リアルなお話。
「工事を受注しました!」
(いや、オイラが受注したわけではありませんよ(笑))
では現場の方は何から手をつければいいの??
と、工事を受注して担当者に受け渡された時に感じることではないでしょうか。
設計図書(図面)・設計数量・現場説明事項・・・・等を”どっど〜ん”と営業・会社
から預けられてうれしいやら、何をすればいいのかと。
よく、「設計図書をしっかりと把握すること!」
と言われています。 もちろんそうですが、その前にやっておかなければ
いけないこと。
工事現場を歩いてみること ですかね。(当り前か・・・)
その次は設計書の製本及び図面が確認できるように印刷すること!
と、オイラは感じています。(これも当り前か・・・・)
しかし、きちんと製本などをしておかないと、見にくいまま図面を見ている人が
います。
工事を受注してA1図面をそのまま使っている人や、CAD図面でも線幅が適正で
ないものを印刷してみている人など、非常に能率が悪いですよね。
横断図がたくさんある場合は、確認しやすいA3サイズで印刷し、綴じて見るとか
平面図ならA1で確認しやすいものに印刷する。連続している場合は、貼り付け
をしてでも、確認できるようにすることも大切ですね。
(平面図貼り付け例)
それともうひとつ。
この工事で行うところは”色付け”をするにあたり、旗揚げ(設計延長)と
地物位置が確認できたところを色付けをして、未確定な旗揚げは詳細を調べる。
ここまでやれば工事現場の全体像が見えてくると思われます。
「一番最初に施工計画書を作らなければ・・・・」と言われますが、現場を把握
していないのに書けませんよね(笑)
いろんな現場があるから、当てはまらないこともありますが、図面と現場を確認
する時間は惜しまない方が賢明ですね。