建設業界の話で最近盛り上がっていますが
ちょっと違う視点で考えたことを書きます。
我が家では昔から
“我慢の出来る子に育てよう!”
といわれていました。オイラも同じく小さいころから
「我慢が出来なければ大人になってから苦労するぞ!」
と耳にタコに出来るくらい言われていました。
ほしいものはすぐに手に入れてしまう。
本当に今のご時勢ではないかと思います。
さて“我慢“とはどんなときに役立つのか考えて見ましょう。
自分が偉いと思うこと。威張ること。これも我慢のひとつですが今日は
別の我慢です。
自分の欲することに対して我慢をする。
つまりしんぼう強いことです。
・我慢をして欲しいものを買わない。
・我慢をして物事を続ける。
・我慢をして嫌いなものを食べる。
このしんぼう強さが今の日本人には足らなくなったのではと
オイラは非常に感じています。
なぜ無くなったのか?オイラが感じる原因は
1、コンビニエンスストアーの出現
2、携帯電話の出現
3、インターネットの出現
この3つの共通点は “待たなくても欲しいもの(情報)が手に入る“
我慢(しんぼう)することはいりませんよね。
待つ = 我慢
今までは通常の生活にも我慢というものはたくさんありました。
しかし便利になればなるほど人間が堕落していく感じがします。
オイラは2,3番で仕事をしている人間であり、
堕落しつつあります。
若い子を育てるにも“待つ”ことが大切と以前書いていましたが、
育てる人間も若い子も“我慢”が出来なくなっています。
この“我慢(待つ)“という行為は、自分から意識していれば出来ます。
・若い子にこの仕事をすぐやってもらいたいけど2時間は待ってみようか。
・ 若い子が携帯電話を持っているからすぐに聞きたいけど、仕事中だから
事務所に帰ってきたときに聞こう。
ささいなことですがこの“上司の我慢=若い子の余裕”につながるでしょう。
一言で我慢とありますが、教育には大切なのではないでしょうか。









