昨日からCALS/EC MESSE2009にやってきています。
「この忙しい時に・・・・・」 といわれるかもしれませんが、地方にいるオイラは新しい情報を充電することなないと本当に田舎にくすぶってしまいそうなで・・・(笑)

そんな初日の午後はCALS/ECシンポジュウムがありました。
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毎年お偉いさんのお話を聞きますが、今年の新たな土木業界の動きが発表されます。
さて、今年はどんなお話がありましたかオイラなりのまとめで書いてみましょう。
今年の注目は3年前に始まった「国土交通省CALS/ECアクションプログラム2005:通称AP2005」が発表されましてそれに向かってけんせつCALS/ECが進んできました。
そして本年度はAP2008(素案)が最近発表されまして、それをどのように進めるかが今から決められます。

そんな素案内容ですがAP2005では18項目にうたって(私が見ても欲張りスギぐらいかいてありました)ありましたが、今回は簡潔ぎみに6項目に集約されています。

 AP2008(素案)目標
  目標1−入札契約書類の完全電子化による手続きの効率化
  目標2−発注者・受注者間のコミュニケーションの円滑化
  目標3−調査・計画・設計・施工・管理を通じて利用可能な電子データの利活用
  目標4−工事の一層の品質向上を図る情報化施工の普及推進
  目標5−完全電子納品化に対応した品質検査技術の開発
  目標6−CAL S/ECの普及

これが目標です。   オイラが注目したことは 目標−6   なんで今さら 「CAL S/ECの普及」?

この目標にもあるようにCALS/ECは思うように広がっていなかったことになります。
目標であった各地方の自治体への普及を促進することの意味なのですが、きちんと全体に広がっていないようです。
シンポジュウムでの話のなかにもありましたが、発注者の知識不足、それによって受注者へのCALS/ECの認識不足もあるとされていました。

勉強会はなんどもやっていますよ〜  、言われても実際運用は程遠い感じがしています。

それと、今回のAP2008 では”生産性を上げるためのCALS/ECにしていく”ことも話をされました。

さてさて、もっと具体案まで話が出るものかと思いましたが、中身は今からだと言われ、まずは期待をして待つことにしましょう。

本日もセミナーなどをしっかりと聞いて勉強をしてきます。