もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

解像度

新ドローンの能力

オリンピック真っ盛り!  とも言いましょうか、始まってしまうと自宅テレビはオリンピック競技の番組で見てしまいますね。海外の選手団の人も終わった後観光が出来なくて残念でしょうけどもね。

この暑いのに外で競技をするなんて・・・日本が嫌いになってしまいますよ!(笑) でも

「季節の良い春・秋にまた来てくださいね。」ですね。


先週はオイラと同じような会社を始められた方から仕事の依頼と、事務所での打ち合わせをしたりとか、CAD講習会が2日間有り、喋りまくったという感じの週でした。


会社を始められたという方と民間の現場を見に行ったのですが、まだどこをどのようにするかきちんとしていないため、まずは”平面図を作成してほしい”という依頼でした。現場が見晴らしの良い山と谷が続いているようなところで・・・空気はうまい!


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天気も・・・暑く・・・大きな機体でとりあえずUAVを飛ばして全容を取ってみようという事になりました。

GoogleEarthでどこの山・谷まで必要なのか施主さんに聞きエリアを作成してみますと・・・30haだとな。 


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今回は民間仕事なので、対空標識を最低限にしてこの機種で撮影しました。

レンズ35mm 4500万画素 高度150m で。とりあえずなので少々問題ないので最高速で撮影しました。GNSSの基地局を設置して飛行開始です。

撮影時間 20分。 以前持っていた機種では考えられない時間です。


解像度の関係でPhantom4では、ほぼ無理。INSPIR2にレンズ90mmをつけて飛ばせば何とか行くでしょうけど、2日はかかるでしょうね。



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少し大きめに撮影したのですが、結果 40haものエリアを撮影していました。

(道具の違いだな〜とつくづく感じてしまいました)


ジオタグ入りタイル形式で写真を出力していますので、CADに取り込むとこのようにメッシュのように張り付いてくれます。
工事現場など数百メートルのオルソ写真は1枚で作りますが、こんなに大きなエリアになるとタイル形式で出力していないと、くっきりとした写真を使うことができませんので。

(GPEGは30000ピクセル以下でないと使えないので)


山間部ですので高低差が100m近くあるのですが、中間ぐらいから飛行を開始していました。

でどのぐらいの解像度か切り抜いてみました。


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これが一番低い箇所にある家の屋根。


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これが一番上のあたりにある家の屋根です。


とりあえず・・・の撮影でしたが、これで十分なデータが撮れてしまいました。(笑)


機体の戦闘能力は上がったのですが・・・なにぶんにも ”デカい”。という事で搬送能力を上げる計画も立てておりますが・・・きりがないですね。

工事写真の提出の中味は?

昨夜(23時ごろ)一本の質問の電話がありました。

何やら発注者より事前協議と内容が変わった場合は変更事前協議を

するように指示を受けました。とのこと。中味は

 

発注者「今までの電子納品データをチェックしたが、写真について

   協議している画素数・圧縮率とあっていないもが入っています。きちんと守るか、

   変更するなら変更事前協議を行ってください」

   のことです。

 

 基準(案)では圧縮率は監督職員と協議とありますが、あまり協議

した形跡は無いのではと思います。

(中国地方整備局の事前協議所には圧縮率の記載箇所が無いため)

でもこのような指示が来るのは納品データが

 

 1、画素数が悪すぎ、見えない

 2、100万画素程度とあるがはるかに記録容量が大きい(1MB以上)

 

ではないかと思われます。

 

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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