もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

360度プリズム

廃校グランド整備をやりました

師走です。今週は北部で雪の予報ですが、今週は週末の夜勤などもあり、長い1週間になる予想です。


さて、今回の週末は以前”グランド整備計画”を行いましたが、グランドの使用行事が終わりましたので、地域の人みんなで、グランド整備をしました。


手順としまして

1,グランドに杭を打ち、トータルステーションで高さを出す

2,真砂土をダンプで運搬する

3,真砂土が均等になるように重機・人力で敷き均す

4,レール+ブラシの敷き均しアイテムを軽トラックで敷き均す


という感じです。


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3次元のTINデータを作っていますので、”任意点観測”モードで、適当な箇所に杭を打っていても、そこの計画高さが計測出来ます。


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ふつうは丁張板を打ち付けるのですが、手間なのでピンクテープで高さ表示しました。


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真砂土は購入なので、砕石場のダンプに運んでもらいました。でもオイラの要望で、

「走りながら真砂土を均等に下してください」

ということで、一番運転の腕の良い人に運んでもらいました。


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このようにダンプ7台分を上手に卸してもらいましたので、人力でも楽に敷き均せるようになりました。


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地元で重機を持っている人からミニバックホウである程度真砂土を広げました。


そこでこのミニバックホウにあるシステムを使うようにしてみました。

  ”マシーンガイダンス”


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前日に鉄骨クランプに5/8インチネジを溶接で取り付けて作ってみました。


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グランド端に自動追尾トータルステーションを設置し、360度プリズムをロック。


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その日限りなので、ガムテープでバックホウにモニターを固定。


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連続計測モードで、随時排土板の高さが設計高が出るようになりました。


(また、アホみたいなことをやってしまいました)


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そして人海戦術で敷き均していきました。


最後に軽トラックでレール+ブラシを引いて平坦性を出しました。


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そして完成です。


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小学校が廃校になって7年。行政から地域への予算付けはほぼ無い状態になり、自分たちの地域は住民で守っていかなければならない時代になりました。

精密測量

ちょっと梅雨らしい雨が続くような天気予報になりましたね。ネットにも注意喚起の記事がありましたが、

「もう少ししたら2年前の西日本豪雨災害があった時となりますので、自ら準備をしておきましょう。」 

という記事が。確かに。平穏な時が続くと過去の災いのことを忘れてしまうようになりますので、今一度気を引き締めておく必要がありますね。



という前置きですが、実は以前測量で失敗したことを今回同じことをするにあたり、オイラも事前準備をしてきまして、昨夜クリアすることが出来ました。


というのも延長400mの箇所に140数点ポイントをトータルステーションで観測するのですが、すべてのところを2mm以内に抑えないといけないという測量。

前回は手持ちのプリズムで行ったところ5mm程度ずれたところがあり、やり直し測量を基準点観測をする1素子プリズムで時間をかけて測量をして何とか完了さすことが出来ました。

その代わりとても時間がかかり”失敗”という結果でした。


そこで考えたことは

1)プリズムは固定して測距する

2)一人で正確にポイント位置にマークができること 

   (プリズムポールではマーク箇所がずれることがある。)

3)作業性


を考えて、今回はこんな機材を作ってみました。


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360度プリズムにレーザー墨出し器を取り付けてみました。


取り付けるにあたり、3Dプリンターで両ネジを作ってみました。でもレーザー光がと通るように穴をあけて。


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そしてプリズムの底版も3Dプリンターで作成。


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カメラ三脚に木盤を取り付け、中央をガラス板をはりました。

三脚テーブルの作り方 (以前の記事)

これにより水平を出しやすくなりました。


そしてレーザー墨出し器が真下にレーザーポイントを出すという機能を使ったわけです。


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地盤にはこのように赤いポイントが見えるので、一人で間違いなくマークをつけれるようになりました。位置の微調整も楽ですしね。


自動追尾TSなのでポイント出しは一人で行いました。後で巻き尺で距離間チェックをしていきましたが、ほとんど2mm以内でできていましたね。


この機材の応用として、推進工事などで地下にポイントを下すのに使用したり、レーザー墨出し器を自動追尾型(持っています)に交換して建築の位置出しと直角墨出しを同時にできるようになります。


余談ですが、360度プリズムってどこを向けても中心を視準してくれると思われている人がいますが、数mmずれるので、この小さなプリズムがたくさんついているものでしたら、きちんとプリズムをTSに向けていないとズレますので注意が必要です。


またバカみたいなものを作ってしまいました。(苦笑)

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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