、すぐに外に持ち出して自分で動作確認を行いました。(大丈夫でした)

ちなみにこの機種は公共工事に使うにあたり、事前に自社で精度確認書を作っておかないといけないので、本日にはやっておくことにする予定です。


道具は維持・メンテナンスできていないといくら高価なものもガラクタになるのですよね。

物と時は大事ですね。

横断測量

気付けば・・・12月になっているじゃないですか。それも半分まで来ている。何をボケたことを言っているんだいと言われそうですが、10月末から目の前の仕事・行事をこなしていくことばかりで、余裕はなかったです。

昨日で今年予定していた夜勤仕事(撮影)を終え今朝はちょっとほっとしているのと・・・疲労の蓄積が体を襲っているのがわかります。

しかし、今年中にマシーンコントロール(バックホウ)の3Dデータを3現場、1月初めに3現場仕上げないといけないので、内業をうかうかしておけないのが現状です。


最近3Dで起工測量を行うことが多いのですが、従来の横断などを計測することもやっていますが、測量屋さんによっていろいろな計測方法があるのですが、その種類をつづってみます。


横断測量その1

 基準線(中心線)に杭を設置して、そこにトータルステーションを設置して横断方向に望遠鏡を回して横断地形を計測する。

トータルステーションにソフトが入っていれば、帳票やCADで横断を描いてくれるSIMファイルが作れる。専用の測量ソフトが必要にもなります。


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横断測量その2

 トータルステーションはどこでもよいのですが、事前に中心杭、横断方向の左右に杭があればその3点を計測して、そののちに横断地形を計測する。つまり放射で横断計測を行う形です。


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トータルステーションにこのソフトが入っていないと専用の測量ソフトが必要です。


横断測量その3

  3次元設計データを使用して道路線形を作り、トータルステーションにそのデータを入れて放射で横断を計測する。その時にはトータルステーションには、プリズムが計測測点の横断とどれだけずれているか表示されます。

土木工事で”トータルステーションを用いた出来形管理”が作れるソフト・管理できるソフトがあるとこれが出来ますね。

これもSIMファイルができるので、土木用CADで取り込むと自動で横断図が描けます


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横断測量その4

測点の横断方向に適当に計測して、座標値(XYZ)を計測して、平面図にプロットします。


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その点を測点ごとに選択していくと横断図にしてくれます。

専用CADソフトが必要にはなりますが、手軽に横断図が作れるので何かの時には役立てれます。ちなみにオイラは平面図座標を取得したデータからExcelで横断図を作成するアプリを作って横着をしています。(笑)


UAVやTLSで3次元で取得すると、現場は早いかもしれませんが、後処理(事務所仕事)が多くなるのと高価なソフトが必要になります。でも従来の横断計測では、『計測した横断箇所』しか使う事はできませんが、3Dにしておけばどの方向からでも横断図を作成できるので、工事を進めていく中で有効に使うことが出来ますね。


最近「土量は3次元から・・・」という事が多いのですけど、土質(岩質)や盛土形状(盛土幅)を算出することはまだまだ横断図に頼る形となります。

3D化することで複雑化になるのでしたら、従来の横断図から数量算出方法は、今後も残っていても良いかと思っている、もぐらでございます。

長距離水準測量

先週もあれこれ仕事をしてきましたが、遠方で仕事をするときは下手に通勤するより泊まったが、高速料金と宿泊費を計算しても、あまり変わらないこともあります。それに夜に仕事もできますし、何より体が楽ですね。


という事で先週は山口の方に基本測量で行っていました。


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線路の上んの橋の撤去+新設の大きな現場でした。

線路といってもここは貨物ヤードなので線路の本数も15本超えで、両サイドへ基準点を作成する仕事です。


もうこの橋は通ることが出来なくなっていまして反対側に行くには、広島側・福岡側に通路はあっても2kmぐらいあり、この辺りに住んでいる人には重要な橋だったと感じます。


そこで本題はオイラの測量ができるかという事になります。というのが、基準点(XY座標)の点を作るのでしたらトータルステーションでいくらでも観測できます。しかし・・・水準点(高さ)を測量するには”レベル機”になりますが、この線路間。約95mあるのですよね。


工事現場で使っているのはこのタイプのレベル機。


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で、スタッフの数字を読んでも100mぐらい離れていると・・・・視準する線が5mmぐらいに見えて ”このぐらいの数値かな?”というほぼ運任せの測量になってしまうのですよね。


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そこでデジタルレベルを使用しました。

レベルはどの建設会社さんも使っているのですが、このデジタルレベルは土木現場ではまだまだ普及はしていませんね。ちなみにこの機種は25万円ぐらいです。でもスタッフが専用で1本4万円ぐらいはします。

スタッフがバーコードになっていて、高さを読み取ってくれて、数値がモニターに表示してくれる仕組みです。そのほか計算やメモリーで記録もしてくれますが、数値を読み取ってくれるだけでもヒューマンエラーが減って良いです。

以前からデジタルレベルを持っていたのですが、今回は倍率の高いレンズが付いているのを使用しました。

結果問題なく観測はできましたが、このデジタルレベルでも100mが限界でしょうね。以前持っていたのでは80mが限界でした。


今のトータルステーションも精度が良くなっていまして、同じところをトータルステーションで観測しても、1mmの違いでした。オイラは両方で高さのチェックしています。


さて、今週から昼・夜勤の仕事が続きますがヘロヘロ君になりそう。

街中のUAV飛行

10月1日。コロナ緊急事態宣言が全国的に解除になりましたね。かといって大手降ってマスクなしで歩くことが出来ないので、生活はあまり変わらないかな〜と思います。


実はもう少し早く緊急事態が明けると思って遠方の仕事をいれていたのですが、ちょっと間に合わず予定通りここに行っていました。


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街中の上を飛行させるため、今回は”監視員”+”雑用係”でいっていました。
きちんとした行政からの仕事で、事前に警察や行政、そして地域の人への案内なども済ませたのちの業務なので、数か月前から準備をしての飛行なので簡単なことはないですね。


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今回は幅が1.5kmぐらいあり、目視できないこともあり、監視員を配置しての飛行となっていまして、自転車で走て監視をしていました。


どちらかというと、UAVが飛行していて『あれなんだ?通報するか!』を防ぐのもあるのですけどもね。 飛行の音や目視して気づいている人を見つけては、事情を説明することも重要です。

今回は「ママ! あれに乗りたい!!」

という子供をなだめるのも少々時間を取りましたけど。(笑)


今最新のUAV機を使われたのですが、電波や機体も安定してよかったですね。(操縦者はそう思っていないかもしれませんが:笑)


昔は大型のヘリコプターでしかできなかった業務をUAVで行っているのですが、まだまだ規制等が多く、いざすぐに! と街中を撮影するときは大型ヘリを使うほうが早いですね。
基本UAVは高度150mまで。反対に大型ヘリは高度300mまでしか降りれない。 この辺りで使用する機材・機体を選別しなければなりませんね。


監視して回っていて見つけたのがこの表示。

仮舗装に親切なペイントとがされていこれはいいな〜を感心しました。


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という事で本日から通常業務で溜まっている仕事に力を入れることにしましょう。

測量機の収納

彼岸が過ぎて秋という気候になって朝晩は寝やすくなりました。でも昼間の現場は”ジリジリ”感のある日差しになって、「まだ夏じゃん!」と勝手に怒ってしまいます。

まだ昼間は暑いのですが、汗だくになって、仕事車の荷台を作成しました。


頭の中にある理想を一気に形にしてみました。 設計図なしですけど。(笑)


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前回ゴムマットを完成させて、市販の『ベットキッド』のパイプだけを購入して、コンパネに布を張って小段を作成。

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両面テープと100円ショップのタッカーを使って布を取り付けました。


で、次は大工もどきになって測量機を入れるところを作成。


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棚の下に引き出し式収納箱を作成。 ネットで1mの引き出しスライドレールを9000円で購入。


ハイエースの荷台は奥行きは2mぐらいあるので奥の荷物が取りにくいので、棚の上にもスライドレールの荷台を作成。


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適当に黒のスプレーで塗って棚を固定。


完成したのがこんな感じになりました。

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棚・スライド棚の1mスライドレールは、一応100kg近く耐えれます。この奥行きを生かせれるのが、三脚とプリズムポールが収納できるところですね。


これだけごちゃごちゃした部品で作っていると振動で音がするかと思いきや、今のところ問題はありませんね。

作成総時間は2日程度なのですが、ホームセンターに部材などを買いに行くので、数日に分けて仕事終わりの夕方に作っていましたので、10日はかかっていますね。

とりあえず『初代棚』が完成して荷物が詰めるようになりましたが、使っていきながら少しずつ改良ですね。

オイラも人間だ!

やっと週末。 今朝も夜勤明けのブログ更新です。

今週は雨にたたられながら昼勤と3日の夜勤を終え、ほっとした朝です。


昨日の晩(今朝)は、台風が近寄ってきて朝方から雨が降り出すという事で急ピッチであれこれの測量をして雨が降り出す前に終えて撤収しました。


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火曜日の晩には、こんな土砂降りのような雨の中、トータルステーションにこんなプラ板を取り付けて測量をやっていました。(夜間TSの写真を撮っていませんでしたので過去の)


まあ、普通はこんなに雨が降っているときは、測量は延期してもらうものですが、鉄道工事なのできちんと決まったダイヤ表(工程)は簡単にはずらせないのですよね。


こんな感じで自宅から100km離れた現場に2時間かけて行くのですが、朝の帰宅時には、

” 魔 物 ” がやってくるので一番危険な時です。(苦笑)


この中でも昼間はいろいろと”見積もりのなどの納品の督促”の電話がかかってくるのですが、先日こんな会話がありました。


「もぐらさん、あの書類いつごろまでいただけますか・」


「すみません、これから夜勤に出かけますので、明日の朝帰ってちょっと仮眠させてから書類を作ります。」


と、お詫びを。


「夜勤明けはちょっと寝ておかないと頭が働かないのと、関節や筋肉部が痛いのですけどちょっと寝たらこの痛みが取れるのですよ。体も睡眠と関係するのですよ。」


と話をすると業者さんは・・・


「もぐらさんも歳をとったんですね。もぐらさんでも歳にはかなわないのですね。」

と回答が。


「いや、もともと歳に勝とうなんて思っていないし。そのまえに24時間以上寝ずにオイラは働ける人間だと思っていたんかい!!」


とお返しを。


そんなことで、オイラは他の人にはどんな人間に思われているのか? 気になりだしましたね。(笑)

その前に ”ブログ書かずに早く仕事しろよ!” と言われそう・・・(苦笑)

土砂崩壊

お盆は雨とともに終わった・・・ という感じでしたね。

広島県全域で12日から雨足が強くなり15日の朝方まで続きましたが13日の朝が雨がひどくて、特別警報や避難勧告・川の氾濫があり14日晩まで続きました。


氾濫している地域の友達に援助がいるかと電話したら・・・

「水が迫ってきたから、親2人を車に積んで避難中だけど、水があふれて行き場を失っている」というよう緊迫な感じで、逃げれそうな道などのアドバイスをしたぐらいになってしまいました。


14日〜15日は地元消防団の自宅待機や巡回パトロールになりました。

他の消防団員が巡回中に異常なものを発見したのですが、

「道路のひび割れが大きくなって道路も段差ができている・・・」

と。

オイラもあとからその現場に行ったのですが、こんな感じでした。


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(この写真は次の日、当日は夜で雨が降っていて撮影してませんでした。これより地割れが小さかったです)


誰もが不思議がるだけでしたが、オイラはこれを見て、

「地山が動いている。地すべりが起こっているから立入禁止にして」

と判断しました。

周辺を見ると濃い濁れ水が出ているところも見つけてまだ地山が動いている証拠も見えました。


次の朝ドローンを持っていって、全体を把握してみました。


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ここも静岡県熱海と同じような山頂付近で、道路わきは大きな谷になっているところです。


この太陽光パネルも3年前の西日本豪雨災害後に設置されたもので、これが直接の原因なのかはわかりませんが、確実に水の流れは変わっています。

このように現状の地形を変えないのなら、パネルを設置しても排水計画をしなくても良いのですが、パネルを張ることでパネルの下には水が浸透しなくなり、水が浸透する面積が小さくなるのです。すると水はどこかに集中することになり低い方に流れ出すようになります。
すると1箇所に集中して、地山の亀裂 → 地下に浸透 → 崩壊 となります。


地形の変更が無いのなら宅地造成法では、排水計画をしなくても良いかもしれませんが、

水の流れが変わる = 再度排水計画 → 太陽光パネルを設置を許可
をしなければオイラは絶対ダメだと思っています。


自然エネルギーを使うのなら、災害を起こさないように。また公共工事でも水の流れを考えてない計画も時たまありますので、施工する会社も”水の流れがおかしい”と気づいたら、設計を変更してもらうことも大切です。


マシーン3Dデータの作成

6月も今週で終わりとなりますが・・・もたもたしているとあっという間に日にちが過ぎて行って気を引き締めて仕事をしないといけないと自分に言い聞かせている日々でございます。


ここのところ7月から始まるバックホウのマシーンコントロール(MC)のデータ作成が続いておりましてずっとモニターとにらめっこしていまして、気づけば”夕方”になっていますね。(苦笑)


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この現場も3Dで作っているとおかしなところが見えてきまして、発注者と構造変更をしながら作成しておりまして、作ってみては修正が続いています。


というのも、平面図は真上から見えている”図”なのですが、それを立体にするには線に”高さ”を持たせるというものになります。

それが何に影響するかというと・・・


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平面では直線で見えている部分ですが、実はこの赤囲いしている部分で道路の勾配変わりがあるので、その部分を立体図を横から見てみますと・・・・


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矢印の先がこのように折れている箇所ができてしまうのです。もちろん法面も折れてしまいます。

このようなことは土木施工をして丁張をかけている人には、当然わかることなのですが、発注図面を描いている方がそれをわかって工事用図面を作成されているかは・・・?疑問です。


今回も道路わきに水路がなかったり、小段の高さが違ったり、のり面が擦り、水をどこに処理するかなどなど、そのまま施工できない構造になっています。


今後このようなマシーン施工3Dデータを発注者から貸与されるようになると聞いていますが、実際はコンサルタント会社さんが作られるようになります。(断言!)

先日発注者サイドで、この3Dモデルを作る単価(歩掛)を見せてもらいましたが・・・安くてありえない数字になっていました。

今後AIを使った3D図面が作れるソフトウェアの開発が進んでいると聞いていますが、自然を相手にした図面を簡単に作成できるデータができるようになるのは簡単にはいかないかなとオイラは思っています。


もちろん工事現場で3Dの活用で、現場の職員の人数を少なくできるメリットはありますので、3D作成に予算を投入することはよいことだとも思います。


今は過渡期なので、新しいことへの取り組みと、3D活用したら無駄・おかしいところなどを抽出して次へつなげていく必要がありますね。

雨の測量

梅雨なので仕方がないのですが、今週は天気予報が変わることが多かったですね。”雨が降らないであろう”という日に仕事を入れていたのですが先日は夜勤での測量でやられてしまいました。


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(これは晴れた日の測量)


事前に決まった日でしか測量ができないので、先日は雨が降ってもトータルステーション(TS)を雨に濡らしながら朝まで測量を続けていました。


前の自動追尾TS(Topcon IS)を建設現場に貸していましたら、雨の中使用して操作基盤が壊れて修理ができなくなり”ご臨終”となってしまったことがあります。
でも以前の機種も雨の中で使用していましたが問題なかったのですが、おそらくそのあとのメンテナンスが悪かったのかなと思います。


そこでオイラが雨の中使用した測量機をどのようにしているかを今日は書いてみます。


1)測量が終わるとまずはTS機器をタオルでふき取り車に乗せます。

2)ケースの蓋を開けて乾燥できるスタイルにします。

  自分が一番恐れているのは、濡れたまま箱の中で温度が上がり、水が蒸気に代わること。

  密閉して上記になると圧力がかかりTS内に入っていくことです。

3)車のエアコンをかけて風量を全開にしたまま帰省します。

  

 ※湿度が多いときに使用した際にもこのようにして帰ります。

4)帰宅して荷物を降ろしてもTSを箱から出してエアコンを少しかけておき湿度を下げた

  状態にしておきます。


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車の中って密閉されていて、絶好の”乾燥室”になりますね。これだけ水が出ているのを見るとうれしいですね。


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湿度75%から48%まで落ちました。 通勤が2時間かかり、それから1時間ぐらいエアコンをかけていたので、シートなども除湿されているので、夕方まで6時間は50%ぐらいの湿度で車内は保たれています。


オイラはこのようなメンテナンスをしています。

今回はついでに3Dプリンターのフィラメントを強制乾燥に突き合わせていました。

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ま、雨の日に使わないのが良いのですがそうはいきませんので。(笑)

測量機材の限界?

ゴールデンウイーク・・・・あれ? 何っ?ていう人もたくさんいることでしょう。お疲れ様です。

オイラもそうでしたけどGWは遠征+夜勤+ホテル内データ業務で終わりました。でも好きな写真撮影仕事をやっていますので満足的な感じですね。(笑)


ということながら、連休明けの1発の仕事は。連休前に行った失敗した現場の”再測量”をやってきました。


”再測量”というのは連休前に「400mの直線の墨出し」を行ったのですが、

現場から「マーキングした点が真直ぐに通らない」

と連絡があり再測量をしてきました。


通常400mもあると対回観測して基準点測量を行うものなのですが、”自動追尾観TS”があると400m先のプリズムを追尾してくれるのでOKということで400m先に1素子のプリズムを設置して追尾トータルステーションで”0”リセットで10mごとにポイントを落として測量をしていました。


で、観測したポイントが真直ぐに通っていない・・・(大きいところで1cm)

以前は整準機+1素子のプリズムで、ミニプリズムで10mの中間点を測量していました。

今回は整準機+大360度プリズムに変更して、50mごとにポイントを落として10mの中間点はレーザー墨出し器でポイント出しを。

360度プリズムを使用したのは、「もしかして1素子プリズムが真直ぐにTSに向いていないのでは?という事もあり変更してみましたが、問題はなかったようです。

(ちなみにうちで使っている360度プリズムはどこに向けても中心を視準できる物です)


マニアックな話になりますが、真直ぐに通りが通らなかった原因を考察してみると


1、晴天で陽炎が出ていた

2、ミニプリズムでの観測の距離が長すぎて精度が落ちた

3、400mをトータルステーションの自動追尾での観測は限界・・・など


本日もいろいろを確認した結果1,2が原因と判断したものです。
1、プリズムで地上近くで観測することで追尾がうまくいかなくなる現象が出ていた。

  (陽炎かと)

2、ミニプリズムとTSの距離が長くなると、角度はOKでも誤差が大きくなる。
  (原因不明なのですが、ダメなのでしょう)


という事がわかりました。50mごとに 整準機+大360度プリズム で、観測し中間点をミニプリズムでポイントを落としてみましたが、レーザー墨出し器で通りを出すと、ミニプリズムで中間点にマークしたものが数mmのずれが出ていました。


測量では使う機械と機材の性能+限界をカタログだけでなく、自分でテストをしてみないとダメなのだなと痛感したものです。


今日はTrimble S7 で観測しましたがレンズが良いSX10で観測したらもっと良かったかなと思った次第です。


何にしてもシビアな測量は簡単にはいかないものですね。(苦笑)

UAVの利用

師走に入って忙しい・・・というかありがたいことに踏ん張らないといけない感じです。


先週は遠方の仕事でこんなところに行っていました。


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オイラが直接仕事をするわけではないのですが、間接的にかかわったのと、”日本初”と言われる業務なのと”代役保険要員”ということで行ってまいりました。


なんのお仕事なのかと申しますと・・空に小さなものが飛んでるお仕事です。


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これは現場で飛ばされていたドローンですが、普通のドローンとの違いは、このカメラ。

※(私のではありません)

何と1億万画素。 最高級の一眼レフカメラでも5000万画素なのですの数倍大きなカメラです。


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写真1枚が130MBとなり、広域が写っていても、拡大していくと道路のクラックが見えてしまうほどのものです。


場所は宇都宮駅から2,3Kmしか離れていない街中でオペレーターさんは

「こわい、こわい」と叫びながら飛ばされていたそうです。


今回は「法務局のお仕事」。土木ではわからない世界ですが、空撮写真を使うことで、効率を上げてみようという今回初めての飛行です。もちろん関係各省や個別にも周知してのフライトですので、準備にたくさんの時間がかかっているのは確かです。


オイラはもしかの時のためにドローンなど一式持参していましたが、これに乗っかって数日”監視員”だけで終えることができてほっとしています。


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街中での飛行には最新の注意が必要ですが、『目に見えない障害』、『目に見えないフェンス』と物理的に問題も数回出てきて、簡単にはいきませんでした。

でも技術革新で新たな業務の方法ができてくるものです。


広島から900kmもありますのでね。 帰りは高速道路での事故などもあり12時間かかりました。やはり・・・遠いです。

測量機の振動防止

朝霧が出てきたら・・・ 「秋も深まりましたね〜」 という気分になるのは地域性もあるかもしれませんが、今朝の我が家の前の風景です。


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このように里で霧が濃くなると、山に上がるときれいな雲海が見れるのでしょうね〜。

秋の便りでした。


さて、先週末にコンサルタント会社のお偉いさんから電話があり、

コンサル「もぐらさん、今現場の人から電話があり、地上型レーザースキャナー(TLS)が動かなくて困っているんですよ。現場から直接もぐらさんに電話してもよいですか?」

ということでした。

で、現場からの電話の内容は・・・

コンサル「TLSが1回は動いたけど、それから写真やスキャニングもできなくて困っているんですよ・・」と。


オイラは ”ピン!” と原因がわかりまして

もぐら 「TLSの三脚が揺れていないですか?」 と聞くとその通りだと。


そう、TLSやTSの種類によっては、自ら振動をかけて、三脚の座り具合を点検する機能があるのです。オイラが持っている Trimble S7 , SX10は、木製三脚+がっちり設置 できていないと自らの振動で機器が止まってしまうのです。


そこでオイラの振動防止はこんな形で行っています。


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木製三脚にベルトで縛り、ケースをおもりにする。こうすることで、三脚を伸ばしTLSを高い位置に据えてもそれなりに振動をせずに計測できます。


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このように低い三脚はアルミ製しかないので、どうしても振動で止まってしまいます。

このアルミ三脚はスライドする部分が共振してしまうので、ホームセンターで売っている強力なクリップで止めてやると振動せずに作業ができます。


てな、ローカルな話でしたが同じような悩みをもっている人がいれば、ここのブログを見ていただきヒントを持って帰っていただければと思います。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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