昨日お付き合いしている会社の社長さんと電話でお話をしたことです。
「最低価格入札をして工事を取っても、今みたいに物価上昇では、結局赤字
ギリギリにしか仕事ができないな〜」
とつぶやきの電話でした。
暗〜い話となりましたが、これが今の建設業界の現実でしょう。
しかし、この中でもコストを落とすための努力や、入札で勝てる努力は話を
している中で、十分にほどわかりました。
この中で社員をどのように配属すればよいか?また会社の思いのまま動いて
もらえるか?難しい問題が上がってきました。
オイラも建設会社にいたときは、あっちこっちに仕事で行っていましたね〜(笑)
ま、オイラの経験よりまだまだ苦労をされている人はたくさんいるのですが、現在の
生活環境によっては、以前のような仕事の配属ができにくくなっていることは確かです。
今、世帯を持っている人は、出張や単身赴任を非常に嫌っている感じです。
昔もそうですが、家族をおいて出張するメリットが少なくなったのが現実ではないでしょうか。
出張 = 大きな仕事 = 出世!
なんか今の若い人や中間層の人を見ると、上層部には成りたくない人が多そうですよね(笑)
(残業カット、責任増大、嫌われ役?)
このあたりでそこそこの生活と家族と一緒のほうがいいと考える人が多くなったと思います。
仕事
今年度末が終わり、建設業の人にも今の会社を離れようと考えている
人が何人もいることと思われます。
特に忙しく戦争のような年度末の工事をした人にとって、
「果たしてこんな苦労する仕事を続けていていいのか?」
と、ふっと考えるときになっていると思われます。
確かに今の建設業は非常に厳しい状況のなかの仕事の一つだと思われます。
仕事が辛い! 仕事について行けない!
こんな話は建設業以外の仕事でも同じように言われていることでしょう。
なぜ、今自分はこの仕事を続けているのか?
なぜ、辛い仕事をこれからも続けていかなければ成らないのか?
仏教の世界に四住期という言葉があるそうです。
人生には四つの時期があるという考え方あるそうです。
20歳までを勉学に励む学生期(がくしょうき)
40歳までを家庭を持って家庭生活を円満に営む家住期(かじゅうき)
60歳までを第三は妻と共に,或いは一人で世俗を離れて森林に住み,自己を見つめて暮らす林住期(りんじゅうき)
それ以降はこの世への執着を捨てて各地を遍歴して修行生活を営む
遊行期(ゆうぎょうき)
と言われているそうです。
人生を終わりまで考えたとき、今自分に置かれている辛い立場は何の為に
あるのか分かるのではないでしょうか。
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もぐらくん
サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。
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