今年度末が終わり、建設業の人にも今の会社を離れようと考えている
人が何人もいることと思われます。
特に忙しく戦争のような年度末の工事をした人にとって、
「果たしてこんな苦労する仕事を続けていていいのか?」
と、ふっと考えるときになっていると思われます。
確かに今の建設業は非常に厳しい状況のなかの仕事の一つだと思われます。
仕事が辛い! 仕事について行けない!
こんな話は建設業以外の仕事でも同じように言われていることでしょう。
なぜ、今自分はこの仕事を続けているのか?
なぜ、辛い仕事をこれからも続けていかなければ成らないのか?
仏教の世界に四住期という言葉があるそうです。
人生には四つの時期があるという考え方あるそうです。
20歳までを勉学に励む学生期(がくしょうき)
40歳までを家庭を持って家庭生活を円満に営む家住期(かじゅうき)
60歳までを第三は妻と共に,或いは一人で世俗を離れて森林に住み,
自己を見つめて暮らす林住期(りんじゅうき)
それ以降はこの世への執着を捨てて各地を遍歴して修行生活を営む
遊行期(ゆうぎょうき)
と言われているそうです。
人生を終わりまで考えたとき、今自分に置かれている辛い立場は何の為に
あるのか分かるのではないでしょうか。