もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

講習会

室内実習

今週は週初めより九州へ行っていました。

メインは講習会。ありがたいことに今年も講師で呼ばれましてこれで4回目。 はっきり申しますと同じ建設協会さんのところで話をするには・・・・同じネタになってしまいそう・・・。
ということでこれまでは半日座学講習でしたが、2時間実習を入れたもので行いました。
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今回の実習は
『自社のトータルステーションとCADを連携して測量をしよう』

ということで、事前に各社のトータルステーションの形番聞いて、使用しているCADを聞いておきました。 それを講習会に持ってきていただき、CADから測量座標を拾ってトータルステーションにデータ送信をして測量をする内容で計画しました。しかし講師一人で40人同時に実習はちときびしそう。
ですので、地元の測量機器屋さんにも手伝ってきただきました。
 

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会議室(講習会場)を現場と見立てて、室内で構造物の位置出しを行いました。(外は暑いので・・・)
しかしオイラは朝から会議室に行き、床にトラバー杭(マーク)を設置するために、部屋の形のなど上記の図面を作っておかなければならないので、ちょいと忙しかったですね。
ししてこのCADデータを渡して、自社のCADで座標付けを行い、水路や集水桝の座標を取得し、トータルステーションへ転送しました。
まずはCAD。AutoCAD、A納図、Ho_CAD、CADWell、フォーラム8、JWWとこのあたりが来れば問題ないと思って準備がしていましたが・・・福井。きれいに忘れていました。(苦笑)。でも、福井を使う人が集まっていただき、使える人がグループリーダーとして操作をしてもらいました。

今回の目的は

「自社の機器、装備でトータルステーションをフル活用できますよ」

ということを体験してもらうものでした。

失敗なのがAPA通信をするのに、各社ケーブルがそろえれなかったこと。それと転送用ソフトを自社のPCに入れてあげるようにしていたのですが・・・HDDの容量が足らないなど、残念なところもありました。


最後は土木の3次元化が進んでいることを講義で終了。
”重たい荷物を持ってきていただきありがとうございました講習会”でした。(笑)

情報化施工講習会

先週の週末に、オイラの家近くで情報化施工の講習会があるということで参加させていただきました。
地元の建設会社さんの好意で、特別にオイラを入れていただきました。

今回は日立建機さんとニコントリンブルさんの機器を使用してのものでした。
この周辺の土木会社さんが2日間に分けてこの講習に参加されたようです。

5班に分かれて、それぞれのブースで情報化施工の機器の説明・操作を行っていきました。
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2Dマシンガイダンス

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3Dマシンガイダンス

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自動追尾トータルステーションによる転圧管理システム

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GPSによるマシンコントロールブルドーザー


GPS機の精度は現場に基地局を置き、RTKと同じぐらいの3cmぐらいの精度だそうです。そしてスピードは2速程度で捕捉が可能。
新しいブルドーザーに数十年乗ることがんなかったのですけど操作レバーが進化していますね。

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トータルステーションによるTS出来形管理・自動追尾トータルステーションの講義も。

コンパネで掘削断面の模型が作ってあり、それを使っての説明。このあたりはみんな興味津津。
あとから知り合い数人に聞いてみると、

「ますは自分の仕事を楽にできる機械が一番興味ありますよ。マシンコントロールなどは下請け会社さんが楽になるだけですからね・・・それと元データを作るのに自分が苦しめられるだけになるのですから」と。(納得)

情報化施工とCIMしっかりと連携が取れて、公共工事は進んでいかないと本当のコストダウンにはちと遠いかと。 やはりなんでもかんでも高度化が進むだけでは現場は楽になりません。本当に現場が求められる3D化とは何かを考えて行かないといけませんね。

講習会をしてきました

先週末は社内講習会ということでTS出来形を作成する際の注意事項や図面照査を早く行う方法を講習してきました。
今回は建設システムさんとの2幕という形で行いましたが、社員の方々は一生懸命に勉強されており、話すオイラも気持ちが良かったですね。

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測量を行う際のトータルステーションの取り扱いについて、「あれっ?」て思われた事項が何回か。
今回の講習もですが、あえて「知っておられるであろう」と思われることも話をする。
オイラもそうだったのですが、ある程度年齢を重ねていると、”土木の常識”と思われることも人に聞けなくなってしまうことがあるものでした。

しかし肝心のオイラの声がかすれたようになり、聞き取りにくかったのではと反省しています。

マニアックなCAD操作を行いましたが、講習が終わった後に「もう一度先ほどの操作を教えてください」と前の方に来てくださったり、「図面をこのような使い方があるとは・・・」という言葉もいただき、仕事に役立つ話が出来たのかなと安心しました。

オイラにもっともっとプログラミングの技術があれば便利なソフトが作れるのに・・・と、悔む次第です。

異国の地 その2

2日間の講習会が終了し、北海道を楽しむ気分となりました。
先日の記事で 「この写真だけじゃ、遊びに来ているといわれても仕方がないですよ・・」言われてしまいましたので証拠写真。
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このたび受講してくださった方はとても気さくで、本当に良かったです。
自由にやりすぎまして、ちょっとマニアっぽい話が多くなってしまいました。(笑)

何があるかわからないので1日予備日として2か月前に航空券をとっていまして、北海道に来る少し前に
1日余りそうなので、札幌に帰りがてら、以前ネット中継でで講習会をしたことのある留萌へレンタカーで回ることにしました。
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さて、以前も借りたトヨタレンタカー。HPを見て注文していると・・・・・・おや、こんな車も借りれるのか・・。
と、いうわけでこんな車を借りちゃいました。
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TOYOTA86
今年発売になったばかりなのですが、レンタカーであるとは。ちょっと試乗感覚走ってみました。
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北海道って、本州に比べて非常に道の駅が多いのですよね。その地の産物などはそこで売られている。
そう、その地の観光資源を見るには道の駅ってとても便利ですよね。

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NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」のロケ地になっていた恵比島駅。なんとも”北海道の駅”って感じでとてもよかったですね。
このほかこのあたりの駅も回ってみましたが、オイラが住んでいる地の駅って10倍近く立派じゃないですか。(笑)
オイラの地の駅は”僻地な駅”と自負できなくなってしまいました。

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このあたりはまだ山裾や町の広場にはこのように雪の山。除雪した雪が残っていますね。
それと今は桜の散り始め。雪山に桜の花びらが散るところが見れました。

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次に寄っのは留萌駅。 中に入ってみるとにやら大きな木でできたオブジェ。
近くで触ってみてもこれが何なのか??????
ちょっと離れてみても何かわからない。説明書きを見ますと・・・・「 数の子 」 のオブジェでした。
なるほど、数の子で有名な留萌ってことですね。

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そして今回行程のもう一つの目的。
JR留萌本線終着駅。 この地も映画などのロケ地になっていますが、駅名がちょっと気になりまして・・・・。(お祈り)

オロロンラインという道路を通って、水平線の見える海を横にドライブを楽しむ予定でしたが、あいにくにもとてもひどい濃霧。
仕方がなく、車の運転を楽しんできました。
TOYOTA86の感想をひとつ。
今回はATでしたので、いまひとつ。エンジンの力はそこそこあり、車が重たい感じはなかったですね。
走行230km。リッター14.5km/L。 遊んで走っていた割にいい数字でした。

さて、北海道は広くてまだまだ行っていない地が多いです。
次は違う地にチャレンジです。

現場施工の測量計算

先週もあれこれ仕事をしていると「あれ?先週何したんだったっけ・・・」などと考えているともう12月の中旬になってしまいました。
オイラ、12月中にやらなければならないことがたくさんあるのに・・・・日にちだけが過ぎて行ってしまいました。
先週は飛び込みで建設業の古い知り合い(20年前に一緒に仕事をした人)から電話が有り、岡山に行きましたが頑張っておられました。
何十年も連絡を取っていなかったのですが、今年亡くなられた建設会社の社長さんの葬式で出会い連絡先を交換していました。
仕事の話は「公共工事の図面を見て構造物が作れるように測量計算をしてほしい」
ということでしたので、自分が現場に入る際に行っている計算をして渡しました。
sokurokei

個人的にはいろんな測量計算方法があると思いますが、オイラは横断図にセンターからの距離や高さ、座標値を描くようにしています。
カット、床掘の丁張が掛けやすいように法尻、床掘面の高さと位置を表示しているのが特徴です。
実際は現場を見ながらじっくりと照査を兼ねてする方が良いのですが、とりあえず叩き台の計算をしました。
もちろん平面図と横断図のチェックなどはしましたが、最近の図面の精度は良くなりまして、以前みたいに横断図を平面図が違うことは少なくなりました。(でも必ずチェックは必要ですよ)
で、訪問した際に社長さんと話をする中で、
「いつも横断図などを見ながら座標計算や高さ計算をしているが、うちの社員はわけわからずやっている節がある」と。
(もちろん出来る社員さんがいますので大丈夫だったのですが)
せっかくなので、計算できる社員を増やしたいから昼から勉強会をしてくれないか、と言われて急きょ現場の職員3人が帰ってきました。
座標計算の前に図面の見方からだな・・・と思って縦断図を広げて「この数値の意味は?」と聞くと答えられない。
「いつかは勉強しようと思っていたのですが・・・」と。

実践計算をしながら納得のいくまで図面の見方をやっていますとやはり数時間では全部は無理。座標計算は後日となりました。
でも座標計算も半日では無理でしょう。私が教える場合、一次関数のあたりから入りますので。(笑)

社長から「もぐらさん、今さら聞けない図面の見方・実践測量計算の講習会をやってみれば〜」と言われて、そういえばなかなか聞かない講習会だなーと思いました。機会があれば講習メニューに入れるのも良いかなと感じました。

SXF技術者更新セミナー

先日は資格更新講習会を受けてきました。
とは言っても今回は特殊な講習会に出向くのではなく、CDが送ってこられてインターネットを接続して行う講習会です。
これまでは大阪などに出向き、講習を受けたり、広島市内のある企業へ出向き、そこのPCを使った講習会などでした。
このたびは更新手続きをするとCDが届けられてきました。
SXF
(SXF:CADのデータ交換標準フォーマット)

PCにインストールを行って自分の資格番号・生年月日を入力して講習がスタートしました。
インターネットに接続して行われるものなのですが、3時限設定されており、1時限をスタートしたらストップはナシ。
途中には試験問題も出題されて終了時に配点されてます。

確かに大きな更新講習会に行けども質問出来るでもなし、一方的にスライドを見せてもらって終了ですからね。
こんな資格更新はこれからは広がってくることでしょう。
オイラの地域の場合大阪か福岡に行くことが多いのですが、交通費だけでも1万円を超えてしまいます。
これもインターネットの恩恵ですね。

福岡県八女市

今週は九州に出張していまして、ブログを書いていませんでした。
で今回訪問したところは、福岡市の八女市。”八女”と言えば”お茶”というイメージが大きいですね。
4年前にこの地へ道路工事完成平面図を作る仕事があったのですが、その際は観光をしておらず、今回はちょっと周辺を回ってみました。
朧大橋.jpg   高地.jpg

最初に行った所は"朧(おぼろ)大橋”。とても高地な場所に設置されていまして、車で山に上がれどもなかなかたどり着けなかったです。
棚田や新緑がとてもきれいなところでしたね。

景色をみながら川があるところまで降りると、珍しい石の橋が有りました。
洗玉橋(一連橋).jpg  寄口橋(二連橋).jpg
      洗玉橋(一連橋)                       寄口橋(二連橋)
宮ケ原橋(四連橋).jpg
      宮ケ原橋(四連橋)
実はもう一つ三連橋もあったのですが、通り過ぎてしまいました。(笑)
ホタルと石橋が有名でな町で、のんびりと散策して歩ければよかったのですがね。

やっぱりここまできると、お茶畑がみたいですね、 と云うことで、ipadで衛星写真を見ながら広大なお茶畑が有りそうなところを探して小道を入っていくとありました。
    茶畑.jpg

きれいな光景ですでしたね、実はオイラは初めてお茶畑を生で見ました。
すると周辺で茶摘をされているところを発見。ちゃんと茶を摘む機械があるのですね。
お茶つみ.jpg 
何でお茶の木がきれいに丸~るくなっているのかと思ったら、こんな機械があったのですね。また手に持つ機械もありましたが、二人で機械を操作されていました。

観光のことばかりの記事となってしまいましたが、八女の皆さんありがとうございました。

先週の思いつき

先週末はCADの講習会に出かけていました。
今回の講習会実技。各自自分のPCを持ち込んでいただき
「実際に設計変更図面を書くための操作、CAD製図基準に準拠した図面をSXF変換する際のエラー事例、修正方法」を行ってきました。どうだったか? と聞かれたら・・・・講習時間が足らなかった・・・の一言。 2時間の枠ではとても無理でしたね。(笑)

講習会には1日とってあったのですが、オイラの後もう一人の方のお話が入っていましたので、私は早々と撤収させていただきま、次の講演も聴かせてもらえました。

講師の方は 平口 洋 先生

現状の建設業の話、普天間、医療など今の政治でどんな問題があるかを表面ではわからないところも2時間お話ししてくださいました。

核心は 「税金無しでは、国の政策は何もできない」 との説明です。
あたり前のように聞こえますが、税金が入らないと介護、医療費への補助金を出したくても出せなくなる。
実際日本は毎年国民から借金をしているのです。返す当てもなく。
ほんと、日本で一番赤字会社は、日本政府ですね。

マスコミでは無駄な税金はすべて建設業にあると言われていますが、まだまだ補助金を減らしてもよい機関もあるとオイラは思いますね。


総合評価方式対応 技術提案書作成セミナー

久々にゆっくりとネット環境の前にいます。(笑)
この3日間は島根・鳥取のお方に大変にお世話になりました。

初日前夜から始まった歓迎?会にはさまざまな罠?が張り巡らされて
おり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
(次の日は地獄だったりして・・・)(笑)
その時面白いお酒を見つけました。

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”もぐら焼酎”  鹿児島市 さつま無双株式会

こんな焼酎があるとはびっくり、お味は・・・・・オイラが飲む前に他の
方々に空にされてしまいました。(笑)

いよいよ本番の2日間があり、オイラは前座?となるべきだったのですが
PPTの構成が悪かった様で聞いてくださった方には申し訳なかった感じでした。
    20081001661-.jpg

しかし午後の有限責任中間法人 建設情報化協議会の吉田先生がお話された
総合評価方式対応の施工計画(技術提案)作成セミナーはすごかったです。

実は今回で吉田先生のお話を聞くのは3回目なのですが、1回、2回聞いた
だけでは、判らないですね。 このたび痛感しました。

 20081001674-.jpg  

お話している全体で、技術提案書を書くためのヒントをズバズバと話をされて
おり、資料はあるものの話をされている言葉を記述しておくと、作成に大変役立つ
ことがわかりました。
つまり奥が深い話なので、1度目で全体像をつかみ2回目以降で掘り下げた
内容が習得できる感じです。

この講義を聞いたら、ちょっと技術提案書を書いてみたくなりましたね〜。(笑)

Web講習会

昨日の昼からはセミナーの講師?(らしき)ことをやっていました。
場所北海道留萌市(るもいし)でした。

こんな話を聞くと 「もぐらさん北海道に行ってきたのです?」

と、聞かれますが教壇はこちら。

     DSCF3698.JPG

なんだ?固定してあるPCではないか。
と思われるかもしれません。でもそれは正解です。

実は私は広島の事務所に居ながら北海道のセミナーを行いました。
このセミナーに声をかけてくださったのは「建設110番」さん

年度末と云うこともあり、私は広島で通常業務をしながら、インターネット
のテレビ電話(SKYP)と画面共有ソフト(CrossLoop)を使用して、北海道の
会場とをつないでパワーポイント・CADを操作しながら行いました。

予定は1.5時間でしたが、ずるずると行き2時間自分のPCの前でひたすら
しゃべっていました。
オイラのほうも北海道会場をWebカメラで写していただいていたので、会場の
方のお顔も見ることが出来ていました(暗くてはっきりとは見えませんが)

セミナーを終えた感想ですが、直接会場の人と会話が出来ないことや、顔が
しっかりと見えないのでボケとツッコミのタイミング(??)が合わなかったこと
が残念なところでしょう。(笑)

オイラがWebカメラで映っても「背景が真っ白ではおもしろくない!」とクレームが
着き、こんなポスターを貼っていました(悪乗り過ぎましたかね?)

     DSCF3699.JPG

しかし会場に居てくださった北海太郎さん には大変お世話になりました。

しかし、「場所を限定しない講師の選択」また「時間と交通費が少ない」
セミナー方法があることが分かりました。

これを使ってお仕事ができそうですね。

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自己紹介

もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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