もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

バッテリー

車内蓄電池システム

2月も半分が去りましたが、近年は「年度末終了工事」が比較的少なくて、以前のような”年度末ドタバタ”は少なくなりました。最近は”工事の電子納品”も、日々打合せ簿などを登録する”工事中情報共有システム”などにより、日々電子納品が完了していますので、完成検査前の電子化は少しは楽になったのかと思います。


かと言ってオイラも少しずつ進歩していかないといけないので、新たな業務の改善をしていかなければならないものです。


ということで、また”へんてこりん”なものを作ってしまいました。


実は昨年だけでも数回、”現場へ機材を忘れ”たりとか、”機材の電池切れ”とかで業務に支障をきたすことがありました。そこで考えたことは・・・・

「機材を常時車に入れておく+車で充電」ができればよいのでは?と。


ということで、現場移動車の改善をしました。


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これ何?って思われるかもしれませんが、”車内蓄電池”を取り付けました。


バッテリーは”リン酸鉄リチウム”で、軽量かつ液体ではないので傾けても良くコンパクトなバッテリーです。ちなみにこれ一個で、大型液晶テレビが15時間みれます。


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そして、大型ドローンを長時間飛ばすことがある際は、”エンジン発電機”を持っていくのですけど、それもこれでできるようにするために、2000Wが使えるインバータにして、車のオルタネーターで発電できる機器を取り付けました。今度は発電機を積んでいかなくてもよくなりました。

(DJIM350の充電器を2つ使えます)


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まずは車のどこに設置するかを考えて、取り外しもできるようにケースを作成しました。


コンパネのままでは”手作り感”が出ますので、カーボン調のシールでラッピング。

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で、機材をスライドさせて取り外しもできるために、3Dプリンターで部品も作ります。

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あとメータなども取り付けるのにも3Dプリンターの活用。


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なんにしても2000Wのインバーターを使っているので、150Aの配線を作るのが大変でしたね。ホームセンターで一番デカいVAケーブルをまとめて150Aの線を作りましたが、あっさりとネットで太い線を買えばよかったのですけど・・・そうすると圧着端子がでかくなり工具が巨大化してしまうのですよね。


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車のバッテリーから線を引っ張ってきて、ヒューズの代わりにブレーカーを設置。

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このように後部座席のデットスペースに設置することができました。


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あと取り外しが出来てこの細長いケースを持ち運ぶことができるように紐を取り付けていますので、いざというときは、このバッテリーシステムを使うことができます。

(別にポータブルバッテリーもありますので、おそらく取り外すことはないでしょう)


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あとは機材を車内に置いて充電できる棚の作成ですね。 

バッテリー

ベタな見出しですが、最近測量の仕事が増えまして、トータルステーション(TS)を持ち出すことが多くなっています。
そこでオイラに一つ悩みが出ました。

「この機械って、1日フル稼働させることができないんだー」と。

どういう意味かと申しますと、オイラが持っているTSには、バッテリーが3個ついています。
入れ替えて使うのですけど1つが約2時間しかもたなくて、フル稼働するには一回一つを充電しなければならないのです。

2013-11-13 06.53.11

「じゃ、もうひとつバッテリーを買えばいいじゃん」と思われますが、もうひとつこれに悩みも有るのです。

「TSのバッテリーを変えに行くのがめんどくさい!」
自動追尾でして、山の上や遠くに据えていますので交換に行くにも無駄な時間出てきます。
最近は”TSを用いた出来形管理”が国交省で始まっていますが、山を切って地盤が下がると・・・・基準点は当然山の上。
これが対面の小段を計測していると降りて上がり、そして降りて上がるという行動をとらなければならないのです。

さて今日の本題。
スマホなどと同じように充電用の大容量のバッテリーが無いかなーとネットを探していますと有ったので購入してみました。

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バッテリー容量の目安でスマホなどは約3000mAh 。TSバッテリーの容量 5000mAh.
で、今回の携帯バッテリーは・・・24,000mAh。
USBの充電や19,16,12Vの出力も付いていますので、ノートPCの充電もできます。
(コネクターは20種類ついていました)

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そこでTSの12V用ケーブルも購入して、この携帯バッテリーに接続できるように改良しました。

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では、初使用。3時間フル稼働をさせて使ってみましたがバッテリーも半分ぐらいまでしか減っていませんでした。
計算上10時間は持つ予定ですが、とりあえず8時間持ってくれればOK。
このほか、動きが少し速くなりまして、追尾能力が上がったのは予想外でした。

活用方法はいろいろ。12Vが使えますのでイノシシよけの電気柵にも使えますね。(笑)

追加記事(20131116)

  昨日丸一日動かすことが有りました。結果6時間の稼働でした。
  バッテリーの計算ですが、7.5Vで5000mAh と5Vで24000mAhでは、少々計算が違うのでしょう。
  でも半日はバッテリーのことを気にせずに使えますのでとても楽になりました。
   

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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