もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

積算

建設ITガイド

今年も発売が始まりました、建設ITガイド。私も3年前から読んでいます。
建設ITについての先端の記事があったり、
「えっ、こんな技術が今から始まり、もう導入している会社もあるのか〜」
と、びっくりする内容も書かれています。

建設ITガイド 2010 建設ITガイド2010 

さて、今年の中身ですが・・・・どこかで見たような名前の方々が記事を書いていますね〜。(笑)
建設ブロガーの面々が記事にされていますが・・・・どのお方も
「無料でここまで建設現場を応援できる」という内容となっていますね。(笑)

そう、先端の機械を買うことでなく、土木技術者事態が先端技術を持ち、業務をはかどらせることも大切なのですよね。

是非この本を読んでみてください。他社がどんな技術を使っているか?建設ITが好きな方はおもしろいですよ。

ちなみにこの本の出版された会社はみなさんがよく目にする本も出版されています。

月刊 積算資料  季刊 土木施工単価

オイラが現場で仕事をしていたときには、とてもお世話になった本です。(笑)

購入は下記の所から出来ます。

BookけんせつPlaza

受注業者の8割が赤字

年度が終わりかけている中、公共工事において
「この現場は赤字になりそうだな〜」と思うような発注工事がオイラが見ていても多くなったと思われます。

本日の新聞にこのことが記載されていました。

中国新聞 「県工事受注業者の8割が赤字」
リンクが消える恐れがありますので記事を引用させていただきます。

**************
広島県が県内の建設業者を対象に実施した公共工事のコスト調査で、昨年9月までの1年半に県工事を受注した業者の8割近くが、赤字と回答していたことが17日、分かった。公共工事の減少に伴う競争激化と資材高騰が原因とみられる。

 調査は昨年10、11月、土木、都市、農林水産、総務の4局が発注した計約2700件のうち、落札率が原則90%を下回った工事を抽出し、受注した県内の250社にアンケート方式で実施した。167社から回答を得た。

 県によると、資材費や機械代などの「工事原価」と人件費などの「一般管理費」を合わせた工事価格が、請負金額を上回る「利益あり」と答えたのは 34社(20.4%)。工事原価が請負金額を上回るものの一般管理費を賄えない「経費割れ」は61社(36.5%)で、72社(43.1%)は工事原価にも届かない「原価割れ」だったとした。
**************

これは県の工事ですが、国・市町村においてもこれに近いものがあるのではと思われます。

工事原価(構造物を作るのに必要なお金)も原価割れということは、つまり人件費・外注費・資材(昨年は鉄筋・鋼材)にお金が多くかかっていることなのでしょう。
この背景には、「建設会社に技術力あったのか?」と「適正な積算価格であるか?」が課題となります。

でも一番にお金が足らなくなったときに節減する仕事内容と言えば・・・・・「安全管理」 でしょう。
発注してある工事においては、安全施設を抜いた単価で発注しているところも在り、積算金額(発注金額)が争点になる時代も来るのではとオイラは思っています。

変更数量計算書作成の心がけ

年末が近づいてきましたが、公共工事においては変更数量のとりまとめが
非常に忙しくなっている時期とも思えます。

発注者サイドも年度末の3月には、多くの現場が完成検査を迎えることとなり
変更数量を事前にまとめ始められています。
そんな訳でか2月に完成する工事現場でも

「変更数量をまとめて発注者に提出してください」と、お声がかかっているそうです。
しかし早く書類作りをスタートした場合、ズルズルと時間ばかり掛かり、完成形になかなか
たどりつかないもので、「今までのまとめ方は間違っていた〜」となることが多くあります。

さて、オイラなりの変更数量をまとめる際の心がけをちょっと書いてみます。

1、数量のとりまとめる個所を平面図に手書きでラフに書いていく。
  (とりあえずどんな箇所の変更があるかを確かめる程度)

2、それを工種体系の順に列記していく。
  (以前の数量計算書を確認するために追加するものなのか、新規なのかを
    確かめるためでもあります)

3、書類作成における分担表や期日を決め図を作成し事務所内に掲示する。
  (担当者の明確や期日を決めることでメリハリの利いた行動ができます)

4、数量のとりまとめ方法がわからない個所を発注者に問い合わせをする。
  (間違ったとりまとめは手直しの元です)

5、延長調書を作る。
  (各工種数が測点間(測点)に何メートル(何個)あるか記載した書類)

6、横断図、構造図を作成する。
  (構造図を先行して作ることで数量計算書の作業土工、単位数量計算書に
   引用出来るため)

7、変更数量計算書、図面の作成

特に3番の”分担表や期日の図化”は、ゴールを目指すため、無駄な時間を
削減出来るでしょう。
分担を明確にしておくことで付き合い残業を無くしたり、期日を記載しておく
ことで集中して仕事を行えるものと思います。

以前の会社ではよく上司に言われていた言葉は
「休日出勤? おまえは段取りが悪いな〜。段取りを良くして休めよ!」 (笑)

『段取り八分』 自分で仕事を始めてつくづく判るものですね。

 段取りが悪い = 自由な時間が無くなる = 儲けが無くなる
 
オイラも”儲けが少ない”ということは段取りが悪いのかな〜?(爆)

建設ブロガーの会in中国

盛り上がった前夜祭を終え、20日(日)には、ホテルの会議室にて
建設ブロガーの会in中国 ― 瀬戸内海サミット ― を行いました。

6人がブロガーがそれぞれの題材をPPTで発表しました。

   s-瀬戸内海サミット.jpg

話をした内容は
  ・創意工夫に新技術を事例
  ・ソフト開発・営業の裏話
  ・道路工事完成平面図について
  ・ブログに投稿する漫画の作り方
  ・総合評価における積算技術の向上方法
  ・工事のお知らせ方法(創意工夫のご紹介)

この発表内容を見て、このたびの会の共通題材はわかりにくいかもしれませんが、
ブログと同じく、自分たちの知っている・持っている知識をオープンにして、皆さんから
より良いコメント・ご意見を求めることによりお互い前進することが目的です。

このあとは、自由討論会で質問や討議を行いました。
もっと時間があればゆっくりと一つの題材について話をすることができいろんな意見を
もらうことができたのですが、非常に足早となってしまいました。

質問の中には
 「建設ブロガーさんの本当の正体は、前夜祭が本当?それとも今日みたいな会議?」
と、ありましたが、願わくはお酒が飲めるだけが良いのですが(笑)それだけでは
中身のない会となりますので、少々真面目な話もしておかないといけないでしょう(笑)

せっかくお集まりしていただいた皆様と、ゆっくりとお話しできなかったことが心残りですね。

けれど今後はネット上でお話をするだけでも、十分話をすることができるので問題は
無いでしょうね。

今回の会を開き、皆さんからご意見をもらったことはこの日の後夜祭?でしっかりと
見つめなおし、ひとつの結論となりました。

そのあたりは後日記載します。(ちょっと大変かな?)(笑)

こんな工事をしてみたい

常識では考えられない設計を行っている会社があります。

オイラは6月ごろの雑誌で紹介されていたので知っていましたが

このたびイエイリさんのブログで紹介されていました。

まだ見られていない方の為参考に

 

前田建設ファンタジー営業部

マジンガ

 

実力はないがこのような部署の配属をオイラは望む。

 

次々と現代では考えられない設計・見積もりを行っています。

すばらしい!!

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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