もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

部下

とりあえずやってみよう

オイラの好きな言葉

 “思い立ったが吉日“

“とりあえずやってみよう”

なんとも土木的??な発想であるかな。仕事でも無難に出来る仕事ばかりしていたら進歩は、無し。新しいことに挑戦して知識・技量・経験・度胸が付くものである。 以前あったお医者さんの無謀なる挑戦。経験が少ないのに、若き医師は難しい手術を行い失敗した。医者の失敗は、すぐに命にかかわる恐ろしいものである。 しかし誰もが初心者のときがあり、 “やってみよう” という意気込みは大切にしなければならないと思う。 それを感じ取って、上司は長年の経験を生かしこの仕事を任せる範囲を決めていかなければならない。オイラの元上司も結構任せてくれた方でしょう。しかし数知れず失敗もしました。

その中のひとつ、深さ10mの建物地下の掘削。5m以下は岩盤で土量も結構あるため発破を使うことにした。しかしこの地帯は泥岩。穿孔を2mしかしていないのに、4回発破して土砂を取り除けば岩盤から4mを超えてもバックホーで簡単に掘れて、計画地盤より70cmも深いところが発生。均しコンクリートを打つと130m3も設計数量より食い込んでしまった。値段にすると 130×12,000=1,560,000円上司はその場は怒ったものの、次の日はいつもと変わらぬ態度で接してくれました

この失敗で得たものは ・泥岩は固形状では硬いが、一度亀裂が入り水分を含むと泥化してしまう。  という理論。 ・サービス工事を無くす変更数量計算の作り方。(確実に変更金額を上げる)・オイラがブログに書ける失敗談のネタ。しかしこのときの上司の器は大きかった。部下についていても、大手を振ってチャレンジをさせてくれました。(お医者でなくて良かった) とりあえずやってみよう!で失敗したことも多いがやってみなければわからないことが多いのも確かです。

部下を育てるには・・・

道路工事中につきご協力を・・・・・

nikumaruさんの意見は同感します。ま、上司の悪口は熱くなるモノですけど
どこの会社にも名物上司?がいるのではないでしょうか。
オイラの元会社にもいましたよ〜。・現場では部下を理不尽に怒って、
会社に行ったら、 上司にゴマばっかりする上司。
 ・現場に部長がやってくるとき釘袋を腰につけて、いかにも現場で仕事を
  していますと見せる上司。 (しかし作業服はきれいなまま)
 ・現場で部下が考えた工法をバカにしているのに、会社でそのことを
  ほめられたら、「わたしの考案です」 と手柄を取ってしまう上司。
その場がやばくなったら、逃げる上司 厳しい(バカな)上司の下について、
次の現場に行ったら、飛躍的に技術が伸びている場合もあるのではないでしょうか?

以前にもブログに書いたけど、

“このやろう、今にみとれよ”

と思いながら仕事をした場合は、自分でも知らぬ間に、勉強をしたり仕事への
持久力(残業続きであるため)が付いているものです。
(しかしその時はいやなものである)
あと、昔は好き勝手なことをやっていた上司が内部の上司になったとき

“てめぇは今までいくらでもやってたことじゃないか!“
と、

怒鳴りたくなることを締め付けてくるやつ。 でも、そのおかげで、

“こんな上司にならないためには、オイラの腕を磨くしかない!”
と、
勉強したものです。

公共工事における現場管理 3

●若い子が勉強不足なのか?

工事現場の年配の所長さんに聞くとよく、 “今頃の若い子は勉強不足で、現場のことがよくわかっとらん。“

とか “目先のことばかりで、先のことが見えてない” と聞きます。

 今の若い人はこんなんだから現場の職員がたくさんいるようになったのか?

上に書いたことの若い人もいると思うが、しかし今頃の若い子はまじめだとおいらは思う。

 しかし、上司から見れば“出来ない”と思われている。では反対の考え方で、今の上司は

昔の上司のように、一緒に酒を飲んで、仕事について語り合い、そして若い子がやる気を

出すようにしているか?若い子に“やさしく教えている”といっている上司はダメな上司である。

自分で一番がんばろうと思う気持ちが出来るのは、このやろう、今に見とれよ

という反発力のときが一番勉強をし、仕事が身に付くのではないかと思う。

しかし“このやろう、今に見とれよ”と思うようにするには、部下を上手に指導・コントロールして

おかないと出来ないでしょう。

昔は“部下を育てる名将“と言うのがどこの会社にもいたのではないかと思う。

 長くなったが、“若い子が勉強不足なのか?”の答えは子どものときの育て方と会社での

育て方が悪いとオイラは思う。

決して若い子だけのせいではない。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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