もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

日付の相違

デジタル写真データの撮影日付と更新日付が相違 その2

最近年度末工期の現場が分散して、5月や7月末に完成する現場が増えてき感じがします。
オイラ的にはとても良い方向かな。また建設会社としても「職員の有効活用が出来る・・」ということも有るでしょうね。

で、本日は久々に電子納品ネタ。

デジタル写真のデータが撮影日付と更新日付の相違が起こってしまう

以前デジタル写真の更新日付が変わってしまい、写真管理ソフトで”確認・注意”が表示される原因について1つ書きましたが、追加原因をもう一つ。
以前の更新日付が変わる原因その1 記事

本日はデータの受け渡しの時に起こる写真のエラーを書きましょう。 ご参考にどうぞ。

CD−R、DVD−Rに書き込む方法として、
 1,ライディングソフトとを使用する方法
 2,Windowsの機能を使用して書き込む方法    が有ります。
今日は”2”の方法ではデータがどう変化するか見てみましょう。

まずマイコンピューターから DVD-RAM(CD-RAM)ドライブを選択し、写真データをドラッグアンドドロップし、CDに書き込む準備をします。
CD書き込み.jpg

書き込みを開始します。

CD書き込みウィザード.jpg → CD書き込みウィザード(書き込み).jpg

CD書き込みウィザード(完了).jpg

このようにCD−R(DVD-R)に書き込みが終わりました。
さて書き込む前のデータとCD−Rに書き込んだデータを見比べてみましょう。


元の写真データは、写真撮影日付と更新日付が同じななのですが・・・
元データ 写真元データ.jpg

  BlogPaint










CD-Rデータ

このように更新日付が変わってしまいました。
今の写真管理ソフトではこの更新日と撮影日付に相違が有った際に「なぜ相違が有ったのか?理由付けを書いてください」と表示されるものがあります。

特に協力会社から写真データを渡してもらう際にもきちんとパソコン使用方法を説明しておかないと、余計な業務が一つ増えてしまいます。

結論はデジカメからの写真取り込み・CD-Rに書き込みなどWindows のウィザードは使用しない事ですね。

写真のエラー

先日の続きです。

デジタルカメラからパソコンにデータをコピーする方法はいくつか有ります。

1,カメラから専用のUSBケーブルを使う + デジカメ内のデータをコピーする。
2,カメラから専用のUSBケーブルを使う + メーカーの取り込みソフトによりコピーする。
3、デジカメからメディアを抜き、カードリーダーに挿入してコピーをする。
4、デジカメからメディアを抜き、カードリーダーに挿入してメーカーの取り込みソフトによりコピーする。  等。

あと数個取り込み方がありますが、とりあえず一般的な話で。

しかし、昨年末にオイラが今までマークしたことのないやり方で、現場が行われていました。

その方法とは・・・

自動起動画面.jpg

デジカメをUSBケーブルでパソコンにつないだら、このような”プログラム選択画面”が起動しますよね。
その中に 「Microsoft スキャナとカメラのウィザード」が選択できます。

この操作を続けると
スキャナとカメラウィザード.jpg → スキャナとカメラウィザード2.jpg

スキャナとカメラウィザード3.jpg → スキャナとカメラウィザード4.jpg

と、プログラムのインストールの様な画面で写真を取り込むことが出来ます。

でもこのように更新日付が変ってしまうのです。

更新日付.jpg

一般の人には全くといって問題の無いことですが、公共工事・信用がついて回る写真についてはこのような取り込み方法はやらないべきですね。

この現場は約1年間の工事でしたが、95%は更新日付と撮影年月日の相違が有りました。
電子納品をしたときに発注者から
「この写真データはちょっと変っているね」  
と、問い合わせが有り、現場の方が事情説明+請負者説明欄にこの原因を記載し、受け取ってもらいました。

このほかにもデジカメの取り込みソフトによるエラーや間違って画質調整をしてしまうことも有ります。
パソコンを使っている以上これ以外にエラーは出てくる恐れは、多分にありますが、”偽造・修正していない写真”は、自信を持って提出が出来ると思います。

前回の記事で伊藤@長野さんよりコメントがあり、
「何にもしていないのにデジカメの撮影日が変な日付に変るんだけど・・・」
と、有りました、古いデジカメは、バッテリーを取り外すと、カメラが初期化に成り、日付が狂ってしまうことがあります。
(オイラの5年前のコンパクトデジカメはそうなりますね)
このあたりはメーカーごとに違うかも知れませんので、今使っているメーカに聞かれることも良いかも知れませんね。

でも公共工事はこのようなエラーが無いように、デジカメの点検も重要ですね。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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