もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

退職

四住期

今年度末が終わり、建設業の人にも今の会社を離れようと考えている

人が何人もいることと思われます。

特に忙しく戦争のような年度末の工事をした人にとって、

「果たしてこんな苦労する仕事を続けていていいのか?」

と、ふっと考えるときになっていると思われます。

 

確かに今の建設業は非常に厳しい状況のなかの仕事の一つだと思われます。

 

仕事が辛い! 仕事について行けない!

 

こんな話は建設業以外の仕事でも同じように言われていることでしょう。

 

なぜ、今自分はこの仕事を続けているのか?

なぜ、辛い仕事をこれからも続けていかなければ成らないのか?

 

仏教の世界に四住期という言葉があるそうです。

人生には四つの時期があるという考え方あるそうです。

 

20歳までを勉学に励む学生期(がくしょうき)

40歳までを家庭を持って家庭生活を円満に営む家住期(かじゅうき)

60歳までを第三は妻と共に,或いは一人で世俗を離れて森林に住み,
自己を見つめて暮らす林住期(りんじゅうき)

それ以降はこの世への執着を捨てて各地を遍歴して修行生活を営む

遊行期(ゆうぎょうき)

と言われているそうです。

 

人生を終わりまで考えたとき、今自分に置かれている辛い立場は何の為に

あるのか分かるのではないでしょうか。

なぜか書いてしまいました

先日訪問させていただいた"道路工事中につきご協力を・・・” ですが、
先日コメントに書いてた方に、何か役立つかなと思い本日は書きました。

オイラも2年前にゼネコンを辞めて今の仕事を行っています。
まずは辞めた内容から書きましょう。話は2年前です。
入社14年の会社において、ここ数年(7年間)ずっと単身赴任で工事現場を
回っていました。家族はnikumaruさんと同じくかみさんと息子3人です。
上の子が小学校4年になり、かみさんだけでは教育や子育てに手がおえなくなっていました。
何度か自宅近辺の現場(車で5分のところに何年もありました)が配置は
聞き入れてもらえず、1年前にも辞表を出しかけたことがありましたが、
公募型の現場であったため、どうしてもオイラがその工事に付かなければ
ならず、その場は辞表を納めました。

そして1年しっかりと考え、

“オイラの人生の中で一番重要なことは何か?”

と、簡単な質問であるがオイラの答えはひとつ。 

“70歳のときに笑って暮らしていたい”

なんともあいまいな答えであるが、中味は息子3人が成人になり人を傷つけず、
親の手からきちんと離れてはじめて親の仕事が終わるのではないかと
思ったからである。
そのためには今から何をしていなければならないか! 自画自賛であるが、
土木でも結構工程表を組むのがうまかった思う。頭の中で34年の工程表と
施工計画を作り、今から2年前に着工しました。完成は32年後です。今の仕事は今までの公共工事で培った体験を生かし、建設会社のサポート(電子納品・
CAD・測量等)をしています。

“せっかく辞めたのだからダメ元でまずは好きなことをしてみよう!“

と、考えてましたが、早2年がたちました。 会社にいたとき困ったときは会社の
同僚から援護してもらい、一人になったときには周りの人から援護してもらって
います。
ここまで土木技術を教えていただいた前会社に“感謝” 今、仕事をくれている方
“感謝” 今、感謝しなければならない人は誰か? と、考えて見ることも
大切なのではないでしょうか。
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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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