デジタルカメラを買うときのちょっとした知恵を少々。
皆さんはデジタルカメラを買う際に何を重点に置いて決められますか?
カメラメーカーさんも以前は”撮影画素数”を重点にしていたため、お店の表示は「1000万画素」などと表示されていました。
でも方やコンパクトデジカメで1000万画素で撮影した写真が、一眼レフタイプの500万画素で撮影した写真より見栄えが悪い・・・なんてことがあると思います。
では何が違うのか?
撮影素子(CCD、CMOS)の違いも大きく影響しているのです。
昔でたとえると1枚を撮影するフィルムのサイズですね。
ではどれだけ違いがあるか 詳しくはここのHP を見てください。(撮影素子の大きさ比較)
一眼レフタイプ(NIKON一眼レフ)の撮影素子面積は 23.7mm × 15.6mm = 369.72
コンパクトタイプ(1/2.33型)の撮影素子面積は 6.2mm × 4.6mm = 28.52
その差 13倍 。
携帯電話の撮影素子はまだまだ小さいですね。
ではこのCCDが大きいと何がメリットがあるのか?
ま、考えて見ると小さな物を拡大した際には、ボケてくるのは当たり前なのですが、カメラになると光量があって初めて映し出されるものですからね。
つまり光の受ける面積が違ってくるのですよね。だから携帯電話についているデジカメも天気の非常に良いときにはそれなりにきれいに撮影できますが、夜間だと非常に粒子が粗くなったり、光を取り入れるためにシャッター速度が遅くなって手ぶれが起こってしまいます。
これは部屋の中で二台のコンパクトデジカメを約500万画素程度にして撮影した写真です。
NIKON COOLPIX S600 撮影素子数: 1/2.33
FUJI FinePix F200EXR 撮影素子数: 1/1.6
(ちょっと拡大が違いました^^;)
このほかにもCCDから電子化(JPEG)する際に、シャープな写真にするかソフトな写真にするか、または色の発色度は、それぞれのカメラによって違いますので”見栄え”と高画質とはちょっと違うところがあります。
でも、 「撮影素子が大きいカメラは夜間でもきれいに撮れる」
夜間工事など今格安となった一眼レフタイプのデジカメを使うのも、創意工夫かもしれませんね。