なにやら、腰を据えた仕事を最近していない感じがします。
ブログも書きたいな〜と思っても、

”ブログを書かずに何かしなければならないのでは?” 

と、考えながら人のブログばかり読みに行っています(笑)


昨日は積算ソフト会社に訪問させていただき、今の積算ソフトの中味について
お話をしていただきました。
ことの始まりは今年のCALS/EC MESSEに出店されていたときに、お会いして
いたのですが、年度末でオイラが忙しくなかなかお話をする機会がもてなかっ
たのです。

株式会社 システムイン国際   本社:広島県三原市

積算単価の低下や、ユニットプライス。そして低入札といった具合に、今の
建設業においては非常に厳しい予算で工事を行っているものと思われます。

新しいソフトを作られているものの中を説明してくださっている中で、オイラが
一番に目をつけたのが、

積算単価の説明書付き

これは積算単価部分を選択すると、土木工事積算基準書の説明文や数式が
表示されるものです。
(オイラはこんな専門の積算ソフトを使ったことがありませんのびっくり)

工事を受注するときにはあまり必要がないけれど、現場の所長さんが数量計算
書の作成や、変更入札するときにはこの説明文があると、とても楽になると思われ
ます。

たとえばコンクリート圧送管についてお話をしましょう。

通常はコンクリートポンプ車で生コンを打設する際には、生コンの数量のみを数量
計算書を作って、設計変更を行います。
もちろん会社の積算室や発注者の積算室によってもそうでしょう。
でもここの現場はポンプ車設置箇所から型枠のあるところまで150mあり、圧送管の
設置が必要でした。
実は積算単価にはポンプ車から作業半径30mまでしか計上されていないのです。
そこで現場の所長さんは残りの120mの設置・撤去・配管損料の変更協議を上げたのです。

もちろん設計変更の対象とされ、数回行ったコンクリート打設において数十万円はアップ
しました。

このように、現場の所長でないと積算できないことが多々あり、積算単価の意味を知る
ことはとても大切なことと成ります。

そこでオイラの提案。
現場の所長も積算ソフトを持ち、行った仕事のお金はきっちりと貰ってくる。
すると高いと思われる積算ソフトでも利益を上げてくる道具になるのではと。

現場所長の腕の み・せ・ど・こ・ろ!