先日国交省で打合せがあり直接設計変更書類などの話も出来ました。
そこで注意事項等の気付きが有りましたので記載しておきます。
CAD図面はA1をベースにして作りますが、中国地方整備局は
変更図面は基本的に A3用紙にプリントしてチェックが入ります。
その際、CADソフトによっては、A1→A3に印刷するときに
線幅が0.13mmで描画しているときにはプリントすると0.065mmと
なるわけです。 そのときには線が見えにくくなるときも有ります。
反対にAuto Cadの印刷の場合はA3で印刷した際に、図面枠線1.4mmで
印刷されてしまいますので、線が太すぎ不細工?になることが
有るでしょう。
CAD製図基準はあくまでA1図面を主体とした線幅設定となっていますので
CADソフトによって、印刷方法を考慮することも大切と思われます。
Auto CADでの印刷方法をちょっと紹介します。
通常A1用紙基本でCAD図面を描きますレイアウトまたはモデルでA3用紙を
選択し尺率倍(1/100なら1/200)にして印刷をすることが多いかと思います。
その際線幅は1.4mmで書いていればA3でも1.4mmで印刷されます。
きっちりとA3でもA4でも太い線で印刷されます。
次にプリンターの印刷設定で縮小をかけて見ましょう。
まずAutoCADのページ設定で用紙サイズをA1やA3にサイズを決めてから
プリンターの設定をします。
縮小はプリンターで設定します。
(今頃のプリンターでは縮小機能がどれも付いていると思います)
この設定で行うと 1.4mm線幅のものは 0.7mmでプリントされます。
これで線が太すぎて文字が消える、または不細工な図面?が解消されるでしょう。