もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

国土交通省

ヒートマップ出来形管理

気温が上がり春めいてきましたが、年度末もあと4日をなりました。

オイラも ”4月初旬から工事を始めますから〜” という現場の3Dを作らなければならないので、ある意味今週が山場となりそうです。

 

年度末の仕事といえば、土工が完了した際に、ドローンや地上型レーザースキャナーで現場を3次元にして、計画の3Dデータと比べて出来形管理を行う、

「出来形合否判定」通称「ヒートマップ」を作成する方法もあります。

 

これまでは20mごとに法長や道路幅を計測して出来形を管理する方法でしたが、下写真のようにドローンなど方作成した点群とTIN(LandXML)データを重ねて、出来形管理を行うこともできます。

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これをソフト上でこんな帳票にして、出来形管理とします。

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判定はのり面部と天端部に分けて管理しますが、今回はのり面のみにして管理しています。

左側の表は設計との誤差の数値が”平均高さ・最大値・最小値”などが表示されています。


ちなみにドローンなどで点群を作成した場合、点の間隔は5mm程度になっていますが、この出来形評価に使用する点は、1m×1mに1点以上あれば良いので、ソフト上で点群の数を間引いて評価してくれます。


また測点延長も長くなるとヒートマップの絵が、細くなってしまうのでオイラは部分的に範囲を分けて作成しています。

 

しかし・・・昔ながらの20mごとの管理でよくない? と思っているのはオイラだけ?

このような管理をしてほしいと、現場から頼まれては仕事を行っていますが、この管理方法には問題点もあります。

 


1)のり面が数段に分かれていると、段ごとに出来形管理するようにドローン飛ばさないといけない。

というのも、のり面が全部できてからでは、もし下のほうののり面が規定に入らないときにはバックホウのアームが届かなくなりますので、1段ずつ管理するのが本来でしょう。



2)土工の出来形管理なので、構造物(シールコンクリート)などを施工する前に計測する必要がある。

工事の手順で手待ちになることがある。



3)設計との評価に使用するTIN(LandXML)データは、土工面なので、通常マシーンコントロールに使用するデータを使用しますが、マシーン用データではのり面部を長くして作っておくのが通常です。

なので下写真のようにのり面以外にもTINがあるので、本当ののり面部のみに作り直す必要があります。

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                     ↓

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現場を一度に合否判定をしてしますと・・・・・

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このように ”異常値有” となってしまいます。



これと同じく舗装工事でもこの方法を使うこともありますが、土工と似たような感じになりますね。

現場よっては従来の「TSを用いた出来形管理」で20mごと、日々管理ができて良い場合もあります。


自分の現場に合った出来形管理方法を選んでくださいね。

ガイドラインの更新に当たり手引書も・・・・(要望)

本日はちょっと遠方のお仕事に行きます。なので朝早く・・・・いや、歳なので早く目が覚めたというほうがよいかも(笑)

今回は九州へ講習会の仕事で出かけるのですが、事前にその地方のCALS/ECの資料などを読んで見ましたが中国地方とほぼ同じようですね。
全国的に統一のガイドライン・要領があって、各地方ごとに手引きなど作成されて、運用がされているようです。

今月国土交通省のガイドラインが更新されました。更新されたものは下記の種類です。

 ・電子納品運用ガイドライン(案) 【土木工事編】
 ・電子納品運用ガイドライン(案) 【業務編】
 ・CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)
 ・電子納品運用ガイドライン(案) 【測量編】

電子納品の要領は昨年更新されていますので、これで国土交通省の基準書などは新しくなりました。

で、現場目線で次なる問題はといいますと・・・・・・各地方の手引きですか。(笑)

これまで問題となったところや、現場で運用するに当たり、マニュアル化されていない部分も数多くあり混乱のもとでした。

このあたりも網羅された改訂を望まれますね。

年末のお仕事は?

年も押し詰まってきだしましたね。 
「年末休暇はいつから? 」 と、聞いたり聞かれたりするようになりました。

でも聞かれない現場もあります。

今週初めには数量計算書を・・・・・ 変更図面を・・・・ と、残り少ない
今年中に済ませなければならないことがある現場です。(笑)

最近の傾向として、
「数量計算書や変更図面を2か月前までには提出してください」
と言われるケースが多いですね。

ですから、まだまだ年末の話にならない現場も多くあります。(笑)

「ところでもぐらさんの年末年始は?」と、聞かれるケースは少なく

「これ年明けまでに仕上げてね」  のパターンですね。(笑)

三者会議の開始?

昨日はぷらぷらと?(目的はあるのですよ)現場の訪問などをしてきました。
久しぶりに遠征となりまして、天気もよく絶好のドライブ日よりでした。
通常デジカメを持って出かけるので、おもしろい写真などが撮れるのですが
情けなくも、忘れて出かけて携帯のカメラのみ。
みせれるような写真は撮れませんでした(笑)

最後に寄った現場事務所でのお話です。

「設計の意図が分からず、設計した会社に直接電話をすると”発注者を
 通してから当社にご連絡ください”と言われました」
そうです。

オイラは、
「それもそうですね、最初は発注者を通してからでないと、設計者とは直接
 会話はしない方がよろしいですね」
「相手も無償で打合せ時間を作るにも、きちんとした理由がいるでしょうからね」

しかし、設計の意図が分からずして、施工構造物が出来るわけが有りませんので
このことはしっかりと発注者に聞くようにしましょう。
でも、設計の詳細についてどれだけ教えていただけるものでしょうかね?

そこで思い出すことは、今年のCALS/EC MESSE2008での、国土交通省の
大臣官房技術調査課が話をされた

ムダな業務を無くし生産性を向上させる    CALS/EC MESSEの時の記事

そのときのPPTには
1、三者会議の目的
 
◆工事目的物の品質確保を目的として、施工段階において、発注者(設計担当・
  工事担当)、設計者、施工者の三者もよる『三者会議』を実施し、設計思想の伝達
  及び
情報共有を図る。 
2、三者会議による品質確保・工場の概要
 
◆三者会議は、施工者が設計図書を照査した後に、施工計画書の作成前に開催する
  ものとし、発注
者(設計担当・施工担当)、設計者(管理技術者)、施工者(現場代理
  人等)が出席する。

 ◆会議では、発注者(設計担当)・設計者から設計思想や施工上の留意事項等を説明
  するとともに、
施工者から設計図書に対する質問や現場条件に適した技術提案などを
  受ける。

 ◆原則として構造物が主体の工事を対象とする。
  三者会議.jpgコメント.jpg

施工者が設計照査をした後に・・・・・  の言葉は引っ掛かるが、施工計画書を作っている
時点でも、照査は行っているから問題は小さそうだ。


この事を現場の人に話をすると
「そういえば最近始まった工事は、そのような三者会議をやっているようですよ」

なんと、今年の1月に発表したが、きちんと現場での運用が始まっているということ
ではないですか。

その中味については分かりませんが、今までの生産性の上がらない問題点を少し
ずつでも改善されているようです。

そういえばこの大臣官房技術調査課から話をされた資料の最後には

国土交通省の意識は変わりました!
次は、業界の皆さんが立ち上がるのを期待しています。

ご清聴ありがとうございました。  ということです。   

知らないうちに業務が増える!

昨日の疑問

今、公共工事を行っている技術者において、最近の業務内容を
把握している人が、さて、何人いるのでしょうか?

オイラはこの疑問に以前から思っていましたが、直面すると
「やっぱりこんなことが起きているのか」
と実態を知りました。

前振りが長くなりましたが、その最近の業務内容とは
道路工事完成図のことです。

相談のあった工事はもう完成しているのですが、ここの代理人さんは
道路保全技術センターに提出する、道路施設台帳を作成すれば
良いと思われていたのです。
しかし平成18年8月の基準で作成するように言われていたそうで、
作成要領を見るとチンプンカンプンだったので、オイラにお呼びが
かかりました。

代理人:「そういえば昨年の秋に説明会があったけど、こんな説明が
     有ったのかい?」
もぐら:「全国的にありましたよ」
代理人:「・・・・・・・」

今は監理技術者講習などで最新の業務内容や技術を教えるように
成っていますが、本気で聴講していないと最新の技術は身に付かなく
成っています。

近年の兆候として年配の方は現地での土木技術は有っても、最新の
業務には疎い(うとい)方が多いと思います。
また若年層は最新の業務は出来ても現場技術の習得が遅い
傾向があります。

今の土木技術者は、どちらかがかけても成り立たない仕事となっており、
特に年配の方は、とりあえず広く浅くでも勉強して工事に取り組んで
もらいたいと思います。
(勝手に勉強を押し付けるな!)

最後にもう一つ
この道路工事完成図(道路施設基本データ)作成において間接工事費での
積み上げとなっていますが、図面と作業手順内容が分からないのに発○者は
よく積算することが出来たな?と思いましたよ。(略式積算?)




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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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