もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

丁張り

リサイクル杭

昨日は比較的に温かく、今月末に使う予定の”丁張り用杭”を作っていました。

通常は1mと0.5mの杭を木材製材所にお願いして作ってもらいますが、今回作っているのは20cm〜30cmの杭でして作ってもらうのは難しいとのことです。

「20cmの丁張り杭って何に使うの?」と疑問の声もあるかもしれませんが、トータルステーションなどで山などにも仮の位置を示す場合、大きい釘でも良い時もありますが、数か月その位置を残しておくには、杭が良いのですね。しかし1mの杭を使っていたらコストもかかりますし、なにせ山までの運搬に労力がいります。

そこで昨年こんなメカを購入してしまいました。
「卓上丸のこ」

以前は通常の丸のこを使っていましたが、結構力が必要であり、短い木を切るときには危なかったですね。知り合いの一言でヒントをもらってホームセンターで購入してみました。(7000円ぐらい)

image


オイラが建設会社に入社した時から上司に

「丁張り材量は大事にしろ!!」 と言われまして、現場で杭を回収してきては、杭の頭をのこで切り、先を鎌で尖らす。1mの杭は50cmぐらいになるまで使いまわしましたね。

昨日は工事現場が完了となったところからもらって帰った古い杭を加工していました。

「作るのが手間でしょう」 と言われてしまいそうですが、限られた時間で現場測量業務をスムーズにするには事前の準備で大きく変わってくるものです。


  ○ 1日に多くの仕事ができるようにならないと、仕事はもらえない。

  ○ お客さんに喜んでもらえるような仕事をしないと、次の仕事がもらえない。


土木現場はまだまだ効率を上げることができる。まだまだ模索ですね。

丁張り道具

先週も現場・図面作成と充実した時間を過ごしましたが、ちょいと風邪気味。
下を向いて丁張りを設置していると・・・
「あれ?どこからこの水が湧いてきたのか?」 と、手が濡れてしまった。
もしかして・・・オイラの鼻が締りのない蛇口になっていました。(苦笑)

このせいではないのですが、先日仕事で大切な道具を無くしてしまいました。
結構物忘れが多いオイラなのですが、すぐさま仕事に必要なので、この週末に調達をしてきました。

2013-12-02 07.13.26

なに?これって思われる方もいると思いますが、土木屋さんはほとんどの人が持っているものでしょう。

“ノミ”、”鉄ピン”と言われて、木の丁張りを打ち込むのに堅い地盤で先行的に孔をあけるためにこのノミを使います。
以前持っていたものは写真上側の“コンクリートブレーカー”のノミと同じものでした。
せっかく遠方に買いに行ったので、隣に写真下側のものがあったので一緒に。
お店の人にお願いして紐が通せるように孔をあけてもらいましたが、上側のブレーカーノミはかたくてあけることができませんでしたね。

『仕事の能率を上げる為には機材を惜しまない』

のが、オイラの主義なのですが、人に言わせると・・・「道具道楽」とも言われてしまいますね。(笑)

月別記事
皆さんのコメント
自己紹介

もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

アクセス(一人1日1回)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

もぐらへのメール
カテゴリから検索
記事検索
QRコード
QRコード
もぐらのめ
スマホ・タブレットはこちらから
  • ライブドアブログ