暖かくなりましたね〜。現場を歩いていると夏服がいるようになりました。

なので桜も例年より早いのかもしれませんね。昨日も南側の現場に行きましたが、3分咲きかなと思いました。

 暖かくなって先週の夜勤も少し薄着でよくなって動きやすかったです。

趣味の写真ですが、今月も2箇所の現場から撮影の依頼があり、機材をかき集めて出かけました。

 どちらも夜勤なのですが、一応大きなセンサーサイズが大きいカメラを持っていますので、バルーン照明程度の明るさでフラッシュを使わなくても撮影できます。フラッシュを使うと反射チョッキなどに明るさが調整されて “写真が暗くなってしまう” こともあります。


image

(工事現場には看板など反射物が多いので)


今回は「120tクレーンで30tの機械を吊る状況写真」を撮る依頼。手持ちカメラと定点カメラでタイムラプスを作ることにしました。ちなみに今回の記事の写真は色・明るさ調整は全くしておりません。


image


120tクレーンは、現地には腰下とブームはバラバラでやってきて、現場で組み立てられます。


image


今回吊られるものは、『推進機』 下水などの地下トンネルを作る機材なのですが、ここのは直径3mもあり巨大なものでした。


image



image    image


工事現場で使用しているCALS対応デジカメのセンサーサイズは通常 1/2.3型(6.2×4.6mm)。今回使用しているセンサーサイズはフルサイズ(36×24mm)というもの。センサー面積の差が約30倍あります。


image


なので、暗闇の時はより多くの光を取り込めるのです。

でも最近のスマートフォンなどでは暗いところでも比較的明るく撮ることができますよね。

工事用コンパクトデジカメは、暗いところではシャッタースピードが長くなり、”手振れ”で写真がきれいに撮れないのですが、スマートフォンはシャッタースピードがそこそこのスピードで撮影し、数枚の写真を重ねるて1枚の写真にするHDR機能が普通に使っているのです。

これはiphone12で撮影した写真。 これでも工事写真はOKなのですが、ちょっと色が抜けきっていない感じです。

image


 近年工事写真は「電子小黒板」というアプリをスマートフォンで使い、工事写真撮る現場が多くなりましたが、夜間工事こそスマートフォン・タブレットをつかったほうが、きれいな写真が撮れます。


ちなみに最近の工事用カメラでもHDR機能はついていますので、少し練習をして使うのも手です。


image

本当はこのぐらいのカメラで工事写真を撮ればいつもきれいな写真が撮れるのですが・・・デカすぎて本来の現場監督の仕事ができなくなりますね。(笑)