CADデータの電子納品に関する基準が出ました。

詳しくは 「大野聡のSXF最新情報ブログ」 からどうぞ。

特にこのたびは電子納品におけるチェック項目、チェックの精度などが
書かれています。

これまでにCADソフトごとにチェック精度が違って、文字高さ、線幅などで
民間チェックソフトでチェックされて発注者から返品されていたことがありました。
しかし今後は統一されていくように基準書が作成されましたから、チェックソフトの
開発が進むと理不尽なことは無くなるかもしれませんね(笑)

しかし、今までの国総研のチェックシステムで確認されていなかったことも
今後はチェックが進み、今までの納品より厳しくなる地域もあるかもしれません。

CADチェックの基準書.jpg

  国土交通省(電子納品に関する要領・基準) 

このほか新しいCAD製図基準(案)(平成19年11月改定素案)も意見募集用に公開されています。

 「CAD製図基準(案)」の改定に関する意見募集について 

こちらもレイヤなど今まで散乱していた箇所の統一やレイヤ文字の増加なども
書かれています。

例)C-STR-STRZ-ROADWAY 

今までのネーミングより長く、区分けが付けやすくなっています。
特にインターチェンジのようにセンターラインなどをランプごとに分けて描けるように
なるでしょう。

日付を見ると平成19年12月となっていますからまもなく正式に発表かも
しれませんね。