先週は息子1号の試験週間であったが、木曜日の夜の出来事である。

「とうちゃん、礎解析が分からないところがあるから教えて!」と夜の12時ごろやってくるでは無いか。
プリントを何枚も持ってきたのでとりあえず見てみることに。

「なんだこりゃ?」という問題。まてよ・・・・としばらくお悩み状態。 25年ぐらい前の記憶が・・・・出てこない・・(笑)

でもしばらく例題を見てみるとそれなりに記憶の断片をつなげる状態となりましたが、ヒントを与える程度でしか無理でした。

高校生の時にこのような難しい計算式を習うわけですが、果たしてこれが社会に出て役立つ物なのか・・・が疑問である。
オイラの習った数学の先生に聞くと、
「そりゃ、こんな式なんて社会でどうやって使うんだい!」 と端っから”無駄”発言でしたからね。
でもオイラは「難しい数学をやっててよかったー」ということがあります。

土木会社に入社して3年目。今みたいにパソコン・プログラム付き電卓などほとんど無く、ひたすら関数電卓を使っていました。
曲線と直線が交わる現場があり、どうしても事前に座標計算をしておかないといけないことがありました。
でも今みたいにCADが有るわけでなく、一生懸命計算していると・・・どこかで見たことのあるような式に変換。

おお、これって・・・と家に帰り高校生の時の問題集を見るとあるじゃないですか。
連立方程式を変形していると加法定理と同じ式になっていました。

とりあえず次の日の測量には間に合ったのですが、高校生の時の数学が役に立ったときでしたね。

でも高校の時の数学って結構好きだった割には、点数が伸びなかった記憶が。
現役時代に50点取っていたと言うことは、子供に教えれることは半分以下+記憶喪失の残。 

学校の先生って100%何ですよね。すごいな〜。(笑)