もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

工程

御礼の報告

昨日はうれしい報告が2つもあり、「こりゃ頑張らないと」と気合をいただきました。

2つとも会社・現場をサポートさせていただいている所からなのですが、”サポートの成果がきちんと出ました”報告でした。


1つは公共工事のコスト・工程を実際の新規現場へ行き工事の進め方を1日かけて会社上層部の人や現場の人へ講習した結果、これまではできなかった利益アップができたと。そしてみんなやる気になって仕事ができだしたという報告。

やはり同じ公共工事をしても、これまでは”請け負け”でしかなかったところをきちんと協議して正当な対価をもらってくる方法ですと、現場の人も元気になるでしょうね。


そしてもう一つはCIM(Construction Information Modeling)技術の一部である3D図面を工事着手前に現場で導入して、現場の照査を行ったところ、当初設計が大きく不具合があることが判明し、発注者・施工会社ともCIMの偉大さを痛感したという報告。

ここは林道工事なのであるが、渓谷並の現場を工事するにあたり道路半径が小さく20mピッチの横断で設計しては不具合が大きくなっていました。

そこでオイラは伐採が進むと同時に山を計測し3D化して、計画を3Dにして入力。それを1mピッチに横断を作って解析したものでした。 従来の横断測量するよりもはるかに計測も短時間ですることが出来るとともに、精度も上がり業務の簡素化もできています。そしてなによりこのデータを使ってバックホウのMG(マシーンガイダンス)の元データにも使えるのですから現場での丁張も不要となるのです。(使ってならですけど)

オイラは現場の3D化は10年前からやっていますが、やっと現場での活用が増えだしワクワクですね。


この2つの技術は大きく違いますが、基本は「工事現場を楽しく楽にしよう」。

実は自分が一番楽しんでいたりして・・・(笑)

夏場のお仕事

本来なら気合いの入ったお仕事ネタを書くのが月曜日なのでありますが
この夏はいろいろと行事があり、体力勝負となりそうです。

連日猛暑の一歩手前の日々が続いている中、昨日早朝よりこの祭り
準備として草刈り+草の集積+搬出作業がありました。

河川には大きな”ヨシ(アシ)”が生えており、非常に猛威をふるって広がっています。

事前に大部分の草刈はしてあるものの、周辺の草刈、川の中からヨシを少しずつ
手で持ちだしたりしなければならないのです。広いところは町内の建設会社の機械が
活躍して、ダンプへ積み込みなどを行ってくれます。

でも、集めども集めども・・・なかなか作業が進まないものです。(笑)

暑さと、ヨシの量。

ボランティアの人たちの大切さが非常に大切だとわかる時でした。

オイラは3時間ぐらい作業して、タオルが5枚濡れるほど汗をかき、仕事の過激さ
が現れていました。(今日はへとへと気味です)

現場においても、夏場は非常に作業効率が落ちる季節で(涼しい地域は除く)、
無理な工程を考えない方がよろしいでしょうね。 オイラは、7月、8月の工程は
2割減で工程を書いていた覚えがあります(2割の根拠はありませんけど・・・笑)

自分で土工をやってみればよくわかるのですが、現場の事務職員でいればなかなか
見えてこないものですね。

工程が遅れる(対策の一部)

先日工程が遅れる要素を書きましたが、解決策を考えてみたいと

思います。

 

工程が遅れる理由の多くは人為的ミスが多いことを列記しましたが

その多くは他人によることが多く、現場代理人が直接関係ある

ことは日ごろの工程管理と思われます。

特に工事が着手できない人為的ミスにおいては発注者・受注会社

の体制が揃わないことが大きく影響しています。

だからといって現場代理人は指をくわえて待っているだけでは

もっと工程が遅れてくる元となるでしょう。

 

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工程が遅れる

昨日は工事現場を訪問し、工事現場内を歩いてきました。

 

雨・雪が多くなるこの時期に盛土はあまり好ましくないものの、西日本

と云うこともあり、盛土作業においてもダンプが走ることが出来ていました。

 

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自己紹介

もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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