昨日は生活の水準が上がって
「多様化人間と異色化人間」が多くなったと書きました。
そんな人が多くなって組織の中でどうやって仕事をするのか、
どうすれば共通の目標に向かっていけるのかを考えてみます。
2つ目は「昔は共通の事を探していた (人との同調)」についてです。
工事現場に特化して記述すると
仕事をがんばるモチベーションは
”がんばって、どんと構えて(威張って)工事をしている所長に早くなりたい!”とか
”組織の中で大きな工事を自分でやってみたい!”
”一人前の土木技術者になるんだ!”
と思っていませんでしたか? (これオイラのモチベーションでした)
このような夢は今でも持ち続けることは大切だとオイラは思います。
なんにしても、「立派な技術者になりたい!」と思う気持ちには変わり
無いからです。
果たしてこのモチベーションだけを追いかけて「多様化人間と異色化人間」が
続けられるのかオイラは疑問です。
今の現場代理人や管理技術者は多様化人間になるしかないから。
それは土木技術だけでは工事が出来なくなっているからです。
例えば昔の土木技術者に求められていた仕事内容は
・お金の管理 (これなくしては仕事とはいえません)
・統率力 (たくさんの人間使い、まとめる力がいりました)
・土木技術 (昔の方の知恵には感心することが非常に多い)
・お役所との摂政 (構造・お金とも的確に話が出来る力)
で今の土木技術者は上記のほかに
・PCで書類を作る能力 (文書・図面・写真とそれにまつわるソフトの操作)
・土木技術+設計技術 (構造計算が出来、筋道を通して説明できる書類を作る)
・地元との摂政 (公共工事行うのにいつの間にか地元摂政は業者に?)
・厳しいお金管理 (低入とか以前と比べようが無いぐらいの管理になっている)
これは土木的に列記しましたが多かれ少なかれ、どの業種にもいえることでは
無いでしょうか。
今日の技術者は1つの事に”10”を目指すのでなく、あえて3,4のことに
”6”をめざして仕事をしなければならない状態になっているのです。
教育でも同じ傾向があるのでは?多様化が進んで異色化人間が出ていますよね(笑)
前書きが長くなってしまいましたね(笑)
ではここからが本題。 多様化人間と異色化人間をまとめて組織に出来るか?
ハッキリと言って 一つにまとめるのは 無理!
だって、みんないろんなことを考えて、一つのことに向かえないんだもん。
だから仕事を集中管理(お金も含めて)をしている会社は、
「組織がまとまらない!」
と嘆いているのではないでしょうか。
特に無理に組織にはめようとするから、会社を辞めていく人が増えていると
オイラは思います。
だったらどうするの?
キーワードは 個 集まる
すみません、用紙が?残り少なくなりましたので続きは後日にします。
(終結まであと、1,2回にするつもりです)









