もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

測量

オイラも人間だ!

やっと週末。 今朝も夜勤明けのブログ更新です。

今週は雨にたたられながら昼勤と3日の夜勤を終え、ほっとした朝です。


昨日の晩(今朝)は、台風が近寄ってきて朝方から雨が降り出すという事で急ピッチであれこれの測量をして雨が降り出す前に終えて撤収しました。


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火曜日の晩には、こんな土砂降りのような雨の中、トータルステーションにこんなプラ板を取り付けて測量をやっていました。(夜間TSの写真を撮っていませんでしたので過去の)


まあ、普通はこんなに雨が降っているときは、測量は延期してもらうものですが、鉄道工事なのできちんと決まったダイヤ表(工程)は簡単にはずらせないのですよね。


こんな感じで自宅から100km離れた現場に2時間かけて行くのですが、朝の帰宅時には、

” 魔 物 ” がやってくるので一番危険な時です。(苦笑)


この中でも昼間はいろいろと”見積もりのなどの納品の督促”の電話がかかってくるのですが、先日こんな会話がありました。


「もぐらさん、あの書類いつごろまでいただけますか・」


「すみません、これから夜勤に出かけますので、明日の朝帰ってちょっと仮眠させてから書類を作ります。」


と、お詫びを。


「夜勤明けはちょっと寝ておかないと頭が働かないのと、関節や筋肉部が痛いのですけどちょっと寝たらこの痛みが取れるのですよ。体も睡眠と関係するのですよ。」


と話をすると業者さんは・・・


「もぐらさんも歳をとったんですね。もぐらさんでも歳にはかなわないのですね。」

と回答が。


「いや、もともと歳に勝とうなんて思っていないし。そのまえに24時間以上寝ずにオイラは働ける人間だと思っていたんかい!!」


とお返しを。


そんなことで、オイラは他の人にはどんな人間に思われているのか? 気になりだしましたね。(笑)

その前に ”ブログ書かずに早く仕事しろよ!” と言われそう・・・(苦笑)

土砂崩壊

お盆は雨とともに終わった・・・ という感じでしたね。

広島県全域で12日から雨足が強くなり15日の朝方まで続きましたが13日の朝が雨がひどくて、特別警報や避難勧告・川の氾濫があり14日晩まで続きました。


氾濫している地域の友達に援助がいるかと電話したら・・・

「水が迫ってきたから、親2人を車に積んで避難中だけど、水があふれて行き場を失っている」というよう緊迫な感じで、逃げれそうな道などのアドバイスをしたぐらいになってしまいました。


14日〜15日は地元消防団の自宅待機や巡回パトロールになりました。

他の消防団員が巡回中に異常なものを発見したのですが、

「道路のひび割れが大きくなって道路も段差ができている・・・」

と。

オイラもあとからその現場に行ったのですが、こんな感じでした。


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(この写真は次の日、当日は夜で雨が降っていて撮影してませんでした。これより地割れが小さかったです)


誰もが不思議がるだけでしたが、オイラはこれを見て、

「地山が動いている。地すべりが起こっているから立入禁止にして」

と判断しました。

周辺を見ると濃い濁れ水が出ているところも見つけてまだ地山が動いている証拠も見えました。


次の朝ドローンを持っていって、全体を把握してみました。


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ここも静岡県熱海と同じような山頂付近で、道路わきは大きな谷になっているところです。


この太陽光パネルも3年前の西日本豪雨災害後に設置されたもので、これが直接の原因なのかはわかりませんが、確実に水の流れは変わっています。

このように現状の地形を変えないのなら、パネルを設置しても排水計画をしなくても良いのですが、パネルを張ることでパネルの下には水が浸透しなくなり、水が浸透する面積が小さくなるのです。すると水はどこかに集中することになり低い方に流れ出すようになります。
すると1箇所に集中して、地山の亀裂 → 地下に浸透 → 崩壊 となります。


地形の変更が無いのなら宅地造成法では、排水計画をしなくても良いかもしれませんが、

水の流れが変わる = 再度排水計画 → 太陽光パネルを設置を許可
をしなければオイラは絶対ダメだと思っています。


自然エネルギーを使うのなら、災害を起こさないように。また公共工事でも水の流れを考えてない計画も時たまありますので、施工する会社も”水の流れがおかしい”と気づいたら、設計を変更してもらうことも大切です。


マシーン3Dデータの作成

6月も今週で終わりとなりますが・・・もたもたしているとあっという間に日にちが過ぎて行って気を引き締めて仕事をしないといけないと自分に言い聞かせている日々でございます。


ここのところ7月から始まるバックホウのマシーンコントロール(MC)のデータ作成が続いておりましてずっとモニターとにらめっこしていまして、気づけば”夕方”になっていますね。(苦笑)


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この現場も3Dで作っているとおかしなところが見えてきまして、発注者と構造変更をしながら作成しておりまして、作ってみては修正が続いています。


というのも、平面図は真上から見えている”図”なのですが、それを立体にするには線に”高さ”を持たせるというものになります。

それが何に影響するかというと・・・


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平面では直線で見えている部分ですが、実はこの赤囲いしている部分で道路の勾配変わりがあるので、その部分を立体図を横から見てみますと・・・・


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矢印の先がこのように折れている箇所ができてしまうのです。もちろん法面も折れてしまいます。

このようなことは土木施工をして丁張をかけている人には、当然わかることなのですが、発注図面を描いている方がそれをわかって工事用図面を作成されているかは・・・?疑問です。


今回も道路わきに水路がなかったり、小段の高さが違ったり、のり面が擦り、水をどこに処理するかなどなど、そのまま施工できない構造になっています。


今後このようなマシーン施工3Dデータを発注者から貸与されるようになると聞いていますが、実際はコンサルタント会社さんが作られるようになります。(断言!)

先日発注者サイドで、この3Dモデルを作る単価(歩掛)を見せてもらいましたが・・・安くてありえない数字になっていました。

今後AIを使った3D図面が作れるソフトウェアの開発が進んでいると聞いていますが、自然を相手にした図面を簡単に作成できるデータができるようになるのは簡単にはいかないかなとオイラは思っています。


もちろん工事現場で3Dの活用で、現場の職員の人数を少なくできるメリットはありますので、3D作成に予算を投入することはよいことだとも思います。


今は過渡期なので、新しいことへの取り組みと、3D活用したら無駄・おかしいところなどを抽出して次へつなげていく必要がありますね。

雨の測量

梅雨なので仕方がないのですが、今週は天気予報が変わることが多かったですね。”雨が降らないであろう”という日に仕事を入れていたのですが先日は夜勤での測量でやられてしまいました。


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(これは晴れた日の測量)


事前に決まった日でしか測量ができないので、先日は雨が降ってもトータルステーション(TS)を雨に濡らしながら朝まで測量を続けていました。


前の自動追尾TS(Topcon IS)を建設現場に貸していましたら、雨の中使用して操作基盤が壊れて修理ができなくなり”ご臨終”となってしまったことがあります。
でも以前の機種も雨の中で使用していましたが問題なかったのですが、おそらくそのあとのメンテナンスが悪かったのかなと思います。


そこでオイラが雨の中使用した測量機をどのようにしているかを今日は書いてみます。


1)測量が終わるとまずはTS機器をタオルでふき取り車に乗せます。

2)ケースの蓋を開けて乾燥できるスタイルにします。

  自分が一番恐れているのは、濡れたまま箱の中で温度が上がり、水が蒸気に代わること。

  密閉して上記になると圧力がかかりTS内に入っていくことです。

3)車のエアコンをかけて風量を全開にしたまま帰省します。

  

 ※湿度が多いときに使用した際にもこのようにして帰ります。

4)帰宅して荷物を降ろしてもTSを箱から出してエアコンを少しかけておき湿度を下げた

  状態にしておきます。


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車の中って密閉されていて、絶好の”乾燥室”になりますね。これだけ水が出ているのを見るとうれしいですね。


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湿度75%から48%まで落ちました。 通勤が2時間かかり、それから1時間ぐらいエアコンをかけていたので、シートなども除湿されているので、夕方まで6時間は50%ぐらいの湿度で車内は保たれています。


オイラはこのようなメンテナンスをしています。

今回はついでに3Dプリンターのフィラメントを強制乾燥に突き合わせていました。

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ま、雨の日に使わないのが良いのですがそうはいきませんので。(笑)

測量機材の限界?

ゴールデンウイーク・・・・あれ? 何っ?ていう人もたくさんいることでしょう。お疲れ様です。

オイラもそうでしたけどGWは遠征+夜勤+ホテル内データ業務で終わりました。でも好きな写真撮影仕事をやっていますので満足的な感じですね。(笑)


ということながら、連休明けの1発の仕事は。連休前に行った失敗した現場の”再測量”をやってきました。


”再測量”というのは連休前に「400mの直線の墨出し」を行ったのですが、

現場から「マーキングした点が真直ぐに通らない」

と連絡があり再測量をしてきました。


通常400mもあると対回観測して基準点測量を行うものなのですが、”自動追尾観TS”があると400m先のプリズムを追尾してくれるのでOKということで400m先に1素子のプリズムを設置して追尾トータルステーションで”0”リセットで10mごとにポイントを落として測量をしていました。


で、観測したポイントが真直ぐに通っていない・・・(大きいところで1cm)

以前は整準機+1素子のプリズムで、ミニプリズムで10mの中間点を測量していました。

今回は整準機+大360度プリズムに変更して、50mごとにポイントを落として10mの中間点はレーザー墨出し器でポイント出しを。

360度プリズムを使用したのは、「もしかして1素子プリズムが真直ぐにTSに向いていないのでは?という事もあり変更してみましたが、問題はなかったようです。

(ちなみにうちで使っている360度プリズムはどこに向けても中心を視準できる物です)


マニアックな話になりますが、真直ぐに通りが通らなかった原因を考察してみると


1、晴天で陽炎が出ていた

2、ミニプリズムでの観測の距離が長すぎて精度が落ちた

3、400mをトータルステーションの自動追尾での観測は限界・・・など


本日もいろいろを確認した結果1,2が原因と判断したものです。
1、プリズムで地上近くで観測することで追尾がうまくいかなくなる現象が出ていた。

  (陽炎かと)

2、ミニプリズムとTSの距離が長くなると、角度はOKでも誤差が大きくなる。
  (原因不明なのですが、ダメなのでしょう)


という事がわかりました。50mごとに 整準機+大360度プリズム で、観測し中間点をミニプリズムでポイントを落としてみましたが、レーザー墨出し器で通りを出すと、ミニプリズムで中間点にマークしたものが数mmのずれが出ていました。


測量では使う機械と機材の性能+限界をカタログだけでなく、自分でテストをしてみないとダメなのだなと痛感したものです。


今日はTrimble S7 で観測しましたがレンズが良いSX10で観測したらもっと良かったかなと思った次第です。


何にしてもシビアな測量は簡単にはいかないものですね。(苦笑)

UAVの利用

師走に入って忙しい・・・というかありがたいことに踏ん張らないといけない感じです。


先週は遠方の仕事でこんなところに行っていました。


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オイラが直接仕事をするわけではないのですが、間接的にかかわったのと、”日本初”と言われる業務なのと”代役保険要員”ということで行ってまいりました。


なんのお仕事なのかと申しますと・・空に小さなものが飛んでるお仕事です。


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これは現場で飛ばされていたドローンですが、普通のドローンとの違いは、このカメラ。

※(私のではありません)

何と1億万画素。 最高級の一眼レフカメラでも5000万画素なのですの数倍大きなカメラです。


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写真1枚が130MBとなり、広域が写っていても、拡大していくと道路のクラックが見えてしまうほどのものです。


場所は宇都宮駅から2,3Kmしか離れていない街中でオペレーターさんは

「こわい、こわい」と叫びながら飛ばされていたそうです。


今回は「法務局のお仕事」。土木ではわからない世界ですが、空撮写真を使うことで、効率を上げてみようという今回初めての飛行です。もちろん関係各省や個別にも周知してのフライトですので、準備にたくさんの時間がかかっているのは確かです。


オイラはもしかの時のためにドローンなど一式持参していましたが、これに乗っかって数日”監視員”だけで終えることができてほっとしています。


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街中での飛行には最新の注意が必要ですが、『目に見えない障害』、『目に見えないフェンス』と物理的に問題も数回出てきて、簡単にはいきませんでした。

でも技術革新で新たな業務の方法ができてくるものです。


広島から900kmもありますのでね。 帰りは高速道路での事故などもあり12時間かかりました。やはり・・・遠いです。

測量機の振動防止

朝霧が出てきたら・・・ 「秋も深まりましたね〜」 という気分になるのは地域性もあるかもしれませんが、今朝の我が家の前の風景です。


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このように里で霧が濃くなると、山に上がるときれいな雲海が見れるのでしょうね〜。

秋の便りでした。


さて、先週末にコンサルタント会社のお偉いさんから電話があり、

コンサル「もぐらさん、今現場の人から電話があり、地上型レーザースキャナー(TLS)が動かなくて困っているんですよ。現場から直接もぐらさんに電話してもよいですか?」

ということでした。

で、現場からの電話の内容は・・・

コンサル「TLSが1回は動いたけど、それから写真やスキャニングもできなくて困っているんですよ・・」と。


オイラは ”ピン!” と原因がわかりまして

もぐら 「TLSの三脚が揺れていないですか?」 と聞くとその通りだと。


そう、TLSやTSの種類によっては、自ら振動をかけて、三脚の座り具合を点検する機能があるのです。オイラが持っている Trimble S7 , SX10は、木製三脚+がっちり設置 できていないと自らの振動で機器が止まってしまうのです。


そこでオイラの振動防止はこんな形で行っています。


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木製三脚にベルトで縛り、ケースをおもりにする。こうすることで、三脚を伸ばしTLSを高い位置に据えてもそれなりに振動をせずに計測できます。


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このように低い三脚はアルミ製しかないので、どうしても振動で止まってしまいます。

このアルミ三脚はスライドする部分が共振してしまうので、ホームセンターで売っている強力なクリップで止めてやると振動せずに作業ができます。


てな、ローカルな話でしたが同じような悩みをもっている人がいれば、ここのブログを見ていただきヒントを持って帰っていただければと思います。

雨の日の測量

朝がめっきり涼しくなり、窓を開けてブログを書いてて気持ちがいいですね。


でもここ最近雨が多くて、稲刈りをするタイミングを見るのが大変でしたが、昨日全部終えることができました。

「秋は雨が降るたびに涼しくなる」

とばあちゃんから習ったことがありますが、その通りですね。先週の雨でどんどん涼しくなりましたから。


先週は雨でも測量をお願いされて、トータルステーションが濡れないようにちょっと細工をしてみました。


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100円ショップの ”プラ段ボール” を ”粘着付きマジックテープ” で取り付けただけ。

とても ブサイク ですが、TSを濡らさずに仕事を終えれました。


メーカーのカタログでは、”防水IP〇〇”と書いてありますが、あくまで新品の時の性能らしいです。修理されている人に聞きますと、ゴム・パッキン類の劣化がありますので、基本防水はほぼないつもりで取り扱ってください。と。


気を付けないといけないのが、雨の中使用してケースに入れて持って帰るとき。水が蒸発して蒸気が機械に入ってしまうことがあること。

オイラは雨の日に使用したら、ケースを車に乗せて、ふたを開けておく。そしてエアコンをつけて風量を最大にして乾燥させながら帰ります。

帰ってからも1日はTSをケースから出して乾燥させますね。


さて、今週は何かと忙しいので、集中して仕事をやらないとやばいです。(笑)

Trimble測量機のBluetooth設定

災いは突然やってくる・・・・。

自然災害はもちろん、人災もいろいろとあるものですが、今回オイラがぶつかった災いは比較的”軽い”ものですが、信用していたものが突然動かなくなると、ちょっと慌ててしまいますね。


今回の災いは・・・測量機。

自分なりにカスタマイズしていろんな部品を取り付けている通信機が、つながったり・・止まったりと。現場で仕事をしていて機材が壊れるのは大変です。お金をいただきながら機械を修理しているとお客さんに申し訳ないばかりです。


日頃機械のメンテナンスはやっている方ですが、電気系は突然やってきますからね。


前置きが長くなりましたが、2年前に構築したTrimble S7とpanasonic FZ-G1との接続のBluetooth機器の不具合。

原因はアンテナが折れたのと、何かと内部で不具合が起こっていたのか”リセットボタン”を押して修復ができました。


今回は専門的になりますので、不要な方はスルーしてください。でも、マニアックな専門的なことを書いていますと質問や訪問もありますので、今回は修理方法やWindowsのアップデートで使えなくなることなど、長編になりますが自分の”健忘症対策”で細かく書いておくことにします。


今回問題となったのはこの器具。

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Bluetooth機器 の「Parani-SD1000」TSのS7をロボティック(自動追尾)で使う際、panasonicFZ-G1に福井コンピューターの”TREND-FIELD”(平板ソフト)を連動させるための道具です。

詳しくは以前の記事を参照ください。

Trimble S7と平板ソフトの設定方法

今回はこの機器などの内部の設定を書きます。


オイラは念のためにこれとは別のこの機器をTS箱に入れていましたが、現場で緊急時ということでこちらを使おうとしたものの、全くダメになっていまして、本日こちらを修理しました。


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これもBluetooth機器 の「Parani-SD1000」シリーズですが、S7のUSBに差込み直接panasonicFZ-G1と接続していましたが、これがつながらなくなっていました。


まずは修理方法や、販売メーカーかわからないのですがここにいろいろと製品について詳しくサポートされています。


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今回はまずは内部修復するために、接続用のソフトをダウンロードしました。

PCにインストールして「Parani-SD1000」接続して起動してみました。

image  ParaniWin ver.1.0.7   


しかし内部を見ることができなくなっています。


そこでファームウェアをアップデートしてみることに。

image ファームウェアアップデート ソフトウェア ParaniUpdater Ver.2.0.1


それからそれぞれの2機種のファームウェアをダウンロード


Parani-SD1000

Parani-SD1000 Ver.2.0.8(95.9KB) (黒いやつ)


Parani-SD1000U

Parani-SD1000U Ver.2.0.3(95.9KB) (赤いやつ)


Bluetooth機器をパソコンに接続して Parani Updayer を起動して、上記のファイルを読み込み「Start」ボタンを押し待つこと1分ぐらい。

そしてTrimble S7に接続して、panasonicFZ-G1と接続を試みるが・・・だめ。


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Bluetooth機器としてParani-SD1000が表示されますが、「PIN」番号を聞いてきます。

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もともとこの機器は PINは”無し” の設定ですが、Windows10は必ず PIN を入力しなければならないようになったのかもしれません。


そこでもう一度Parani-SD1000をPCに接続して、”ParaniWin”を起動。


image  Sirial Port を選択します。最初はこのProtも選べなくなっていました。


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この機器の内容が表示されます。



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左側の ”Device Setting” をクリックし、 ”Pin Code” を自分が覚えやす数字を打ち込みます。自分は黒いやつの初期設定と同じ 1234 で。 


この後は

Trimble S7と平板ソフトの設定方法 記事を参考にしてください。


自分もネット上でいろいろとこの手の設定を探していましたら・・・自分のブログに当たり、PIN番号を知りました。(爆笑)

精密測量

ちょっと梅雨らしい雨が続くような天気予報になりましたね。ネットにも注意喚起の記事がありましたが、

「もう少ししたら2年前の西日本豪雨災害があった時となりますので、自ら準備をしておきましょう。」 

という記事が。確かに。平穏な時が続くと過去の災いのことを忘れてしまうようになりますので、今一度気を引き締めておく必要がありますね。



という前置きですが、実は以前測量で失敗したことを今回同じことをするにあたり、オイラも事前準備をしてきまして、昨夜クリアすることが出来ました。


というのも延長400mの箇所に140数点ポイントをトータルステーションで観測するのですが、すべてのところを2mm以内に抑えないといけないという測量。

前回は手持ちのプリズムで行ったところ5mm程度ずれたところがあり、やり直し測量を基準点観測をする1素子プリズムで時間をかけて測量をして何とか完了さすことが出来ました。

その代わりとても時間がかかり”失敗”という結果でした。


そこで考えたことは

1)プリズムは固定して測距する

2)一人で正確にポイント位置にマークができること 

   (プリズムポールではマーク箇所がずれることがある。)

3)作業性


を考えて、今回はこんな機材を作ってみました。


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360度プリズムにレーザー墨出し器を取り付けてみました。


取り付けるにあたり、3Dプリンターで両ネジを作ってみました。でもレーザー光がと通るように穴をあけて。


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そしてプリズムの底版も3Dプリンターで作成。


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カメラ三脚に木盤を取り付け、中央をガラス板をはりました。

三脚テーブルの作り方 (以前の記事)

これにより水平を出しやすくなりました。


そしてレーザー墨出し器が真下にレーザーポイントを出すという機能を使ったわけです。


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地盤にはこのように赤いポイントが見えるので、一人で間違いなくマークをつけれるようになりました。位置の微調整も楽ですしね。


自動追尾TSなのでポイント出しは一人で行いました。後で巻き尺で距離間チェックをしていきましたが、ほとんど2mm以内でできていましたね。


この機材の応用として、推進工事などで地下にポイントを下すのに使用したり、レーザー墨出し器を自動追尾型(持っています)に交換して建築の位置出しと直角墨出しを同時にできるようになります。


余談ですが、360度プリズムってどこを向けても中心を視準してくれると思われている人がいますが、数mmずれるので、この小さなプリズムがたくさんついているものでしたら、きちんとプリズムをTSに向けていないとズレますので注意が必要です。


またバカみたいなものを作ってしまいました。(苦笑)

地上型レーザースキャナー

暖かい気候が続き、外仕事がやりやすい今年です。でも今日から西日本では寒気がやってきて、やっとスタッドレスタイヤの効力が出てくるのかと。自部は年末冬用タイヤにしていたのですが、雪が降らないのでもう夏用タイヤにしているんですよね。(笑)


オイラは土木にかかわる仕事をいろいろとしているのですが、周辺の人曰く

「もぐらさんは道具道楽だな〜」と

いわれるぐらい、道具やソフトウェアをそろえているとみられていますね。

ま、確かにCADだけでも12種類持って使っていますからね。でも最近メインに使っているのは7種類ですけど少しずつそろえていっていたら増えてしまいましたね。


で、今回はもう一つ測量器が増えてしまいました。


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オイラはどう見ても不細工な形だと思っていますね。

トータルステーションとレーザースキャナーがついている測量器です。


これまでの2台のトータルステーション(TS)にもレーザースキャナー(TLS)がついたものを買っていましたが1秒間に20点程度しか計測できなかったので、用途に合わせて使っていました。

実は10年前からレーザースキャナーというものは持っていて、地形や舗装面を観測し、3DCADで横断図等の図面化にはこれで十分だったのですよね。


でもUAV測量を始めて、UAVだけでは測れないところが出だし、色がついた点群と構造物のモデリングが必要な時代に変わり始めていますので、色が付くレーザースキャナーを導入してみました。


地上型レーザースキャナー(TLS)を使っている人たちの話を聞くと、測量方法にもよるのでしょうが、一気に360度スキャンするTLSモデルで、困ることは・・・

「いろんな個所から測量して微妙に構造物の位置がずれる」

でした。後方交会法を使用して機械点を決めるのですが、通常のTSのように”プリズム”を使わないのですよね。


ですので、この機械は通常のTSと同じようにプリズムを使用して機械を設置するタイプなので、先日も5方向から構造物を観測してみましたが、ずれているのが見当たりませんでしたね。


でも近年のTLSは1秒間に200万点に観測できるのに、これは2.6万点。1/10程度なのですが、観測する範囲を決められるので”使い方”ではあまり差が出なくなるのではと考えています。


まだ、TLS用ソフトの方が使い切れていないのでしばらく練習です。

ドコモ 高精度GNSS サービス

今日はちょっと専門的でマニアックな記事になりますが、ま、オイラも一応測量技術者として、ちょっと気になったことの実験をしてみました。


昨年夏より導入したGNSS測量器ですが、ネットワークRTKという使い方で使用しています。

全国に約1300か所に設置されている”電子基準点”(下記の写真)を使用して、観測してから数秒後には「数センチ(2cm程度)」の位置情報・高さ情報を提供してくれます。


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この数センチの補正をしてもらうには、「高精度GNSS補正情報配信サービス会社」と契約して補正情報を受け取る必要があります。 これまではオイラが知っているところで3社しかありません。 そして契約金額は・・・使い放題で20,000〜25,000円/月 と、少々というよりだいぶんお高いです。 しかしオイラもこの1年使ってきましたが、UAVと基準点測量を行う際には大変お世話になり、今更手放すことができないぐらいに使用しています。


で、本日の本題は、この「高精度GNSS補正情報配信サービス」を携帯電話会社の”ドコモとソフトバンク”が始められるということで、ドコモは10月末ごろから始まりました。

まずはドコモへ相談ということなのですが、直接電話をしてみて内容を聞いてみました。


1、申し込みでIDとパスワードをもらう

2、お試し期間で自分の機器で試す

3、良ければ本契約

4、値段 3,000円/月

5、国土交通省の電子基準点1300か所+ドコモの通信アンテナで補正

6、ドコモの通信アンテナは国土交通省の電子基準点より少ない


と、今のところこのような情報です。

そこで自分が問い合わせをしたのですが、知り合いの方が先にお試しでIDとパスワードをもらわれていましたので、昨日実験をしてみました。


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今回は測量機メーカー(PENTAX)のGNSS機と知り合いが数万円で作ったGNSS機2台を使用してみました。使い勝手が良いので操作機器は福井コンピューターのトレンドフィールドを使用。今年の夏から標高計算をしてくれるようになりましたので、便利となりました。


実験内容

 A機:PENTAX GNSS   B機:格安 GNSS

 高精度GNSS補正情報配信サービス会社

  A社:ジェノバ B社:NTTドコモ

  

1)A機をA社で3点観測。そしてA機をB社で3点観測

 

   結果

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   X,Y座標はGNSS誤差程度ですが、高さが最大で10cm程度誤差が出ている


2)A機とB機をそれぞれB社で2点を観測


  結果

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  X,Y座標はGNSS誤差程度。高さはフリーソフトアプリなので、未計測とします。


考察

 1)まだこの地域だけなので、精度を判断するには数字が少ない

 2)NTTドコモの補正サービスは、高さの誤差が大きい

 3)NTTドコモの補正サービスは X,Y はOK

 4)数万円のGNSS機でも X,Y座標はOK


と、第1回目のテスト結果を記載しておきます。


こんなことするぐらいなら、仕事をしろ! とお客さんに怒られそう・・

道具のメンテナンス

現場作業や夜勤など、仕事が集中していた3週間を超えることができて、ほっとして朝を迎えています。最後のとどめは昨日の7時間講習会を無事とは言えないけど、問題もありながらでも終えまして、本日は溜まった内業をやっていく予定です。


現場の測量などをしていますと、測量機材や道具が増えてきています。そこで本体は1年ごとに点検を出していますが、そのほかのプリズムや三脚なども、しっかりとしていないと良い測量ができなくなるものです。


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三脚もねじで止めてある部分などは1年に1回程度はメンテをしていますね。締め付ける前はちょっと三脚を揺らしてみると揺るぎがありましたが、メンテした後はがっちりとしますね。


そのほかにも紐部分の留め具が破損して、三脚を持ち歩くのに不安がありましたが、赤矢印のように紐を縫い付けてしまいました。 ここで縫い付ける糸ですが、「釣り糸」を使うと濡れたりや強度的にも良いのでお勧めです。


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そのほかにも三脚の先。つま先が1つ取れて無くなっていましたので、ボルトを削って作りました。


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でもこんなのを現場で使っているとお客さんに不安がられるかもしれませんですけどもね。(笑)

過酷な時間

とても良い気候になりましたね。朝は涼しく、昼は暖かい。これが1カ月は続いて欲しい〜!と思ったのが先週。今週から朝は・・・・”寒い!”に変わってしまいました。 「良いときはひと時でしかないのだから、”良い気候”がとてもよく感じるのであろう・・・」なんて、できた人間のように思ってみる今日この頃です。


先週から仕事の予定がびっしりと詰まっており、その上夜勤測量や講習講師もあるので、へばり気味なのは確かですが、楽しみもいろいろとあり充実しております。


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先週からやっている夜勤ですが、こんなところで測量をしています。


この現場も過酷で、作業できる時間が『2時間40分』のみ。でも現地到着・退出で正味「2時間20分」ですかね。いかに効率よくやるか事前の計画や準備がものを言います。

ホームの長さは25m×16両+αで400m近くあります。 まずは水準測量 ですが、400mを往復して、2ホームありますので、1600mを測量することになります。これはレーザーレベルを導入することでクリアしました。

次に400mに140か所のポイントを出す仕事。2時間20分で140か所。といえばピンとこないけど、1分に1か所のポイントを落とす計算になります。基本1mm精度で。その中にトータルステーションの移動も含みます。 これもぎりぎりでクリアしました。


昨日も「もぐらさんはせっかちですね」と言われましたが、オイラはあまりそのあたりがわからいのですけどもね。

この仕事もそうですが、こんな過酷な時間しばりですが、1日で測量を終える計画にするのがそもそもよくないのかもしれませんね。

でも性格的に「一気にやってしまえ!!」になってしまいますもので。


もしかして、これが”せっかち”のことなんですかね?(笑)

精度のよい位置表示

ぐっと気温が下がって、昼間の仕事もやりやすくなりましたね。でも町中はまだまだアスファルトの暑さがあるのか、じりじり焼かれている感じがします。


昨日はアスファルトとは全く縁のないところで測量をしていましたが、標高800mのところで原生林内の測量。気温も朝は11度と長袖でないと”寒い”ところでした。


記事のネタが思いつかないので、前回の続きですが、GNSSを使って測量をやってきました。


今回は歩くことすらできない原生林に、延長1.5kmぐらいに用地境界や、施工する場所を示して行く測量です。

前回と同じようにGNSSと平版ソフトを使って随時進行方向を示して測量をするのですが、今回は森林組合さんに、進行方向を示しながら測量をやってきました。


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おそらく地図に自分の位置を表示できることは、カーナビやスマホ地図で見慣れたもので、何も驚くことが無い感じがしますが、このシステムのセットでは2cm以内の精度で、図面(地図)に表示することができるのです。実はこれと同じようにスマホに座標値を入れて測量をしたことがあるのですが、あっという間に10m以上は出てしまいます。カーナビも”道路”を認識して”道路へ補正”してくれるので比較的あっているように見えるだけです。


余談ですが、空港滑走路に自家用車を持ち込んだ際は、滑走路は”道路”と認識してくれなかったので、だんだんとカーナビの自動車の位置は滑走路から飛び出していきました。

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  (2007年の写真)


前回も書きましたが、携帯電話会社が精度2cm程度のサービスが年内に始まりますので、どんなものが出るのか楽しみですね。





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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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