もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

自動作図

横断図自動作成

トータルステーション(TS)を使って現場で横断測量することが多くなりましたよね。
そこで数年前にExcelでTSデータを成果簿に書き、そのままAutoCADに作図出来る様式をこのブログで紹介しましたが、新しいバージョンのAutoCADでは使えないエラーが出ていました。
オイラも2年前にやっとAutoCAD2011にして気づきました。コメントに「作図できません」と入れてくださったのですが、なかなかリリースすることに至っていませんでした。

調べるとAutoCAD2008以降のあたりからそれまでに使えていた言語が使えなくなっていまして、こんなエラーが出ていました。

なので動くようになりましたのでリリースすることにしました。
(前からなのですが、計算方法や追加距離の入力でうまくプロットできないこともありますので失礼します)

※Excelの様式ですが、マクロを使えるようにしておいてください。

観測手簿にセンターからの追加距離・前視・ミラー高を入力します。
そして共通作図要素で、基準高(DL)を決めてください。

image

AutoCAD転送画面を起動を押します。

image

CADへプロットするのに現況線のラインのみか測点ポイントもプロットするか決めます。

image image

そしてAutoCADのコマンド部分をクリックして ”右クリック”→ ”張り付け”を行いますと、

image

 

こんな感じにCADに作図してくれます。

image

今回修正するに当たり大きな変更箇所は、作図する情報を自分で付けられるところですかね。
レイヤ名、線種、線幅、線色が自分で決めて作図することができます。

image

ダウンロードはこちらから無料でどうぞ

「AutoCADPlot202.zip」をダウンロード

(AutoCAD2008〜2011までは点検しています。)

そしていつもと同じですが、とことん使いこんでいませんので、使う人の責任においてご使用ください

横断図を早く描こう!

本日はAuto Cadを使用している人は、少しは朗報かも。(いまさら・・・という方もいると思います)

数年前に作っていたExcelデータなのですが、紹介をさせていただきます。

『横断図の観測手簿からCAD図面を描く』

工事を始められたとき、現況測量横断などを自分で計ってきたもののCADを使うものの、
水平に○○、垂直に○○・・・・と一つずつ横断図を作成されている方は使ってみてください。

では使用方法を少々説明を。

まず”マクロ”を使用していますので、Excelのセキュリティーを”中”以下。
Excel2007では”セキュリティーセンター”の”マクロの設定”を有効に設定しておいてください。

   a観測手簿.jpg

まず、光波・TSなどで測ってきたデータを用紙に入力します。

a設定要素.jpg

図面を作図するにあたり基本の要素をこの画面で決めてください。
(オイラが勝手な言葉にしていますので解読が難しいかも・・・:笑)

ではこのデータをAutoCADにデータ送信を行いましょう。

   aスタートボタン.jpg
左上のこのボタンをクリックします。

    aプロットボタン.jpg
すると、このような画面が表示されますので、お好きな方を選択して”OK”ボタンを押してください。
  例) 横断図ライン+ポイント を選択した場合には、測点番号と変化点に”○”が記載されます。

    a出力ボタン.jpg

次にこのようなメッセージが表示されますので”OK”と押して、AutoCadを起動させ、下側のコマンドラインへ貼り付けを行ってください。

a作図.jpg a作図2.jpg

数秒しますと、このような図面が作図されます。

   aレイヤ.jpg

とりあえず、上記のレイヤーはできるようになっています。

今までExcelデータをこのブログ内に数回アップしていますが、”単純な作り”を心がけています。
ですので、このソフトを使って完璧な図面を求められる方は・・・・・私にお仕事をください。(爆)

使ってみよう!!と、思われる方はこちらからダウンロードをどうぞ。

AutoCADで横断図!  「odanzu153.xls」をダウンロード    

フリーソフトとしますが、転用される場合は右の”もぐらへメール”からお伝えください。

あと、皆さんの感想、エラーの報告をお待ちしていますのでよろしくお願いします!

設計照査といわれても・・・・

工事を受注した際に、設計照査なるものを必ずしなければならなく
なっています。

設計図書に示された施工条件が実際と一致しなかったり、設計図書で
想定していなかった条件が発生したりする場合、契約書第18条(条件変更)に
基づき請負者と発注者の間で契約上の手続き開始するためにも受注者は
設計照査を行っておいた方が賢明と思われます。

しかし最近は少々行き過ぎた設計照査を発注者に言われることもあるようで

「橋脚の設計をもう一度やってきなさい!」

と言われ、業者は泣く泣く1○○万円出して照査をしたという話を聞きました。

もう、これは設計照査の枠を超えていますよね。

おっと、本日書きたい話題以外の愚痴が長くなってしまいました。

では本命の愚痴を書きます。(笑)

最近は設計照査事項=配筋(鉄筋)数量チェックが一般的になったと思われます。

何故鉄筋が? と思われる方もいますが、非常に精度が悪い鉄筋図・加工図が
発注図面として預けられます。

”かぶり”が確保できまい寸法。
鉄筋が固定できない”スターラップ筋”
  など。

手計算すると確実に違う、設計のまま鉄筋を加工した場合、鉄筋を組み立てられない
ような図面が平然と出回っています。
これは鉄筋図などの”CADの自動作図機能”などを使ってあるものと考えられます。
CADを便利に使うのであれば自動作図などはとても良いのですが、間違った数値を
書きこむような自動作図はもってのほかではないでしょうか。

いろんなメーカーが販売していますが、CAD買われたコンサルタント会社もきちんと
組み立てられるかチェックしなければ納品してはいけませんよね。
ちなみに今やっている加工図は”真赤”になっています。(泣)
(鉄筋が100mmぐらい短くて設計通り組み立てられません)

皆さん、鉄筋図は要注意ですぞ!

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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