最近現場を訪れていると、現場代理人さんの暗い顔をよく見かけます。
理由はいろいろとあるのですがここ最近の理由は、
”出し渋り” が問題となっています。
政権が代わり、この先不透明となった公共工事なんですが、なにやら「設計変更による増額はほとんどしない!」と宣言されているところが多い。
この設計変更なるもの。土木業界では必ず聞くものですが、工事が始まって現地と設計の不整合があった場合、設計図を見直して適切なもので施工する。そうとても大切なことなんです。
でも最近公共工事のお金が不透明になって、発注者としても追加・補正予算が見込めないため今の請負の中で施工するようにとお達しがあるようです。
ここまでは仕方がないことなのかな〜と感じていますが、ちょっと違う方向に向かったことも。
業 「構造物の品質に影響しますので、○○○○○○の設計変更を協議します」
発 「変更増が難しいから、業者主体の技術提案か創意工夫で施工してもらえますか?」
そう、最近業者をも悩ましている、総合評価形式で提案したことに乗っかってお金を出し渋る現状もあるとか。
建設業では「承諾事項」と、なるわけで、お金は業者が負担し、よりよい施工をする行為となります。
でも施工方法的に楽になるから業者主体で承諾事項で施工することもありますが、今回のように品質についてはきちんと設計変更をしてお金を見るべきと思います。
これから設計変更を行う時期となりますが、こんな話がたくさん出てくる可能性があると思いますよ。
総合評価形式
最近建設会社を訪問した時に「技術提案を書いているのですが・・・・」
と、話を聞くことがあります。
「何かいいことがあったら聞かせてくださいよ〜」と頼まれるのですが・・・
タダでは教えられません! (爆)
しかし、オイラも4年前までは建設会社に勤めていたのですが、その時に
こんな「技術提案を書け!」 と言われたらはたしてどんなものを書いていた
であろうか? おそらく大したことは書けないでしょうね。
今になって思うことは、1つの建設会社に居て現場で工事をしていたオイラと
今は、いろんな建設会社を訪問し、話を聞いたり見たりしているオイラとでは
大きく変わったものがあります。
それは何かというと・・・
以前建設会社でやっていたことと、他社がやっていることを比べることができる。
単純なことではありますが、この技術提案を書く際には、これが大きく左右される
ことと感じています。
技術提案に求められることは?
他社に無い技術を評価してもらう!
他社に無い・・・・ 他社に本当にその技術が無いかは調べてみないとわからない
ものですよね。
オイラは以前の会社で、”当たり前”でやっていた業務は、他社では無かったという
こともありました。
つまり 周り(他社)を知ってこそ、己(自社)の技術が判る
「他社ではどのようにやっているのだろう?」
「今自分がやっていることは当たり前だ!」 (実は珍しかったりして)
「もしかして自分が自慢できることは世間では当たり前?」
など、まだまだ己が分かっていないときに他社に差をつけられる技術所見は
書きにくいものと思います。
技術提案を書く = 世間の常識をどれだけ把握しているか
も、大きく左右されると思います。
技術力はあって、文章力もある。しかし世間を知っていなければOUTですよね。
注意:このたびは自社で埋もれている技術力を出すヒントについて書きました。
そしてオイラは技術提案を書く人間でもありません!(笑)
早くも3月が終わりかけてきました。
私が受け持っている工事も3/31検査が3つあり、まだまだ気が抜けない日が
あと2日続きます。(笑)
さて、ここ2日間はいろいろと事情がありまして、検査にも立ちあってまいりました。
検査官の話を聞けることはとても有難く、今後の書類の作成方法や、総合評価への
対策にも役立てることが出来るものです。(ほんとかな〜笑)
このたびは、市と県の工事でしたが、どちらも「検査官のチェックシート」を基本と
して検査が行われました。
形決まった検査方法で、そのチェックシートの書類がまとまっていればある程度の
評価を貰うことは出来ます。
そこで久々にそのチェック内容を見たのですが、ハッキリと言ってオイラには
無駄なチェック内容がある と思うのですが・・・。
検査官もその項目どおりに質問されてくるものの、
「私個人の所見では、ここまで現場には必要がないと思うのですが・・・」
といわれる所もいくらかありました。
写真管理にしても、 「工夫があるりますか?」と、聞かれるしまつ。
何故検査官に分かりやすく見てもらうためだけに、時間を掛けて書類を
作らなければならないのか? オイラは疑問に思います。
回りまわって、そのプレゼン能力が国民に帰ってくることはあるかもしれませんが
現場で構造物を造る時間を省いてまで、やらなければならないことかを思います。
だれも平等?の検査を受けれる体制になったかもしれませんが、土木工事の
首を絞めるチェックシートとなったかもしれませんね。
小手先ばかりスキルが上がり、構造物を造れる技術が衰退化する項目は
オイラは不要だと思います。
先週はCALS/EC MESSE2008に参加で東京に行っていました。
(仕事は他の人にお願いしていました、感謝!感謝!)
最終日の日には建設ブロガーの会in東京2008にも参加させて
もらい有意義な時間を過ごさせていただきました。
この会はこの度で3回目となり、”久しぶりです”と云う方が多く
話をすぐに始められ良い話が出来ました。
この会も前向きな方ばかりで、”夢のある話”が多く飛び出して
体の中から湧き出すパワーを貰ってきました。
そんなわけで今週は仕事が溜まっており雪の中を走り回っていますが
昨日は広島県の技術講習会に行ってまいりました。
中味は今旬?の「公共工事の品質確保」と
「総合評価形式における傾向と対策」でした。
昨日の講習会のオイラの感想は
「地域貢献と技術力上げないと点数をあげないよ」と
言われているようでした。
多くの人はどのように感じたでしょうかね。
1、点数をどのようにすれば取れるか教えてくれたから良い講習だ。
2、これ以上建設業に負担になることをさせるのか?
3、もう、建設業を続ける気力が無くなった。
4、その他
けれど今回の講習会で夢と希望が持てる話は無かったと感じています。
先週のCALS/EC MESSE2008のシンポジュウムでの話しで
「発注者・設計者・施工者の連系を取りに無駄な照査を無くそう!」
と前向きな話が出れば少しは夢がもてるのですがね。
オイラも今年は「ムダを無くす仕事」をいかに出来るかに着目していきます。
もぐらくん
サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。
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