もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

長尺印刷

Epson 長尺印刷設定

オイラがA1プリンターをEpsonに交換して早1年半。その間以前HP(ヒューレット)機でできていたことができずに悩んでいました。
というのは、以前は2m越しの写真印刷が出来ていたのですが、Epson PX7500(中古)を購入して、きれいな印刷や幟旗の印刷はできるのですが、途中で印刷が止まったりして困っていました。


オイラは写真・デザイン印刷にはAdobe製品使っていますが、いろいろとネットで調べていますとAdobeのPostScriptなどにぶつかりもしかしてこのRIP出来るソフトがないとだめなのかな〜とあきらめていました。

以前のHP機では印刷ドライバー内で長尺印刷設定することが出来ていました。(HPの記事はこちらから)
で、今回長尺印刷が出来た方法を少しメモしておきます。

-20140227_001
(Epson PX-7500)
この印刷機はもうサポート対象外となっていますが、なかなかの性能。写真印刷でもとてもきれいな発色してくれます。

設定方法
印刷基本設定をクリックしタブの”ユーティリティー”を選択し”ドライバの動作設定”を選びます。

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(1)
常にRAWデータをスプールする

チェックを付けるとRAW形式でデータをスプールします。

通常のEMF形式でスプールされたデータが正しく印刷されないときに選択します。メモリ不足、ディスク容量不足による問題や、印刷スピードの遅さなどが解消されることがあります。

(2)
解像度制限

用紙の途中までしか印刷しないなど解像度を制限して出力

(A1写真を作ってみましたが見た目全く変わりませんでした)

まずは(1)のみで設定してダメなら(2)をチェック。

PX-7500の場合、プリンターメモリーが64MBしかなく、「常にRAWデータをスプールする」ことによりパソコンからプリンターにデータを送信するのにあたり、少量ずつ送信(シュプール)することによりプリンター側のメモリーオーバーを防ぐことができました。
最近のプリンターにはメモリーが256MB乗っていますので少しは大丈夫ですけど、やはり大容量のデータは設定が必要となるでしょうね。

それとパソコンメモリーが不足していると、上記のように行かない場合もありますが、近年のパソコン事情によると問題ないと思われます。

これでダメなら次の手を

(3) もしLANでパソコンとプリンターを接続されているのでしたら、USBケーブルに変更


これでダメなら

(4) PX7500を「通常使うプリンター」に設定する。

これでもダメなら・・・・・データ容量を落とすかプリンターを変えるか?(笑)

CADデータでもTIFFデータが貼り付けてあるCAD図面は、このことと同じ設定にしないと出力できないことがあります。

ちなみにこれはまだ2回しか成功していないので、ご意見等がありましたらコメントへの書き込みをお願いします。

大判プリンターの長尺印刷

日々の業務を行っていると、日が経ったことに感覚が鈍くなってしまいました。
なんと今週が終わると学校は夏休みに入ってしまうのですね。すると来月は・・・・お盆じゃありませんか。ちょっと前が正月だったのに・・・。これって年寄りの言っていることばですかな・・・。

でも行事・仕事はやってきまして、この3連休は、幟(旗)の作成に始まって幟の作成で終わってしまいました。ま、中では子供の剣道の1日稽古がありまして、打ち上げのBBQを楽しんで次の日はつぶれていましたけど。(笑)

2013-07-13 07.57.25       2013-07-15 14.33.20

A1プリンターを換えて、こんな布にも印刷ができるようになりましたら、「ちょっとこれを印刷して・・」と自分でデータを作ったものを気さくに形にできるのが良いのか、オリジナルを頼まれることが増えました。
実のところ「儲け仕事」にはならないのが現実ですが、趣味の範疇でやっています。
今回は左側写真のグラデーションの容量が多くて苦労しました。

記事とは別にオイラのメモとしてちょいと書きます。
デザインを作るのにIllustratorを使っていますが、何度もプリント中にプリンターが止まってしまいました。
原因をNET調べてみますと 「非 PostScript プリンタから印刷を行っており・・・・」などと書いてあり、お高いソフトが必要のようです。
次なる方法を考えてみました。

CADでもTIFF画像などが付いている図面は、印刷出力の容量が爆発的に増えてしまいます。なのでサイズを小さくしては・・・と試してみました。

幟の大きさは600×1800mmですので、Illustratorでは現寸で描いていました。それを1/3に変更して200×600mmに変更して出力してみますと・・・
約600MBだった出力容量が60MBに。

印刷容量 (もとのサイズ)
長尺設定 長尺設定2

つまり印刷設定で拡大印刷をしてやることで、長尺データの出力容量を小さくできることが分かりました。
IllustratorCADは、同じような作りなので、もしかするとCADで垂れ幕を作っている人にも当てはまるかも知れませんね。
あと忘れてはいけない設定がもうひとつ。
ビットマップ
詳細設定で”ビットマッププリント”にチェックを。(イメージデータにして出力)
(プリンタードライバーに負担が少ないように。)
ちなみに我が家では出力時には600MB以上になりますと、印刷が途中で止まっていました。

これでもという場合は、パソコン内のメモリーの使い方を変更。

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これはオイラのWindows7のPCの初期設定ですが、現在の割り当ては推奨よりだいぶん低かったようですね。

長尺印刷中の途中で止まった際には、涙ものですからね。

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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