昨日は比較的に温かく、今月末に使う予定の”丁張り用杭”を作っていました。
通常は1mと0.5mの杭を木材製材所にお願いして作ってもらいますが、今回作っているのは20cm〜30cmの杭でして作ってもらうのは難しいとのことです。
「20cmの丁張り杭って何に使うの?」と疑問の声もあるかもしれませんが、トータルステーションなどで山などにも仮の位置を示す場合、大きい釘でも良い時もありますが、数か月その位置を残しておくには、杭が良いのですね。しかし1mの杭を使っていたらコストもかかりますし、なにせ山までの運搬に労力がいります。
そこで昨年こんなメカを購入してしまいました。
「卓上丸のこ」
以前は通常の丸のこを使っていましたが、結構力が必要であり、短い木を切るときには危なかったですね。知り合いの一言でヒントをもらってホームセンターで購入してみました。(7000円ぐらい)
オイラが建設会社に入社した時から上司に
「丁張り材量は大事にしろ!!」 と言われまして、現場で杭を回収してきては、杭の頭をのこで切り、先を鎌で尖らす。1mの杭は50cmぐらいになるまで使いまわしましたね。
昨日は工事現場が完了となったところからもらって帰った古い杭を加工していました。
「作るのが手間でしょう」 と言われてしまいそうですが、限られた時間で現場測量業務をスムーズにするには事前の準備で大きく変わってくるものです。
○ 1日に多くの仕事ができるようにならないと、仕事はもらえない。
○ お客さんに喜んでもらえるような仕事をしないと、次の仕事がもらえない。
土木現場はまだまだ効率を上げることができる。まだまだ模索ですね。