便利なCADのお話。
先月講習会に行った際に、受講者さんに「どんなCADを使っていますか?」という質問に、HO_CADと答えられる方が多かったです。
そこでそのバージョンを?と聞くと 「フリーソフトのPaoになる前の・・・」と答えられる方がほとんどでしたね。

オイラが講習会で言っている定義。
「表計算や文書作成ソフトは1,2種類しかなく、互換性はありますがCADは数百種類ありデータの交換が大変なのですよ」と。

それと使い方がそれぞれ違いため、「会社でのCADソフトの変更は、至難の業ですよ」とも言っています。
オイラはいろんな建設現場を見てきましたが、会社の都合で最新のCADに変更しても、職員さんは古くても以前のソフトを使っていることが多いですね。
時には自腹でも、以前から使っているソフトを購入した人もいます。

 

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前置きが長くなりましたが、先月よりHO_CAD Paoで、AutoCADのデータが取り込めるようになりました。(^^:    
   
そしてお役所へ納品するSXF形式(P21、SFC)も数年前より変換できるようになっています。
となると、AutoCADを使っている人で、面積計算や測量座標をもっと便利に使おうとする人などには便利んなるでしょう。

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大きな平面図もファイルをHO_CADにドラッグアンドドロップすると、簡単に取り込めました。
やはり役所や社内でCADファイルの交換っていうところで悩んでいる人が多いですね。
そのなかでファイル交換をSXF形式で行うっていうことが、今の公共工事では言われていますが、AutoCADをSXF形式に変換するソフトを持っていない人が多いということ。
つまりAutoCADを使っている人は、DWG形式でデータ交換しか出来ない環境であります。(DXFは何かと問題がありますので、オイラはここ数年使ったことが無いです)

良く現場で使っている操作で、Excelの表をCADの文字、線で取り込む。
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これもExcelの画面と同じような操作画面でコピペ出来、張り付けたり出来ます。

そのほか隠れアイテムが隠されており(笑)土木では使わない機能も入っています。
法務局・土地家屋調査士関係でしたら便利でしょうね。(オイラは使うことが無いのですけど)

使用するにはまずは会員に入ることから。
http://www.ho-cad.com/

会員に入ると「HO_CAD Alloance」というSNSのHPで、質問や情報をもらえるようになります。

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気になるお値段は一般の人なら10,000円ですね。(入会費かな)
SNSのHPで最新のプログラムをずっと?ダウンロードできます。

旧バージョンの2.70以前を使っている方。長い目で考えますとお得な情報ですね。